<転送歓迎>(重複ご容赦)
・「都教委包囲首都圏ネットワーク」、・「新芽ML」・「ひのきみ全国ネット」の渡部です。
(これまでここに置いておいた石原慎太郎の言葉などは読みにくさを考え、後ろ異動しました。勿論生きています)
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昨日(8月29日)、▲ 3月の卒業式で「君が代」処分(減給10分の1、1ヶ月)された田中聡史さん(石神井特別支援学校)への「再発防止研修」(3回目の所属校研修)が、またしても都の研修センターで行われました(抗議・支援行動に約60名が参加)。
これについてはすでに近藤徹さんなどいくつかのメールで流れていますがので、簡単にします。
抗議の中で、まず代理人の澤藤弁護士は、かなり力を入れて都教委を糾弾しました。
これについては、<澤藤統一郎 「憲法日記」 8月29日号>
http://article9.jp/wordpress/?p=7400
「 転向を強要してはならない。良心に鞭打ってはならない。
ー「服務事故再発防止研修」強行に抗議する。」
をご覧ください。
つづいて、<被処分者の会>、<ひのきみ全国ネット>、<練馬教育問題交流会>、<河原井さん・根津さんらの「君が代」解雇をさせない会>から要請文が都教委職員に手渡されました。
田中さんが研修所に入った後の集会では、今回も大阪から駆けつけてくれたMさんは次のように述べました。
「警察(車道に2台の警察車両)までも動員して田中さんへの弾圧をしている。
こんなやり方が法治国家で許されるのか。
しかも授業を犠牲にしてやっている。こんなことがありうるのか。
なぜ、田中さんだけ所属校でやらないのか。
それで、7月に都教委に情報公開をかけた。
8月25日にやっと公開されたが、何も理由がわからなかった。」
研修終了後、出てきた田中さんは次のように述べました。
「今回は、まとめとして<振り返りシート>を記入させられた。
最後の方の設問は、内容を理解したか、今後どういうふうにするか、というようなことだった。
明らかに、同じことの繰り返しであり、思想・良心の自由に踏み込むものだ。
裁判所の決定(東京地裁、2004年7月)にあたかも挑戦しているかのようだ。
教育委員会はこのような態度をとるべきではない。」
ところで、その後、こんなことがありました。
大阪から来たMさんは、抗議集会終了後、参加者が帰った後に、情報公開で、所属校から研修センターへの変更理由が何も述べられていないことに対し、質問しようと研修センターに入ろうとしました。
しかし、職員2人がゲートの前に立ちはだかり入れさせません。
雨もひどくなっていたので、せめて屋根のある所に行って話をしたいと言っても全く無視です。
そこで、Mさんはその場で都教委に電話をし、
「こんなことが許されるのか、これから都教委に行く」
と言い、都教委に向かうことになりました(私も同行)。
都教委に行くと、文書課(1人)と情報教育課(2人)が対応しました。
そして、研修センターの対応の酷さについて話すと、情報教育課のKさんが、センターに連絡を入れてくれ、
「これからもう一度そちらに行きたいと言っている」
と伝えてくれました。
しかし、研修センターからの返事がなかなか来なかったのでMさんは、Kさんが連絡してくれたことに礼を言い、直接もう一度研修センターに行くことにしました。
研修センターに着くと、すでにゲートは空けられており、透明ドアの後ろに2人の職員が私たちを待っており、中に入れ、椅子と机のあるところに連れて行き、話をすることになりました。
Mさんは、
「先ほどの2人に謝ってほしい。雨の中ヤクザ以下に扱われた。
集会が始まる前にも『情報公開の件で質問したい』と言っている。
しかし、終了後来たら、全然対応しない。しかも雨が土砂降りの中。
あんな対応があるか。人間扱いではない。」
それに対し二人は、
「緊張した一連の流れの中だったので・・・」
と答えたので、Mさんが
「じゃ、今はどうなの。当然だったと言うのか。
それで押し切るのか、それならそれでいいよ。」
と言うと、一人が
「ちょっとした雨除けのところで待ってもらうのが一般的・・・」
と答えたので、Mさんは
「私を通さなかった先ほどの2人の見解を聞きたい。
自分は大阪から6月15日の再発防止研修抗議集会に初めて来た。
一番わからなかったのは、校外学習があるのに、また変更願も出ているのに、それを無視し研修をやっていることだった。
また、他の二人(高校勤務)は所属校で研修をやっているのに、なんでここでやるのかということだった。
それで情報公開した、しかしその疑問は解けなかった。
こんなことはどこで決めたのか。誰の責任でやったのか。
資料には研修について、『やむをえないときには相談を』『校長が計画を作る』とも書いてある。
支援学校の田中さんだけどうしてセンターでやるのか。
差別ではないか。」
と質問しました。すると、彼らは、
「やむを得ない場合というのは、身内の不幸、台風などの自然災害・・・」
「場所はどこでやってもいいことになっている」
などと答えたので、Mさんは、
「それは通らない。考えられないことだ。
もっと真摯に対応すべきだ。
今日は犯罪者以下の扱いをされた。聞く耳を持たなかった。
都教委は裁判所の決定も守らず、市民からの声にも耳を傾けずやっている。
聞く耳をもって欲しい。
こうやって会えたのもKさんのお陰だ。」
ということで終わりました。
結局、今回は、田中さんの所属校での再発防止研修が、どうして研修センターでの研修になったのか、その理由は分かりませんでした。
しかし、大阪のMさんの努力で、研修センターの職員二人と会って、ゲート前での職員の2人の振る舞いに対する抗議と田中さんのセンター研修への変更理由の質問を、直接行うことが出来たのではないかと思います。
Mさん大阪から来ていただき、本当にありがとうございました。
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【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
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東京五輪に 【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし)
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対米従属で「世界征服」を夢想するデマゴギー政治家安倍首相を倒そう!
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「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
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これについてはすでに近藤徹さんなどいくつかのメールで流れていますがので、簡単にします。
抗議の中で、まず代理人の澤藤弁護士は、かなり力を入れて都教委を糾弾しました。
これについては、<澤藤統一郎 「憲法日記」 8月29日号>
http://article9.jp/wordpress/?p=7400
「 転向を強要してはならない。良心に鞭打ってはならない。
ー「服務事故再発防止研修」強行に抗議する。」
をご覧ください。
つづいて、<被処分者の会>、<ひのきみ全国ネット>、<練馬教育問題交流会>、<河原井さん・根津さんらの「君が代」解雇をさせない会>から要請文が都教委職員に手渡されました。
田中さんが研修所に入った後の集会では、今回も大阪から駆けつけてくれたMさんは次のように述べました。
「警察(車道に2台の警察車両)までも動員して田中さんへの弾圧をしている。
こんなやり方が法治国家で許されるのか。
しかも授業を犠牲にしてやっている。こんなことがありうるのか。
なぜ、田中さんだけ所属校でやらないのか。
それで、7月に都教委に情報公開をかけた。
8月25日にやっと公開されたが、何も理由がわからなかった。」
研修終了後、出てきた田中さんは次のように述べました。
「今回は、まとめとして<振り返りシート>を記入させられた。
最後の方の設問は、内容を理解したか、今後どういうふうにするか、というようなことだった。
明らかに、同じことの繰り返しであり、思想・良心の自由に踏み込むものだ。
裁判所の決定(東京地裁、2004年7月)にあたかも挑戦しているかのようだ。
教育委員会はこのような態度をとるべきではない。」
ところで、その後、こんなことがありました。
大阪から来たMさんは、抗議集会終了後、参加者が帰った後に、情報公開で、所属校から研修センターへの変更理由が何も述べられていないことに対し、質問しようと研修センターに入ろうとしました。
しかし、職員2人がゲートの前に立ちはだかり入れさせません。
雨もひどくなっていたので、せめて屋根のある所に行って話をしたいと言っても全く無視です。
そこで、Mさんはその場で都教委に電話をし、
「こんなことが許されるのか、これから都教委に行く」
と言い、都教委に向かうことになりました(私も同行)。
都教委に行くと、文書課(1人)と情報教育課(2人)が対応しました。
そして、研修センターの対応の酷さについて話すと、情報教育課のKさんが、センターに連絡を入れてくれ、
「これからもう一度そちらに行きたいと言っている」
と伝えてくれました。
しかし、研修センターからの返事がなかなか来なかったのでMさんは、Kさんが連絡してくれたことに礼を言い、直接もう一度研修センターに行くことにしました。
研修センターに着くと、すでにゲートは空けられており、透明ドアの後ろに2人の職員が私たちを待っており、中に入れ、椅子と机のあるところに連れて行き、話をすることになりました。
Mさんは、
「先ほどの2人に謝ってほしい。雨の中ヤクザ以下に扱われた。
集会が始まる前にも『情報公開の件で質問したい』と言っている。
しかし、終了後来たら、全然対応しない。しかも雨が土砂降りの中。
あんな対応があるか。人間扱いではない。」
それに対し二人は、
「緊張した一連の流れの中だったので・・・」
と答えたので、Mさんが
「じゃ、今はどうなの。当然だったと言うのか。
それで押し切るのか、それならそれでいいよ。」
と言うと、一人が
「ちょっとした雨除けのところで待ってもらうのが一般的・・・」
と答えたので、Mさんは
「私を通さなかった先ほどの2人の見解を聞きたい。
自分は大阪から6月15日の再発防止研修抗議集会に初めて来た。
一番わからなかったのは、校外学習があるのに、また変更願も出ているのに、それを無視し研修をやっていることだった。
また、他の二人(高校勤務)は所属校で研修をやっているのに、なんでここでやるのかということだった。
それで情報公開した、しかしその疑問は解けなかった。
こんなことはどこで決めたのか。誰の責任でやったのか。
資料には研修について、『やむをえないときには相談を』『校長が計画を作る』とも書いてある。
支援学校の田中さんだけどうしてセンターでやるのか。
差別ではないか。」
と質問しました。すると、彼らは、
「やむを得ない場合というのは、身内の不幸、台風などの自然災害・・・」
「場所はどこでやってもいいことになっている」
などと答えたので、Mさんは、
「それは通らない。考えられないことだ。
もっと真摯に対応すべきだ。
今日は犯罪者以下の扱いをされた。聞く耳を持たなかった。
都教委は裁判所の決定も守らず、市民からの声にも耳を傾けずやっている。
聞く耳をもって欲しい。
こうやって会えたのもKさんのお陰だ。」
ということで終わりました。
結局、今回は、田中さんの所属校での再発防止研修が、どうして研修センターでの研修になったのか、その理由は分かりませんでした。
しかし、大阪のMさんの努力で、研修センターの職員二人と会って、ゲート前での職員の2人の振る舞いに対する抗議と田中さんのセンター研修への変更理由の質問を、直接行うことが出来たのではないかと思います。
Mさん大阪から来ていただき、本当にありがとうございました。
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