一杯の掛け蕎麦

見るからに貧しい服装で

「3人でかけ蕎麦1杯」と言っては

店主や従業員の同情を買い

無銭飲食を働いたグループが摘発されました。


逮捕されたのは自称

「1杯のかけ蕎麦解放戦線」で

最初に同情させといて後で

結構お代わりするなど手口が巧妙で

昭和63年から今年までの約17年間にの間に

不動産6件、自家用車3台を所有するなど

不正蓄財をしていた事も判明しており

中には既に時効が成立した犯罪もあったと見られ

警察では更に余罪があるものとして

取り調べを続けています。

死亡推定時刻

警視庁は29日、今年10月までに

いわゆる「2時間ドラマ」で死亡または重軽傷を負った

犠牲者の数が1万人を突破した事を明らかにしました。


警視庁が統計と取り始めた昭和58年以降、過去最悪の数字で

警視庁の広報担当者は記者会見で

「死に過ぎだ。近年の2時間ドラマは手口が巧妙化・多様化しており

鑑識班も休む暇も無く働いて人手が足りないのが現状だ。

火曜から始まって土曜まで毎日何らかのドラマで犠牲者が出ている。

男女の縺れから逆恨み・怨恨・相続と様々あるが

中にはCM明けには死亡しているケースもある。

一部地域では昼ドラでも殺人に発展するケースも報告されており

日本の人口減少を加速させる要因になっている」と

2時間ドラマの生々しい現状を話していました。

時間短縮

コンビニ大手のローンソが一部店舗で24時間営業を

廃止する方針を発表したのをきっかけに

全国で営業時間を見直す動きが始まりました。


島根県警と鳥取県警は警察署の一部で

警官の勤務時間を7～22時に変更するのを発表。

県警発足当時は30～40代が多かったが

最近では50～60代にシフトして体力的に限界があると

組合側の要求もあり今回の改正に踏み切った。


またこれに併せて刑務所・救急病院・介護施設なども

稼働時間を9～21時頃に短縮する方向で検討しており

高齢化による人手不足と体力の限界を明らかにしました。


極東軍事刑務所の東郷刑務所長は会見で

「監視時間の短縮はやむを得ない処置であるが

戸締まりをしっかりすれば大丈夫だと思う」と

稼働時間短縮について前向きに検討しており

今後あらゆる業種で運営時間を見直す動きが

加速するのではないかと危惧していました。

パンドラの箱

本当なら元日から始める事なのだろうが

早くも近所の量販店で福袋の展示が始まった。


婦人物だったが、福袋の中には「こんなのが入ってますよ」と

知らせる為にマネキンまで置いてあった。

その隣には子供服が同じようにマネキンに着せて展示していた。


以前は福袋と言えば、中に何が入ってるの分からないが

悪い物は入ってないから福袋と呼んでいたのが

今では中身が分からないと買って貰えない時代になった。

もはや福袋と言うより紙袋に商品が入ってるにしか思えない。

ある種の抱き合わせ販売にも思えるが

公取委が何も言わないのが不思議でならない。


よく似た光景をスーパーでも見掛ける事はある。

遅い時間に買物に行くと、菓子パンが

袋に詰められて4コで300円とかで売っている。

それに似ている気もする。


福袋の中を事前に公表するようになったのには

消費者のマナーの悪さにも一因はあると思う。

特にオバチャンに多い事だが、福袋を破って

中を確認してから買う人が何人かいる。

自分がしなくても他の誰かが中を開けると自分も開け始める。

結局、用意した福袋全てが破られて見るも無惨な姿になっている。

それを予防する為に事前に公開するようになったと思う。


開ける時の楽しみを、消費者自身が奪ってしまった

とても悲しい真実の話しである。

すす払い

世界遺産に登録されている栃木県日光市の

「クライストチャーチ大聖堂」で26日

年末恒例のすす払いが行われた。


身を清めた神官らが本殿ですす払いを奉告。

約15人のダス○ンの職員が一斉に作業を開始。

国宝にも指定されている西門茶室には

小窓を締め切って練炭を焚くと

神官や巫女が雑巾やハタキを使い

1年間のすすやほこりを払い落とした。


すす払いは、直接彫刻などには触れずに

吸引力に定評のある業務用掃除機の風圧で

すすやほこりを取り除く方法。


境内には多くのアマチュアカメラマンらが集まり、

さかんにシャッターを切っていた。

清掃が終わった本殿の前でダ○キン職員は

「恒例行事なのはよく分かるが余りに汚すぎる。

国宝をもっと丁寧に扱って貰いたい。

せめて1ヶ月に1度は清掃しないと、あと5年で倒壊する」と

すす払いの感想を述べていました。

サンタがやって来る

サンタがやって来る。

もうすぐ ここにやって来る。


危険だ…。


サンタから逃げなければならない。

サンタがうちのマンションの上空を旋回している…。


サンタが突入しようとしている…。




私は数年前、某国であるプロジェクトに参加していた。

それは人類に幸運と不幸をもたらす新薬の開発だった。


計画の名を「クリスマス計画」と呼んでいた。



我々の計画では、このクリスマス製剤を処方すると

「メリー症状」と呼ばれる一種の覚醒作用を引き起こし

薬を飲んだ者は三日三晩、不眠不休で活動する事が可能となり

その間は食事も休憩も不要となり、まさに超人となる

奇跡の新薬の開発だった。

中には一週間も飲まず食わずで活動できた者もいた。



しかしクリスマス製剤は諸刃の剣で

薬が切れると激しい幻覚や頭痛、中には発狂する者も出る。

これを「メリー後退」と呼び、9割の確率で廃人になる。



幾度の臨床実験の結果、我々はこのクリスマス製剤は

余りに危険を伴うものであり、国益に背くものであるとして開発を中断。

これまでの資料を封印して研究所を解散させた。



しかし某国政府はそれを認めなかった。

彼らは資料を復活させ、遂に16日間の壁を越えたのである。

そして当時研究に携わっていた研究員達の抹殺を開始した。


某国政府の特殊部隊SANTA

（Special Agency of National Tactics Act：特殊戦術国家法）は

諜報・捜査・軍事・研究・広報などを

兼ね揃えた大統領直属の部隊であり

そのイメージカラーは赤黒い突入用防弾衣。

そして複数に枝分かれした2本の砲弾を持つ護衛艦・通称トナカイ。


SANTAの手口は極めて残酷だ。

ターゲットの家宅に侵入して殺害した後

その家族の枕元に脱いだ靴下を置いて

翌朝にはグッタリと言う陰険な方法を取る。


そのサンタが我々を始末しに来ている。

臨床実験で唯一の生存者の居所を知っているのは私だけ。


私は2年間、彼の生活を観察して

独自にデータを集積してきた。

しかしSANTAに敵う事など不可能だ。



SANTAがやって来る。

もうすぐ ここにやって来る。


危険だ…。


SANTAから逃げなければならない。

SANTAがうちのマンションの上空を旋回している…。


SANTAが突入しようとしている！

プレゼント

もうすぐクリスマスが始まろうとしている。

晩は駅前も国道も混雑するんやろう。

カラオケやケーキの販売の人達は

ヨレヨレのサンタの格好をして販売を斡旋してる事だろう。


正直言って、人間がサンタやトナカイの格好をしてるのを見ると

ミッ○ーマウスを見た時と同じくらい嫌気がすると思う。

まだミッ○ーに会った事はないが、そんな気がする。


昔、小学生の頃に何処かでワーナーブラザーズの

キャラクターの店の前で、黒いアヒルのような生命体と

握手をした事があったが、あの時の無念さと失望感は

未だに忘れる事は出来ない。


意外と知らない人が多いので驚いたのだが

サンタクロースはフィンランド人ではない。

実はサンタの正体はジャム・オジサンである。

ジャム・オジサンがアン○ンマンに乗って

各家庭にパンを配っているに他ならない。

オモチャを貰ったと言うのは子供達の妄想である。

費用は全額、政府のODAから拠出されている。


ごく稀に黒い影を見たと言う報告を受けるが

それはヴァイキンマンの仕業である。

起きてから手洗いとウガイをすれば感染の危険性はない。


サンタから貰ったパンは長期保存に適している。

昔から正月の鏡餅として使うのが慣わしなので

貰って早々にトースターでチンしないよう

充分に注意して頂きたい。

新番付

新番付が22日朝、全国相撲連盟から発表された。

相撲連盟は琴州欧の人気に拍車を掛ける為

新大関の琴州欧を来場所は9勝以上させる事を決めた。


7連覇を狙う朝龍青の処遇は、横綱の在位が16場所目で

今回も自己の最長記録を更新させる方向で了承された。


一方でバブル期の頃の相撲人気を取り戻す為に

実況解説にヂャニーズ事務所の起用も議題に上がったが

事務所側が難色を示した為、見合わせる事になった。


また3年後を目標にした新規上場は

会計処理が余りにずさんで不透明な点や

営業日数が少ないとの理由で却下された。

伝えたい気持ち

この時期になると曜日の感覚がなくなる。

今日が何曜日でゴミを出す日だったか

カレンダーで確認しないと分からなくなる。


全国的に雪が降っているようなので

恋人達が待ち望んでいる

ホワイト・クリスマスも不可能ではない。

しかし、この風雪ではサンタも

運行を見合わせるかも知れない。


ドラマやCMでやってるような

粉雪が舞うようなクリスマスを望むか

サンタが物資を搬送してくるのを選ぶか

それは各自が選べるものではないが

日頃の行いが ここ一番って時に

奇跡を起こすかも知れない気がするので

普段から人から疎ましく思われないようにしようと

毎年思うが、毎年忘れてしまう。


サンタに何かを懇願するのと

初詣に何かを嘆願するのとでは

どちらが効果的なのかを科学的に証明すれば

ノーベル賞を貰えるだろうか？


12月26日から30日までの5日間は

きっと空白の時間になるのだろう。

与えられたイベントが終わって抜け殻になり

大晦日へのカウントダウンを開始する。

誰もが虚しいような、寂しいような気持ちで

年末を迎えようとしているのうだろう。


そんな気持ちから生まれたのが

昭和の終わりか、平成の始まり頃に流行した

「○杯の掛けソバ」なのだろう。

学生受賞

バーハード大学は20日、

「今年も最も学業に尽力しなかった学生」の受賞者を

インターネット版で発表しました。


今年受賞が決まった中に日本人の小学生

野比ノビ太氏の名前も含まれており

バーハード大学は「昼寝ばかりして全く勉強せず

己の無力・非力さを棚に上げて青いタヌキに

救済を求めるなど怠惰の極みに他ならないが

一方で彼のキャラクターは その後のマンガの主人公達の

人間性や個性に多大な影響を与え、後進への道を大きく拓いた」と

受賞理由を明らかにしました。


受賞の知らせを聞いて野比氏は

「大変光栄に思います。2次元の者が

3次元の人達から受賞されるのは不思議な気持ちです」と

今の心境を明らかにしました。


受賞式典はバーハード大学本部のある

鹿児島市で行われ、受賞者の名誉を考慮して

式典の場所や時刻に関しては極秘扱いとなっているものの

毎回1,000人近い人が一目見ようと集まって来るのが通例で

大学も今夜の式典に向けて出店や交通整理をするなど

準備に追われている模様です。