◆ 都教委の五輪教育義務化
小中高校生に〝国旗・国歌〟執拗な〝嘘〟の刷り込み (紙の爆弾)
取材・文 永野厚男
「子どもたちに嘘を教えないで下さい」。小学・高校生の保護者を含む都民ら九四人が、被告・東京都教育委員会に損害賠償を請求し、東京地裁(鈴木謙也裁判長)に提訴した訴訟の口頭弁論が七月十九日、第三回目を迎えた。
二〇二〇年開催の東京五輪に向け、都教委は一六年四月から都の全公立学校( . . . 本文を読む
★ 私たちを取り巻く情勢と日常的なビラまき活動について
渡部秀清(東京都)
1、情勢の変化(組合運動の後退、日本社会の右傾化、その背景)
(1)「連合」(総評解散)と「全労連の結成」(1989年)
→御用組合化と組合運動の分裂
(2)「日教組」のパートナー路線への転落と「教育基本法の改悪」
1995年「日教組」は文部省と「五項目合意」をし、反対の旗を降ろしパートナー路線(労使協調 . . . 本文を読む
◆ 沖縄戦の教訓 (東京新聞【本音のコラム】)
鎌田 慧(かまたさとし・ルポライター)
ヒロシマがあっても、日本は降伏しなかった。ナガサキがあって、ようやく敗戦を認めた。それで「本土決戦」は免れた。
なんと日本の指導者たちは愚鈍にして無責任だったことか。全島戦場となった沖縄の悲劇が、本土決戦の前哨戦だった。
記録映画『沖縄スパイ戦史』(三上智恵・大矢英代(はなよ)監督)は、沖縄の十代の少年 . . . 本文を読む