クリスマスを1ヶ月前に控えた今日、
国土交通省ではサンタの申請が始まりました。
受付のある運輸局の庁舎前には
朝早くからサンタクロースが
認可を求めて行列が出来ていました。
クリスマスは年に一度の祭典だけに
認可の無い業者からバイトの兄ちゃんまで
様々なサンタが混在して消費者からの
どれが本物のサンタか分からないとの
苦情が以前から相次いでいました。
これを受けて国交省では3年前から
サンタの運用を認可制に切り替え、
12月24日の本番の1ヶ月前から受付を
するようになりました。
今年から公認サンタは税制控除の対象になるとあって
昨年の3倍の約26,000人ものサンタ希望者が
北風が吹く中、長蛇の列を作っています。
一方、海上保安庁では今日から
認可を受けてないサンタを水際で取り締まる
出陣式が行われ、保安庁の隊員の1人は
「何でこんな事やってるのか分からないが
密入国を防ぐ海上警備の一環だと思って
それなりに頑張ります」とコメント。
また空の玄関口である
成田・関西・中部国際空港の3港でも
サンタ取締警備が始まり、今日だけで
15人の無認可のサンタが逮捕されました。
サンタの受付は来月15日まで申請可能ですが
車での来庁は避けて交通機関を利用して下さいとの事です。