処分撤回を求めて（７５）

　東京・全国の仲間の皆さんへ。（転送・転載歓迎。重複はご容赦下さい。一部報道関係者にも送信しています。）
　被処分者の会・東京「君が代」裁判原告団の近藤です。

　● 入学式処分を許すな！

■５月１日・２日の２日間に亘ってＴＢＳテレビ・筑紫哲也ＮＥＷＳ２３が「もの言えない人々」として１０・２３通達に基づく「日の丸・君が代」強制の問題や０６年４月の「職員会議での挙手採決禁止」の「学校経営適正化通知」などの東京都の異常な教育行政を放映しました。

　この報道の中で、野中元官房長官は、「日の丸・君が代」の強制について「減給・免職などの処分で従わせるのは民主主義ではない」という趣旨の発言をしています。
　また、土肥信雄三鷹高校校長は、これまで何度も都教委の「指導」を受けていることを明らかにして、「採決禁止通知」で「教職員が意見を言わなくなり、教育活動が停滞している」という趣旨の発言をしています。

　なお、毎日新聞も土肥校長や１次訴訟で原告側証人を務めた渡部謙一元久留米高校校長の発言を報道しています。
　私たちは、今後も裁判勝利に向けて運動を大きく広げていきます。

■５月２３日に入学式の処分発令　抗議・支援行動に来て下さい！

　都教委は、５月２２日の定例会で、４月の入学式での不起立を理由に２名の教職員の処分を決定し、翌５月２３日に処分発令を強行しようとしています。
　被処分者の会は、２３日当日、発令場所＜水道橋・都教職員研修センター＞で入学式処分発令抗議・該当者支援行動を展開します。多くの皆さんの行動参加をお願いいたします。

　◆入学式処分発令抗議・該当者支援行動◆
　　　５月２３日（金）１３時３０分（予定）
　　　　　　　　　　東京都教職員研修センター　（水道橋・工芸高校隣）

■以下の裁判の傍聴をよろしくお願いします。

　０３年１０・２３通達から５回目の卒業式でも「譲れない思い」で不起立などを貫いた教職員２０名が不当にも処分され、０３年１０・２３通達に基づく処分者数は延べ４０８名という前代未聞の大量処分となっています。違憲・違法な１０・２３通達撤回・処分撤回を求める裁判の勝利はどれだけ多くの人が関心を持ち傍聴に来てくれるかにかかっています。傍聴・支援で法廷を埋め尽くしましょう。

◆６月２日（月）東京「君が代」裁判（１次訴訟）第６回口頭弁論
　　　　　　　　　１２時４０分傍聴抽選　１３時１０分開廷　東京地裁１０３号
　　　　　　　　　被告都教委側証人尋問：清水元練馬工業校長、祐成八王子養護校長
　　　　　　　　　終了後、報告集会　オカモトヤビル（虎ノ門）　事務局が案内します。

◆６月５日（木）嘱託不採用撤回裁判・高裁控訴審第１回口頭弁論
　　　　　　　　　１４時集合　１４時３０分開廷　東京高裁８１７号
　　　　　　　　　弁護士意見陳述

◆６月２６日（木）東京「君が代」裁判（２次訴訟）第３回口頭弁論
　　　　　　　　　　１３時４５分集合　１４時１５分　東京地裁５０６号
　　　　　　　　　　原告２名意見陳述

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「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会
東京「日の丸・君が代」処分取消訴訟原告団
事務局長　近藤　徹
携帯：０９０－５３２７－８３１８
e-mail:qq947sh9@vanilla.ocn.ne.jp
被処分者の会HP↓（随時更新。アクセスして下さい。）
http://www7a.biglobe.ne.jp/~hishobunshanokai/index.html.
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