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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

北爪幸夫元板橋高校校長は、被害届を取り下げよ!

2011年07月06日 | 応援する会の運動
 ★ 北爪幸夫元板橋高校校長は、被害届を取り下げよ!
■北爪元校長を雇ってきた早稲田大学教育学部長は、元板校長に被害届の取り消しを指導せよ!


板橋高校君が代弾圧事件の藤田さんの行為を犯罪に仕立て、
『被害届』を出した北爪幸夫元板橋高校校長は、
早稲田大学教育学部で教鞭をとっていた!

 当会は、早稲田大学教育学部神尾部長に対して、すみやかに北爪元板橋高校校長に連絡を取って、
 最高裁判決7月7日(木)15時の前までに、
 板橋警察署に提出した藤田さんに関する被害届の取り下げを指導するよう求めました。
2011年7月6日 人権NGO言論・表現の自由を守る会

 そもそも刑事罰を問うべき被害事実のない板橋高校君が代弾圧事件が刑事事件とされたのは、北爪幸夫元板橋高校校長が2004年3月26日、板橋警察公安係に「建造物侵入等被害がありましたからお届けします。」と被害届を出したためです。
 そのために『刑事事件』とされ、藤田さんの自宅の家宅捜索が行われ、同年12月3日に、東京地検崎坂誠司検察官検事が「刑法第234条、威力業務妨害」だとして起訴され、検察の求刑は懲役8か月で地裁高裁は罰金20万円の不当有罪判決。2008年に上告し第1小法廷に係属して以来3年を経過しています。
 卒業式開式のあいさつが、たった1分数十秒予定より遅れたことをもって、被害届が出ているのです。あたかも大騒乱があったかのようなテレビ・一部新聞報道と右翼都議の都議会質問によって、被害事実もなく近年にない感動的な卒業式の事実は伝えられないまま国民に錯覚を与えつづけています。
 退職時の教え子の卒業を祝うために来賓として参列した藤田さんは、教頭と校長に体育館から追い出されてしまったため、開式前にはとっくに家路についており、さらにコピーを配布して不起立を呼び掛けた保護者はほとんど起立していたにもかかわらず、北爪元校長は都教委と公安警察に相談し、半月後に被害届を出しました。
 当会は、公権力による教育現場での刑事弾圧事件であるこの事件を重視し、ビラ配布弾圧6事件として国連自由権規約委員会での第5回日本政府報告書審査にレポートを提出しロビー活動を行いました。
 この結果、委員会は、政府に対して自由権規約を警察・検察・裁判官に徹底させることをはじめ極めて厳しく具体的に勧告しました。
 当会は最高裁に対してこの人権条約と勧告を持参して、担当裁判長が決まる以前から、2008年12月、本件に関する要請を行い、翌年からは藤田さんを応援する会のみなさんの最高裁要請に毎回参加し、今年の4月の第8回要請行動まで櫻井龍子裁判長に対して繰り返し要請してきました。
 本件においても重大な検察によるICレコーダー改ざん疑惑があることを重視し、証拠改ざんを許さず事実に基づき、大法廷に回付し、憲法と共に国際人権規約(自由権規約)に照らして公正な裁判を行うことを求めてきました。
 また、犯罪被害事実のない本件の被害は、刑事弾圧事件による藤田さんに対する重大な人権侵害被害であることから、当会は東京都教育委員会に対して昨年8月に続き今年3月17日にも、被害届けの撤回を求めました。
 石原慎太郎東京都知事、大原正行東京都教育長、木村孟東京都教育委員会委員長、内館牧子教育委員、高坂節三教育委員、竹花豊教育委員、瀬古利彦教育委員宛て要請書(別紙参照)を提出しましたが、「指導部高等学校教育指導課」名の3月30日付で、「藤田勝久氏に関する被害届を取り下げる考えはありません」と東京都教育庁総務部教育情報課伊藤彰彦課長が文書で回答してきました。
 そこで、被害届提出者である北爪元校長に直接要請すべく探した結果、2011年3月末までの3年間、早稲田大学教育学部教職課程課教員就職指導部に勤務し、退職後の5月14日にも早稲田大学の2011年度第2回教員就職指導会において論文指導を行っていたことが分かりました。(別紙参照)
 また、千葉県内に居住して地域でサークル活動をしていることも判明しました。

 昨日5日、早稲田大学教育学部事務所担当者に対して、3月11日の板橋高校卒業式事件における藤田さんに対する重大な人権侵害である権力犯罪の事実経過と裁判経過について伝え、ただちに本件を神尾教育学部長に報告し、すみやかに北爪元校長に連絡を取り、7月7日15時最高裁判決前に藤田さんに関する被害届取り消しを求めるよう強く求めました。
 賞賛されるべき元教師を、罪に陥れた元校長を採用し、教育を志す多くの大学生に、憲法と自由権規約違反である都教委の10・23通達に基づく君が代起立強制強行・上意下達の非民主的・時代錯誤・人権侵害の教育を容認し続けた早稲田大学の責任も問われています。
以上


『今 言論・表現の自由があぶない!』(2011/7/6)
http://blogs.yahoo.co.jp/jrfs20040729/20689239.html

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