パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

6・7再雇用拒否撤回第2次訴訟傍聴案内

2012年05月31日 | 日の丸・君が代関連ニュース
 ★ 再雇用拒否撤回第2次訴訟 第12回ロ頭弁論にご支援を!
 「日の丸・君が代」処分を理由に07・08・09年に再雇用を拒否された24名が原告となり、再雇用拒否に対する損害賠償を求めた裁判の第12回ロ頭審理が下記の通り行われます。代理人弁護士の陳述が予定されています。
 6月7日(木)3時~ 103号法廷へ
 東京地裁(抽選なし、直接法廷へ)
 報告集会 弁護士会館 予定4時~

 *東京地裁…東京メトロ「霞ヶ関」A1番出ロ1分
 *弁護士会館… 〃 B1出ロスグ

 昨年6月6日、私たちの裁判に先行する05・06年に採用拒否された13名の上告に対し、最高裁第一小法廷は訴えを退け、高裁の不当判決が確定しました。
 判決は校長の職務命令が間接的に思想信条を制約するのみであり、憲法19条には違反しないとし、都および都教育委員会の違法行為を見逃したのです。
 しかし、最高裁の宮川光治裁判官一人は反対意見の中で、違憲の疑いがあることを明確に示しています。
 また、1月16日の処分取消し最高裁判決では、大橋判決より後退したとはいえ都教委の裁量権の逸脱・濫用を認め、さらに2月9日の君が代斉唱義務不存在確認訴訟(予防訴訟)の最高裁判決では、違憲とは認めなかったが、都教委の教育行政を改めよ、との勧告であるかのような補足意見が多数出されました。
 司法が私たちの主張に向ってほんの少しずつではありますが歩を進めています。

 東京都の「10.23通達」にならい、さらに強硬な大阪の「教育基本条例」に対しても、これからのたたかいの足がかりになるものです。厳しい状況に変わりはありませんが、私たちのたたかいは今後も続きます。
 どうぞ、みなさんの変わらぬご理解、ご支援、ご協力を心からお願いします。

 「日の丸・君が代」強制反対・再雇用拒否撤回を求める第二次原告団代表=泉健二(元目黒高校)
コメント    この記事についてブログを書く
« 南房総市:全中学生に『13歳... | トップ | 扶養を保護の要件とするのは... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日の丸・君が代関連ニュース」カテゴリの最新記事