◆ 翁長知事の言葉 (東京新聞【本音のコラム】)
鎌田 慧(かまたさとし・ルポライター)
会場を埋め尽くした人びとの傘やコートの帽子に跳ね返った小雨が風に乗って霧のように流れるのを眺めていた。十一日、那覇市の奥武山公園でひらかれた辺野古新基地建設断念を求める県民集会は、台風の接近で中止が心配されたが天佑(てんゆう)のようにそれて、七万人の大成功となった。
八日に急逝した翁長雄志知事の遺志を継 . . . 本文を読む
◎ 意 見 陳 述 書
2018年7月25日 大阪高裁
控訴人 増 田 俊 道
1 はじめに
私は、現在57歳です。60歳の定年まで働くとすれば、あと4回の卒業式と3回の入学式を迎えます。貴裁判所の判決が、今後どのような教員生活を送るかについての重要な判断材料になるため、判決内容に大きな不安と期待を抱いています。
2 地裁判決で判断していただいていない点
(1)大阪の全府立高校では、合 . . . 本文を読む
◆ 小さな語り部:長崎原爆の惨禍を伝える日本の子供たち
ダニエル・ハースト / ガーディアン 2018年8月2日
城山小学校の子どもたちは、被曝について訪問者に話します。写真提供:城山小学校
毎月9日、長崎市立城山小学校の500人の生徒たちは講堂に集まり、歌を歌います。
しかしどこの小学校でも見られる校歌斉唱ではありません。歌われる「子らのみ魂よ(子どもたちの魂に永遠の安らぎを) . . . 本文を読む