Strawberryな生活

気になったことや,お気に入りのものなど,生活のメモとしてブログに残してみることにしました♪

脳を鍛えるには運動しかない★★★☆

2009年06月16日 | 映画・DVD・ドラマ・本
脳科学ブーム第二弾。
「脳を鍛えるには運動しかない!最新科学でわかった脳細胞の増やし方」」ジョン・J・レイティ

これから読みます。
これは、かなり科学的なアプローチの本でアメリカでも結構売れたようです。

序文を読む限り,「運動→脳内バランスを整える→認知や感情が整う」
つまり,どうやら運動をすると脳内への血流と酸素の供給がよくなるので,気分がよくなる!ということらしい。

・運動が脳細胞の内部に及ぼす影響が研究され始めているようで,生物の基礎である遺伝子レベルでも身体の活動がこころに影響することを示す兆候が見つかっている

・筋肉を動かすとたんぱく質が作り出され,血流に乗って脳にたどり着き,高次の思考メカニズムにおいて重要な役割を果たすことが明らかになっている

・・・ですって。

不安やうつ,ADHD,依存症,PMS,加齢などと脳の関係などについて各章で言及して,最後は脳を作るためには歩く,走るがよい!というところまで説明してくれるようです。

分厚い本なのでゆっくり読みます。

脳にいいことだけをやりなさい

2009年06月16日 | 映画・DVD・ドラマ・本
脳科学ブームに流され,随分と売れたらしい本を一冊買ってしまいました。
脳科学者茂木健一郎の翻訳本です。

気になることをメモって置こうと思います。

・人は太古より「恐怖」と「不安」への「脳の警報システム」がプログラムされているということ。
そして祖先と同じ思考回路を受け継いでいるため,楽観的に考えるより悲観的に考えがちであるということ。
また,ネガティブなものはポジティブなものよりも,脳の強烈なインパクトを与える。不快な経験は化学的に誇張されて嬉しい経験より長く記憶に残る。
それは,警戒心をつかさどり「闘争・闘争反応」を引き起こす扁桃体が関連しているということ。

・扁桃体が信号を送るとストレスホルモンが大量に放出される。ストレスホルモンは身体に残り,沈殿して疲労や病気を引き起こす。

・脳の神経系は柔軟なので,意識して考え方を変えれば,脳の中にもDNAの中にも変化を起こせるかもしれない。

・脳細胞によい栄養を考えた食事をすると,こころの軽さが変わってくるということ。(確かに最近,プロテインダイエットでしっかりとアミノ酸をとって,野菜を食べだしてから身体が楽な気もします。アミノ酸のグルタミン酸,アスパラギン酸,GABA,グリシンには脳の神経伝達物質を抑制したり促進したりする働きを持つことが明らかになってきているので,これは信憑性がありそうです)

・アーユルヴェーダでは,「真夜中前の一時間の睡眠は,真夜中過ぎの二時間の睡眠より価値がある」という教えがある。気分が落ち込んだときには続けて三日間,夜十時に眠ること。

・困ったときにはいつも大きな力が助けてくれると考えて,「何が起こってもいい」という覚悟を持つこと(ふむふむ,阿弥陀如来も「何をしても私が極楽に送ってあげるから安心して過ごしなさい」という教えでしたね)

・宇宙は自分に優しい,と考えて3週間過ごしてみること。

・運動をすると脳に酸素が供給され,身体に前向きな影響を与える余蘊 化学物質やホルモンの分泌が促進される。

・人の細胞は一日に1%ずつ入れ替わり,三ヶ月ごとにすべての細胞が入れ替わる。

脳にいいこととしては

1.ネガティブ思考の「大掃除」をする
2.プラス思考で,脳にポジティブな回路を作る
3.何事にも「愛情表現」を忘れない
4.全身の細胞から健康になる
5.瞑想などで脳を「人智を越えた大いなる力」につなげる
6.目標を持ち,脳に眠る才能を開拓する
7.付き合う人を選んで,脳にいい刺激を与える・・・・・だそうです。

感情と脳のはたらきについて知りたかったのでその点は期待はずれで,
いろいろ紹介されていた具体的方法は自己啓発っぽいので,あまりぴんときませんでしたが,「脳によいこと」はこころにもよさそうです。ふうむ,何となく分かる部分も多々ありました。

ダイレクトに「こころによい」と言われると興味がそがれますが,
「脳によい」と言われると弱いんですよね。。。