しずくな日記

書きたいなあと思ったときにぽつぽつと、しずくのように書いてます。

雑貨屋そぞろ歩き in 岡山 その2

2012-08-19 01:03:40 | 日記
倉敷は昔から素敵だったけど、
一番変わったなと思ったのは、岡山駅前の商店街だった。
少し前までは閉店した店が多く、シャッター街の寂れた商店街だった。
しかし、数年前から、
若くて商売にチャレンジしたいと思っている人たちが店舗を買い取って、
小さいながらもおしゃれなお店を開くようになってきていることだ。

夕方に商店街を歩くと、ところどころに洒落たカフェや雑貨屋さんが目立つ。
若者がそぞろ歩いている。なかなかいい風景だった。

その中の1つ、「KAMIORI KAORI」さんのお店に行く。
妹の一押し店だ。1階はKAMIORI KAORIさんのお母さんのされているカフェ、
2階が店舗、3階は自宅らしい。
妹は、いろいろアレンジを施してもらったアクセサリーを取りにいく予定もあった。

カフェもものすごく美味しい、という妹のお墨付きがあったので、まずカフェで、
大豆そぼろごはんとチャイを注文して、作ってもらっている間に2階の店舗を見た。

ちょっとゴシックな、でも上品で可愛い空間。一目で気に入った。
お姉ちゃん、絶対好きだと思った!!と妹。

岡山の寂れた商店街だったんだよね、ここ・・信じられない。
雑誌にも紹介されて、遠くからもお客さんはやってくるらしい。
若い人のパワーって、寂れた街をも活性化させる。

ごく細いかぎ針で編んだ糸で作ったとても小さいペンダントヘッド。上品。
ヘッドの色が数十色の中から自分で選べる。
散々悩んだあげく、濃いめのグリーンにした。
妹はスカイブルーを作ってもらってたらしく、それを受け取る。

KAMIORI KAORIさんと少しお話をする。
この人、お肉もお魚も食べられないらしい。だから下のカフェも野菜のみのもの。
私もお肉がダメだから、お肉ダメトークでちょっと盛り上がる。
カフェのお食事も本当に美味しくて、妹とカフェをしてるお母さんは、
妹の前職の店での店員とお客さんの関係だったらしく、
雑貨話で盛り上がる。妹、雑貨にはものすごく詳しい。。。尊敬。
私もいつも、妹の「売れるデザインの話」には勉強させられる。
なんせ、もう10年近く販売の第一線にいるのだから。

気さくにお話してくださる方だけど、実はスゴい人。
先ほども出てきたミナ・ペルホネンの皆川氏とも面識のある優秀なデザイナーなのだ。
さらに、この店舗自体、ミナの内装デザインを手がけた方にデザインしていただいたとのこと。
スゴい!!! 私と妹はミナの大ファンだから、もう大興奮!
他にも岡山には、同じようにミナの内装デザイナーさんが手がけた店舗がいくつかあるらしい。
意外に岡山、おしゃれな街になりつつあったりして。。。。

目に素敵なデザイン、そして温かな会話で心もあたたか。
楽しかったね!と話しながら帰る。
雑貨に興味のない父には、甘酒がお土産。

ああ、夏休みも明日で終わり。
大好きな故郷とも少しお別れ。
今日、ギリシャ彫刻のような顔をした入道雲を見て、
ああ、仕事モードにならなきゃと思う。。。。

神奈川に帰ったら、雑貨屋巡りもしたいけど、
そんな余裕、なくなるんだろうな・・・・

素敵な岡山そぞろ歩き 雑貨屋編でした!

雑貨屋そぞろ歩き in 岡山 その1

2012-08-19 01:02:29 | 日記
妹の働いているお店に行く約束をしていたので母と行く。
倉敷、美観地区。

今日は暑かったけど、たくさんの人出があった。
妹は16:00に仕事を上がるはずだったので、
16:00前に妹のいるお店へ。
妹が忙しく立ち働いていた。
なんだか不思議。ちゃんと仕事してる。

一緒に働いている方に挨拶をしたら、
ちょうど今日、岡山の新聞で記事になっていた、
このお店での販売が始まった甘酒の試飲をさせてくださった。
甘酒、といってもアルコールは入っておらず。
普通の甘酒はあまり好きではないのだけど、ここの甘酒(koji 100)、本当に美味しかった!
以下、koji 100の宣伝文。


「koji 100」は、倉敷市児島の造り酒屋、
十八盛酒造(じゅうはちざかり・創業1785年)の素材力・技術力と 林源十郎商店の企画・アイディアによって、
2012年夏、懐かしくて新しい夏の健康飲み物として誕生しました。
米こうじのみ(100%)を使った、栗をすりおろしたような香りとすっきりとしたこうじだけの甘みが新鮮な甘酒です。
甘酒と聞くと、冬の温かい飲み物、独特の匂いが苦手、
アルコールが入っているのでは…というイメージが あるかもしれませんが、
甘酒はノンアルコールで、実は夏の飲み物なのです。
俳句では、甘酒は夏の季語にもなっており、
江戸時代、天秤に甘酒をかついだ甘酒売りの姿は まさに夏の風物詩のひとつだったようです。
また甘酒にはビタミン、アミノ酸、ブドウ糖など点滴にも匹敵する程の栄養が含まれており、
優れた自然発酵の栄養ドリンクなのです。
蒸し暑い日本の夏を健康に乗り切るための甘酒。




そのあと、カフェにあるkoji 100もいただき、結局、実家用に1本購入。
その他、ここオリジナルの手ぬぐい2枚、
あと、この店とミナ・ペルホネンが共同でデザインしたマスキングテープを2本、
『暮らしき』という雑誌3冊。

その後、同じ店舗の3階に上がって、屋上から美観地区を一望。
古い町並みが美しい。
昔から時々、美観地区にはふらっと行っていたけど、
まだまだ知らないところがたくさんあるようだ。

3階には不思議なランプが天井から吊るされている。
給食のパンがはいっていたと思われる配膳のときのボックス(?)、
ローラースケート、学校のイス・・・そういうものに電球がついていて(!)、ランプになっている。
3階にもカフェがあり、岡山の桃を使ったスムージーや梅のスカッシュが飲める。
仕事上がりの妹は桃のスムージー、私は梅のスカッシュ。母も桃の。
ものすごく店が混んでいたようで、妹もぐったりだったから、
新鮮で美味しい、冷たいもので和む。
どうやらここで、ワークショップなどが月1くらいで行われているらしい。

岡山はなかなか素敵なところになってきているなと思う。

続く。