◆ 最高裁判所の判決を嗤う (東京・教育の自由裁判をすすめる会ニュース)
再雇用拒否撤回第二次訴訟弁護団 弁護士 田中重仁
七月十九日、最高裁判所第一小法廷は再雇用拒否第二次訴訟の上告審につき判決した。考えられる最悪で最低の判決であった。
原告勝訴の東京地方裁判所判決を維持した高裁判決(平成27年12月10日)から二年七ヶ月余の期間をおいて出された判決は、原審判断を覆す理由として一行37文字 . . . 本文を読む
★ 2018千葉の県立高校の「日の丸・君が代」をめぐる状況
石井 泉(千葉高教組「日の丸・君が代」対策委員会)
千葉では、「通知・通達」による卒業式・入学式の不起立者処分攻撃はありません。県内で十名程度?の不起立者がいるでしょうが、管理職は「見て見ぬふり」で県教委に報告せず、処分者がでない状況が続いています(処分は2003年の文書訓告が最後)。
また、『(国旗掲揚、国歌斉唱などを)一部の自治 . . . 本文を読む
《連載 労働弁護士事件録(15) 労働情報》
◆ コース別雇用制度による性差別
山岡遙平(日本労働弁護団事務局員 神奈川総合法律事務所)
依頼者で組合員のAさんとBさんは、機械メーカーの子会社で、機械のメンテナンス等を行っているY社に入社して約10年ですが、入社時に驚いたのは、65人ほどいる総合職に女性は全くおらず、Aさん、Bさんを含む一般職社員5人は全て女性だったこと。しかもAさんは、総 . . . 本文を読む