◆ 2018年恐怖の7月 (東京新聞【本音のコラム】)
鎌田 慧(かまたさとし・ルポライター)
「死者たちに如何にして詫(わ)ぶ赤とんぼ」
一年三カ月前、獄死した死刑囚・大道寺将司の俳句である。
一九七四年八月三菱重工爆破事件を起こして、八人の死者と三百七十六人の負傷者をだした大道寺は、被害者を想いながら句作を続け六十九歳になる手前で病死した。
「残骸の獄屋(ひとや)の梁(はり)に寒鴉( . . . 本文を読む
◆ 駐日欧州連合代表部(EU)が日本の死刑執行に抗議声明!
「死刑は残忍で冷酷であり、犯罪抑止効果がない」
日本政府がオウム真理教の幹部らの死刑を一斉に執行したことを受けて、世界各国から抗議声明が相次いでいます。
駐日欧州連合代表部(EU=ヨーロッパ連合)は26日付で「日本で死刑が執行されたことを受けた現地共同声明」を発表し、「いかなる状況下での極刑の使用にも強くまた明白に反対し、そ . . . 本文を読む
◆ 2017~2018年 闘いつつ考えたこと
奥野泰孝
◆ 最高裁のこと
昨年7月の私の主な報告は、減給処分取消の最高裁上告が却下されたこと。その時、第一小法廷の4人の裁判官の一人木澤克之が2016年7月に安倍内閣によって任命された弁護士出身の判事で、2016年6月まで学校法人加計学園の監事をし2015年度の会計監査報告で問題なしとしていた人物であるとも報告した。
今年7月19日に君が代不 . . . 本文を読む