しずくな日記

書きたいなあと思ったときにぽつぽつと、しずくのように書いてます。

からいと辛い

2012-08-28 23:57:15 | 日記
学校が始まったら、とんでもなく忙しい。
授業準備も、一から組み直しているから忙しい。
でも今日1回目の授業では、かなり授業の感じが良かった。

何が良かったかといえば、普段しっかりやる子はどういう風にしてもやるんだけど、
いつもは真面目にやらない子がきちんとやっていたから。

課題設定の理由(生きていくのに必要な力という観点で)を徹底的にわかりやすく言葉で説明すること、
今日の授業では、ここを見るよ!これができたらおおむね良い(B規準)だよ!も
はっきりと明示して意識させること。
これだけでこんなに変わる。

指導と評価の一体化って、こういうことかー・・・。
授業で実際にやってみて、文科省の言ってることの意味が初めて分かったように思う。
教員の中には文科省のやることにいちいち文句を言う人は多いけど、
まず実践してみてから文句言うべきだといつも思う。
やりたくないから文句いってるだけなんじゃない?って私は思ってしまうよ。



生徒と休み明け面談。2日間で全員と面談した。
今日は授業2時間、面談2時間で午前中で終了の日だったけれども。
17人、規定時間を大きく上回り4時間もしゃべった。
疲れたーーーーしかしよくしゃべるなー・・・・・。

3年生は本当によく勉強していた。ほんと、よくやる。
部活も引退し、塾と塾の宿題と学校の宿題。
1日5~7時間の学習。多ければいいってものでもないけど、でも頑張ってる。
夏休みなんて、あったもんじゃなかったんだね・・・。
夏休みだけど、お疲れさまって言いたくなった。

高校選択も具体的になってきていた。
夏に3校以上、学校見学に行こう!という宿題も出ていたから、
ほぼ9割の生徒はきちんとその宿題をこなしていた。
そして、実際に見に行ったことで夏前に言っていた志望校を変更する生徒も多数いた。
公立第一志望をやめて、私立推薦に切り替えた生徒も数人。
そういう風に真面目に考えている生徒は、話し方も変わってきていて興味深い。
大人への第一歩が、今なんだと思う。

そんな中でも、化粧をしたりお酒を飲んだりして夏を過ごした生徒も一部いて、
生徒間でのギャップがすごい・・・・生徒指導も花盛り。

ここからは自分との戦いなんだけど、ちゃんとわかってるかなあ。
この時代には、私なら絶対に戻りたくない。
そのくらい、辛い時なのはわかるけど・・・・。


帰ってる途中で学校からメール。
メールの着信音は鈴みたいな音できれいで好きなんだけど、
内容がからい・・・・。
明日も授業以外は全部、生徒指導が入るかも。
しかも、慣れないiPhoneで返信にめちゃくちゃ時間がかかる。
からい。



お酒飲んでも、異性に走っても、全部最後は自分で引き受けなきゃいけないのにな。
最後に辛い思いをしなきゃいけないのは、あなたなんだけどなあ。

生徒の人生のお勉強に、私も並走している。
からい。