ゆるキャラ

それは何気ない普段と変わらない暮らしだった。

いつものように配達を終えて工場に戻った時だった。



いつもなら作業台でタバコを吹かしながら競馬新聞を熟読して興奮してる筈なのに

珍しく何か専門的なカタログを読んでいた。



「あれ？何読んでるんですか？」


ジャム「あぁ、これか。ゆるキャラの一覧だよ」


アンパン「え・・・？」


ジャム「うちもそろそろゆるキャラを出して販売促進を考える頃かなと思って」


アンパン「あの、それって僕じゃダメですか？」


ジャム「何言ってんだ。飛ぶしか能のない奴がゆるキャラなんてムリに決まってんだろ」


ジャム「冗談言ってないで、さっさと顔を洗って寝なさい」




アンパンマンは思った

「僕はゆるキャラじゃなかったんだ」

「飛ぶしか能が無いって、他のゆるキャラは何の能力があるんだよ！？」

「それに顔洗って寝ろって、どーゆー事だ？顔が濡れたら力が入らねーよ！」

「そもそもゆるキャラに走らず、もっと美味しいパンを作る努力をしろよ！」



この事をきっかけに彼はジャムおじさんとの距離を置くようになり

やがて自分の人生観や今後の生き方まで考える節目になってゆくのであった。





（つづく）

すすぎ

すすぎ１回で驚きの白さなんて


単に漂白剤の濃度が濃いだけぢゃないのかネ…？

コーラ

例えトクホに指定されたコーラだったとしても

食事にコーラを一緒に飲むのは考えられません。


料理を作って下さった方を侮辱する行為だと私は思います。

私は敬意を表してお茶を飲みます。



脂肪の吸収を抑える効果があっても、糖分が多かったら

合成着色料の含有量が多かったら

別の形で体に良くないのではないでしょうか？




そんな事を憂いながら

ＮＨＫで報道されてるロンドン五輪の女子バトミントンの

サーブを放つ際の地味さが、テニスやバレーに比べて

ダイナミックさで遥かに劣ると感じ

派手さやパフォーマンスの面白さだけで物事を推し量る日本人が増えたのは

西洋の能力主義や成果主義などを表面的にしか取り入れる事ができず

物事の本質とは何たるかを見据える能力が衰えてきてるのを

日々嘆く一方で

２０代後半から３０代前半の人々にかけて

物事の本質を見据えて辻褄を整えて発言をする後輩を見て

日本はまだ安心だと思えたりします。




しかして、大都市圏で開催される大規模な花火大会とは

何故にあんなにまで渋滞を起こすものでしょうか？


日本人にはもう少し国内での反省を踏まえてから

国外の事を論じなければ、足元を掬われますな。



さぁ、そんな事を偉そうに言ってると

夏に相応しくない鼻水が流れてくるので

本日はこの辺りで失礼させて頂きます。



どなた様も室内での熱中症にならないよう

適切に適度に水分を取ってお休み下さいませ。

サッカー

日本のサッカー選手はみんな


よく動き、よく走って、とても立派だけど


よく見ると


雪山に棲んでいる


大きいサルに見える人がいてる気がする



きっと毛を染めてるからでしょう



どうしてサッカー選手は髪を伸ばしているのでしょう



どうしてお坊さんは剃髪をするのに


宮司さんや神主さんは剃髪をしないのでしょう



きっと理由はサッカー選手と同じなんだと


きっと同じ理由で剃髪をしないんだと


いつか教えてくれるでしょう