「日の丸・君が代」強制とたたかう教員の皆様に
澤藤統一郎の憲法日記
本日、ピアノ伴奏拒否事件の最高裁(第3小法廷)判決。
結論は敗訴である。最高裁での敗訴なのだから、当然に影響も大きい。確かに事態はよくない。しかし、絶望しなければならないほどのことでもない。
実は裁かれているのは最高裁なのだ。最高裁の権威は、藤田宙靖・少数意見でかろうじて保たれたと言ってよい。
巻き返し、展望を切 . . . 本文を読む
■「君が代」ピアノ裁判最高裁判決への弁護団声明
声 明
本日、最高裁第3小法廷(那須弘平裁判長)は、日野市立南平小学校の音楽専科の教諭が上告していた懲戒処分(戒告処分)取消請求上告事件(通称「ピアノ裁判」)について、口頭弁論を開くことなく上告棄却の判決を言い渡した。
上記事件は、1999(平成11)年4月に、校長が音楽科教諭に対し同校の入学式において国歌 . . . 本文を読む
■<国旗・国歌>「強制は違憲」日弁連が初の意見書
学校行事での「日の丸」「君が代」を巡る教職員の処分について、日本弁護士連合会は21日「処分を伴う国旗・国歌の強制は、教職員の思想・良心の自由に許容範囲を超えた制約を課すもので憲法に反する」とする初の意見書を文部科学相に提出した。
全国の教育委員会にも送付する。
(2月21日20時44分配信 毎日新聞)
http://headlines.yah . . . 本文を読む
■第二東京弁護士会の都教委に対する「警告書」
第ニ東京弁護士会が,都教委に対して,10.23通達の撤回,それに基づく懲戒処分の取消しなどを「警告」しましたので,ご報告します。2月13日付け警告書を,2月14日(昨日)に都教委に対して執行しました。
弁護士会の出す「警告」は,もっとも人権侵害の程度が重いと弁護士会が判断した事案に対してなされるもっとも重い「処分」です。
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