チングルマの綿毛のように旅立っていったのは、
大切な家族だった。
フルタイムの職員なら、正・契約問わず入会する互助会からは
生花を出していただいた。
5日間お休みをいただき戻ってくると
早速S理事より、これはお返しはいらないのだから、
後から理事たちがどんどん来るからと予定通りトップバッター。
その後理事長始め、二人の理事からも神妙な面持ちでお香典をいただく。
そして、転職してから2番目の私の上司だった
今はその上の所属会社の社長となったA理事からは
先の契約事務職員Iさん同様音沙汰なく…
いやいや、音沙汰ないというのは間違い。
私が長きに渡りお休みをいただいてご迷惑をおかけしたのと
生花のお礼を込めて60人の職場の皆さま、
それから守衛さん、用務さん、事務室の面々に一人ずつお渡ししたおせんべいを
A理事にもお部屋を訪ね渡し、チャンスはあったのに。
それからデスクにやってきて小声で話しかけてくるので
いよいよかと思ったら、電車が最近止まっちゃって
娘のお迎えに車を出すことが多くて…と世間話。
何なんだろう、これって…。
もやっとしながら過ごしていると、上司の登場。
会社名を記した個人名のお香典をいただく。
できた人だなぁと有難くもあり感心もする。
当然、A理事からまだいただいてないんだ…と
職場あるあるみたいにIさんと話す。
法人事務さんに言ってみたらと促されるも、
お香典が欲しいわけでもないし、まあ、いいかなと。
それにしても、Iさんの時に学習しているのに
同じことを僅かのスパンで繰り返すってどういう人なんだろう。
2代目上司になった時に、私のことを信じられる人と言ってくれた。
その言葉は折に触れ、私の拠り所になっていたから
私も信じてきたけれど…。
ここで、何となく思い出して聞いてみる。
互助会からと担当のIさんの上司にいただいた時に
所属会社からは自分ではなくて別の人からになりますと言われたんだけど
所属会社からのお香典はIさんの時は社長じゃなくて、上司から渡されたか。
そうそう、上司から会社名で2万円だったよ。
互助会からというのはまた別にいただいた、と。
A理事からだけでなく、所属会社名のお香典もいただいていない。
社長であるA理事がそちらも預かっているのだろうか。
でも、上司から渡されることになっているのなら、
私の上司からの会社名入り個人名のお香典はそれに充当するのだろうか。
でも、それには1万円が包まれていたけれど。
1万を自分からのお香典代にあてて、1万を自分のものにしたのだろうか。
一転、こんな風に疑ってしまう自分が嫌になる。
でも、なんか嫌!
悲しみでいっぱいのところに、こんなことに煩わされるなんて。
よくよく振り返ると、契約職員だから内規は知らないだろうと
人を見てこんなことをしているのだろうか。
そう思うと腹立たしい。
しかも、おせんべいを全員に配ってしまって
誰もが会社からお香典をいただいたと勘違いされているのではと
一層頭にくる。
この週末で香典返しを用意しなくてはならないし
いただいてもいないのにいただいたと思われたくないので
A理事からと会社からはいただいてないことを
やっぱり法人事務さんに伝えようとしたけれど、
お休みされてお話しできず。
不本意ながら香典返しはちゃんと用意した。
物々交換になるかもしれないからA理事の分も。
当然上司の分も。
いつも頼りにしている事務員さんへの香典返しを選ぶ時間だけは
心穏やかにいられたけれど、
3代目私の上司と2代目の今は社長のことを思うと
腸が煮えくり返る。
信じていただけに悔しくて、夜も寝られない。
こんな人が上に立つ会社なんですよって
辺り構わず言いふらしたい気持ち。
で、ここに吐露してしまった次第。
つまらない話を失礼しました。
少しは気が晴れました。
あー、あした行きたくないなぁ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます