つぼみな日々

いろんな花の蕾をもっていたい。たくさんの花を咲かせたい。
言葉を紡ぎたい私のブログです。

明るみにぬかるみ

2012-10-23 22:45:22 | 日記
私はアナログ時計でないと時間認識がうまくできない。
なのに部屋の時計を落として壊してしまった。
どこかで安く買った、しかも時間を刻む音のうるさい大した愛着のあるものではなかったが、ないととても不便だ。
新しく買うには、一応インテリアの一つを担う時計であるから簡単にその辺で買うわけにもいかない。

一日のうち何度も時計の置いてあった場所を見てしまう。
あるはずのものがない、ぽかんとした小さな空間に、都度肩透かしを食らう。

デジタルだと、今何をすべき時間であるのかが、直感的にわかりづらい。
電車の時刻など、分の部分だけを確認するために見るのには適しているが、17:28と見せられても20時までにあとどのくらいの時間があるのかを感覚的につかみづらい。

方向は感覚で全くわからない私が、時計は感覚でないとわからない。

iPhone5を予約した。
ホワイトが良かったけれど、ホワイトの背面がシルバーであることに納得がいかず、結局ブラックにする。
容量も一番大きな64GB。
私のiTunesには未だ20GB程度の容量しかないが、まだまだ増える予定なのでこの選択でよかっただろう。
デジタルデータは物理的な場所を取らなけれど、確実に場所を取っていて何等か影響を及ぼしているから、物を捨て整理するように、データも捨て整理したほうが良い。
聴かない音楽は、着ない服や、食べないレトルト食品のようなものだ。
簡単にダメにはならないし、いつか使えるかもしれないという気が働く。
でも、その「いつか」はたぶん来ないのだ。

目に見えるものは整理しやすいけれど、やはり目に見えないものは整理しづらい。
でも、目に見えないものの方が、一度デリートしてしまえばたぶん完全に消える。
そもそも触りもしないようなものは、消してしまったら思い出しやしない。

MacやらAppleやら、私は全然良さがわからないというか、まあほとんど音楽デバイス以外は使ったことがないのだが、今のINFOBARがあまりにストレスなため変えることにした。
Appleの製品はよく「直感的」に操作ができる、と言われる。
私のようなデジタル機器が苦手な人が、迷った挙句諦める、みたいなことがなければAppleは優しく易しいということになる。

唯一の不満は、モバイルSuicaが使えないこと。
Suicaを持たなければならないので、持ち物が一つ増える。
財布の中にSuicaを入れて財布で自動改札を通るのもいかがなものかと思うので、おそらくカード入れを持つことになる。
普段あまり電車に乗らない私が、カード入れに気を配っていることができるだろうか。

手に入るのは2,3週間後とのことで、それまでにモバイルSuicaの解約を忘れてはならない。
デジタル機器全般と酷く相性の悪い私が、2台のINFOBARの不具合を経て、iPhone5も壊れないかが非常に心配。

帰りにスーパーによると、小ぶりの柿が安く売っていた。
ひと盛り買って帰る。

すごく美味しい林檎。
すごく美味しい梨。
すごく美味しい柿。
すごく美味しい葡萄。

この中だったら私は林檎を選ぶ。
林檎の次は梨、そして柿、そして、葡萄。

まあそれなりの林檎。
まあそれなりの梨。
まあそれなりの柿。
まあそれなりの葡萄。

この中だったら私は柿を選ぶ。
続いて葡萄、そして梨、そして、林檎。

どれも大好きだという前提で。