都立高校入学式、卒業式処分反撃の闘い
東京・全国の仲間の皆さん!(転送歓迎。ホームページ転載、メーリングリストでの転送歓迎。)
<一部報道関係者に送信しています。>
東京・三者(予防訴訟をすすめる会、被処分者の会、被解雇者の会)卒・入学式対策本部の近藤(被処分者の会)です。
三者卒入学式対策本部速報(18)を送ります。今回は1週間振りの「速報」で長くなりました。最後まで読んで下さい。
● 公安警察が暗躍する中、都立高校入学式行われる―入学式でも「良心」を貫き不起立の教員が出る!
3月31日の都教委の卒業式での懲戒処分強行から丁度1週間経ちました。昨日4月7日には各都立高校で一斉に卒業式が行われました。高校生活の希望に胸をふくらませて入学した新入生に早速「日の丸・君が代」の強制が待ち受けている。03年10.23通達、06年3.13通達に基づく校長の「職務命令」で、教職員が「暗澹たる」思いで入学式を迎えていることを期待と希望を抱いて入学した新入生の多くはは知るよしもありません。校長が、不起立しそうな教員を「警備係」に回したり、入学式の「君が代」による「踏み絵」を嫌悪して「年休」を取る教員が何と多いことでしょう。
さて、今回の入学式では、卒業式以上に公安警察の暗躍が目立ちました。K段高校では、門前でビラを撒こうとした市民に対して私服警官・制服警官が門前を「ブロック」して「妨害」し、ビラを撒くのを断念した、という報告も入っています。私の勤務するK西南高校では、公安警察(卒・入学式で毎回同じワゴン車で同じ私服が来る)がまたもやワゴン車で来て、ビラを撒いていた2人の女性をビデオカメラで撮影し、ビラまき終了後、2人を尾行していました(警備係の教員がバッチリ目撃)。公安警察を呼んで「平然」としている「校長」はどんな神経をしているのでしょうか。国家権力の「暴力装置」を導入して市民の表現の自由を「抑圧・弾圧」する人が「教育者」の面(ツラ)をしているのです。
毎度のことですが、警察出動の「入学式」を見た新入生はさぞ驚き、怖い、と思ったことでしょう。
こうした中、都立高校では、「良心」を貫き「不起立」で抗議した仲間が出ています。中には、卒業式で「不起立」し、他校に異動になって、新入生の担任でまた「不起立」した人もいます。
● 入学式で国歌斉唱対策、先生はイスなし…美唄の小学校(読売新聞の記事です。)
現在の東京の状況は、全国的にも波及し、北海道では、教職員の「不起立」をなくすため、教職員用の椅子を置かない、という事態が起こっています。以下を、クリックすれば記事が出ます。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060407-00000104-yom-soci
北海道美唄(びばい)市立中央小学校の6日の入学式で、国歌斉唱時の起立を促すため、学校側が教職員用のいすを用意しなかったことがわかった。
教職員側との10回以上にわたる会議の末、最終的に岩城文雄校長が判断した。当日は、途中退席したり座ったりした教職員はなく、式は予定通り約40分で終了した。
岩城校長は「教職員の内心の自由は認めているが、国の指導要領に従わずに着席するなどの行為は、子供を前にした教育活動として問題がある。反対意見もあったが、話し合いを続けた結果、理解を得たと判断した」と話している。市教委は「教職員側が理解のうえで式に臨んだと聞いており、強制ではないので問題ではない」としている。
学校側によると、式には教職員30人、新入学児童70人、2年生と保護者が出席し、児童と保護者には、いすが用意された。「君が代」斉唱時、児童は着席させ、保護者には起立の賛同を求めたところ、ほぼ全員が起立したという。
美唄市では6日、全14小中学校で入学式が行われたが、「君が代」斉唱時に着席した教職員がいたのは7校あった。
(読売新聞) - 4月7日13時14分更新
● 「分限免職」の増田さん、都庁前で元気にビラまき。根津さん・河原井さんの「解雇を許さない会」も日野駅、豊田駅で宣伝行動。
4月7日には、「長期研修中の行動が『不適切』」として「分限免職」処分となった増田さんと支援する人たち10数名が都庁前でビラまきをし、処分撤回の闘いに起ち上がっています。4月28日夜には、豊島勤労福祉会館で「処分撤回」の集会も開催されます。
停職3ヶ月中の根津さん・停職1ヶ月中の河原井さんの「解雇を許さない会」も日野・豊田両駅で宣伝行動を行いました。根津さん、河原井さんとも在任1年で異動させられました。特に、根津さんは通勤時間2時間の「ミサイル」人事です。
「懲罰・弾圧」に屈せず闘う仲間への暖かい支援・連帯を呼び掛けます。
● 都立高校でも「懲罰」人事横行
都立高校でも、昨年以上の「懲罰」人事が横行しています。「被処分者」が1年で異動させられた例が増えているのです。抵抗する教員を何が何でも「排除・根絶」する、という攻撃に負けるわけには行きません。苦しくとも、「譲れない思い」で「不起立・不伴奏」などを貫いた私たちは、闘う以外に道がないのです。
● さあ反撃だ!―卒業式処分取消を求めて都人事委員会に不服審査請求(4月24日)
卒業式の「不起立・ピアノ不伴奏」で処分された都立学校教職員の大半がまとまって、4月24日(月)、処分取消を求めて都人事委員会に不服審査請求を行い、記者会見(予定)をします。なお、当日、卒業式⑥グループの第4回人事委公開口頭審理も行われます。当日の行動に多数の参加を呼び掛けます。
4月24日(月)06年3月卒業式処分・人事委員会不服審査請求 12時45分 都庁第1庁舎1Fロビー集合、13時 人事委員会へ
卒業式人事委委員会不服審査請求・記者会見 16:30 都庁記者クラブ(第1庁舎南棟6F)(予定)
4月24日(月)第4回人事委審理・被処分者の会卒業式⑥グループ(岡田審査員) 14時~16時
都庁第1庁舎北棟39F(傍聴抽選 13時45分 38Fで)
証人尋問:佐藤光一元井草高校教頭・現東村山高校校長
請求人処分時の学校:井草(4名)、田柄、光丘(4名)、練馬工、大泉養護 計11名
● 都教委幹部(近藤精一前指導部長、臼井勇前人事部長)の人事委審理での証人尋問実現(5月17日)―200人規模の会場で!
03-04年の処分取消を求めて人事委員会審理進めている全都の全ての団体(7団体、東京教組、都教組八王子支部、都障教組、都障労組、アイム’89,都高教有志被処分者連絡会、被処分者の会)は、立場の違いを超えて、かねてから都人事委員会に都教委幹部の7団体共通証人尋問を要求していました。この度、人事委員会側から5月17日、200人規模の会場で行いたい、という回答がありました。尋問時間など今後協議しますが、ほぼ実現の見通しとなりました。
実現すれば、それこそ都人事委員会の「慣例」を打ち破る人事委審理となります。教基法第10条が禁ずる都教委の「不当な支配」を徹底的に暴き出す場になります。
広く傍聴を呼び掛けます。
● 人事委審理・裁判の傍聴に来て下さい。
以下の人事委審理・裁判・集会に来て下さい。周りに参加を呼び掛けて下さい。
4月10日(月) 不採用撤回東京地裁第2次提訴 14時 東京地裁(13時30分、弁護士会館1Fロビー集合)・・・今年度「嘱託不採用」となった被処分者8名が東京地裁に提訴します。
4月12日(水) 「君が代」解雇裁判第11回口頭弁論 10時集合 10:30~11:30 東京地裁103法廷
4月13日(木) 「もの言える自由」裁判(池田幹子さん)第1回口頭弁論 10時 東京地裁620法廷
4月17日(月) 再発防止研修取消裁判第10回口頭弁論 13時集合 13時30分~ 東京地裁103法廷・・・100名規模の広い法廷です。是非傍聴に来て下さい。
4月20日(木) 嘱託不採用撤回裁判第5回口頭弁論 10時集合 10時30分~ 東京地裁710法廷・・・昨年度「嘱託不採用者」(被処分者5名)の裁判
4月22日(土) 06年卒・入学式-総括と展望を語る集会(都教委包囲首都圏ネット主催)13時30分 文京区民センター(都営地下鉄春日)
○ 「被処分者の会ホームページ」
http://www7a.biglobe.ne.jp/~hishobunshanokai/index.html. にも時々アクセスし
て下さい。被処分者の会賛助会員(人事委審理請求人以外の一般の教職員・市民・労
働者)を希望する人は申し込みもできます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
三者卒・入学式対策本部
事務局長 近藤徹(被処分者の会)
携帯:090-5327-8318
e-mail:qq947sh9@vanilla.ocn.ne.jp
被処分者の会HP:http://www7a.biglobe.ne.jp/~hishobunshanokai/index.html.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
東京・全国の仲間の皆さん!(転送歓迎。ホームページ転載、メーリングリストでの転送歓迎。)
<一部報道関係者に送信しています。>
東京・三者(予防訴訟をすすめる会、被処分者の会、被解雇者の会)卒・入学式対策本部の近藤(被処分者の会)です。
三者卒入学式対策本部速報(18)を送ります。今回は1週間振りの「速報」で長くなりました。最後まで読んで下さい。
● 公安警察が暗躍する中、都立高校入学式行われる―入学式でも「良心」を貫き不起立の教員が出る!
3月31日の都教委の卒業式での懲戒処分強行から丁度1週間経ちました。昨日4月7日には各都立高校で一斉に卒業式が行われました。高校生活の希望に胸をふくらませて入学した新入生に早速「日の丸・君が代」の強制が待ち受けている。03年10.23通達、06年3.13通達に基づく校長の「職務命令」で、教職員が「暗澹たる」思いで入学式を迎えていることを期待と希望を抱いて入学した新入生の多くはは知るよしもありません。校長が、不起立しそうな教員を「警備係」に回したり、入学式の「君が代」による「踏み絵」を嫌悪して「年休」を取る教員が何と多いことでしょう。
さて、今回の入学式では、卒業式以上に公安警察の暗躍が目立ちました。K段高校では、門前でビラを撒こうとした市民に対して私服警官・制服警官が門前を「ブロック」して「妨害」し、ビラを撒くのを断念した、という報告も入っています。私の勤務するK西南高校では、公安警察(卒・入学式で毎回同じワゴン車で同じ私服が来る)がまたもやワゴン車で来て、ビラを撒いていた2人の女性をビデオカメラで撮影し、ビラまき終了後、2人を尾行していました(警備係の教員がバッチリ目撃)。公安警察を呼んで「平然」としている「校長」はどんな神経をしているのでしょうか。国家権力の「暴力装置」を導入して市民の表現の自由を「抑圧・弾圧」する人が「教育者」の面(ツラ)をしているのです。
毎度のことですが、警察出動の「入学式」を見た新入生はさぞ驚き、怖い、と思ったことでしょう。
こうした中、都立高校では、「良心」を貫き「不起立」で抗議した仲間が出ています。中には、卒業式で「不起立」し、他校に異動になって、新入生の担任でまた「不起立」した人もいます。
● 入学式で国歌斉唱対策、先生はイスなし…美唄の小学校(読売新聞の記事です。)
現在の東京の状況は、全国的にも波及し、北海道では、教職員の「不起立」をなくすため、教職員用の椅子を置かない、という事態が起こっています。以下を、クリックすれば記事が出ます。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060407-00000104-yom-soci
北海道美唄(びばい)市立中央小学校の6日の入学式で、国歌斉唱時の起立を促すため、学校側が教職員用のいすを用意しなかったことがわかった。
教職員側との10回以上にわたる会議の末、最終的に岩城文雄校長が判断した。当日は、途中退席したり座ったりした教職員はなく、式は予定通り約40分で終了した。
岩城校長は「教職員の内心の自由は認めているが、国の指導要領に従わずに着席するなどの行為は、子供を前にした教育活動として問題がある。反対意見もあったが、話し合いを続けた結果、理解を得たと判断した」と話している。市教委は「教職員側が理解のうえで式に臨んだと聞いており、強制ではないので問題ではない」としている。
学校側によると、式には教職員30人、新入学児童70人、2年生と保護者が出席し、児童と保護者には、いすが用意された。「君が代」斉唱時、児童は着席させ、保護者には起立の賛同を求めたところ、ほぼ全員が起立したという。
美唄市では6日、全14小中学校で入学式が行われたが、「君が代」斉唱時に着席した教職員がいたのは7校あった。
(読売新聞) - 4月7日13時14分更新
● 「分限免職」の増田さん、都庁前で元気にビラまき。根津さん・河原井さんの「解雇を許さない会」も日野駅、豊田駅で宣伝行動。
4月7日には、「長期研修中の行動が『不適切』」として「分限免職」処分となった増田さんと支援する人たち10数名が都庁前でビラまきをし、処分撤回の闘いに起ち上がっています。4月28日夜には、豊島勤労福祉会館で「処分撤回」の集会も開催されます。
停職3ヶ月中の根津さん・停職1ヶ月中の河原井さんの「解雇を許さない会」も日野・豊田両駅で宣伝行動を行いました。根津さん、河原井さんとも在任1年で異動させられました。特に、根津さんは通勤時間2時間の「ミサイル」人事です。
「懲罰・弾圧」に屈せず闘う仲間への暖かい支援・連帯を呼び掛けます。
● 都立高校でも「懲罰」人事横行
都立高校でも、昨年以上の「懲罰」人事が横行しています。「被処分者」が1年で異動させられた例が増えているのです。抵抗する教員を何が何でも「排除・根絶」する、という攻撃に負けるわけには行きません。苦しくとも、「譲れない思い」で「不起立・不伴奏」などを貫いた私たちは、闘う以外に道がないのです。
● さあ反撃だ!―卒業式処分取消を求めて都人事委員会に不服審査請求(4月24日)
卒業式の「不起立・ピアノ不伴奏」で処分された都立学校教職員の大半がまとまって、4月24日(月)、処分取消を求めて都人事委員会に不服審査請求を行い、記者会見(予定)をします。なお、当日、卒業式⑥グループの第4回人事委公開口頭審理も行われます。当日の行動に多数の参加を呼び掛けます。
4月24日(月)06年3月卒業式処分・人事委員会不服審査請求 12時45分 都庁第1庁舎1Fロビー集合、13時 人事委員会へ
卒業式人事委委員会不服審査請求・記者会見 16:30 都庁記者クラブ(第1庁舎南棟6F)(予定)
4月24日(月)第4回人事委審理・被処分者の会卒業式⑥グループ(岡田審査員) 14時~16時
都庁第1庁舎北棟39F(傍聴抽選 13時45分 38Fで)
証人尋問:佐藤光一元井草高校教頭・現東村山高校校長
請求人処分時の学校:井草(4名)、田柄、光丘(4名)、練馬工、大泉養護 計11名
● 都教委幹部(近藤精一前指導部長、臼井勇前人事部長)の人事委審理での証人尋問実現(5月17日)―200人規模の会場で!
03-04年の処分取消を求めて人事委員会審理進めている全都の全ての団体(7団体、東京教組、都教組八王子支部、都障教組、都障労組、アイム’89,都高教有志被処分者連絡会、被処分者の会)は、立場の違いを超えて、かねてから都人事委員会に都教委幹部の7団体共通証人尋問を要求していました。この度、人事委員会側から5月17日、200人規模の会場で行いたい、という回答がありました。尋問時間など今後協議しますが、ほぼ実現の見通しとなりました。
実現すれば、それこそ都人事委員会の「慣例」を打ち破る人事委審理となります。教基法第10条が禁ずる都教委の「不当な支配」を徹底的に暴き出す場になります。
広く傍聴を呼び掛けます。
● 人事委審理・裁判の傍聴に来て下さい。
以下の人事委審理・裁判・集会に来て下さい。周りに参加を呼び掛けて下さい。
4月10日(月) 不採用撤回東京地裁第2次提訴 14時 東京地裁(13時30分、弁護士会館1Fロビー集合)・・・今年度「嘱託不採用」となった被処分者8名が東京地裁に提訴します。
4月12日(水) 「君が代」解雇裁判第11回口頭弁論 10時集合 10:30~11:30 東京地裁103法廷
4月13日(木) 「もの言える自由」裁判(池田幹子さん)第1回口頭弁論 10時 東京地裁620法廷
4月17日(月) 再発防止研修取消裁判第10回口頭弁論 13時集合 13時30分~ 東京地裁103法廷・・・100名規模の広い法廷です。是非傍聴に来て下さい。
4月20日(木) 嘱託不採用撤回裁判第5回口頭弁論 10時集合 10時30分~ 東京地裁710法廷・・・昨年度「嘱託不採用者」(被処分者5名)の裁判
4月22日(土) 06年卒・入学式-総括と展望を語る集会(都教委包囲首都圏ネット主催)13時30分 文京区民センター(都営地下鉄春日)
○ 「被処分者の会ホームページ」
http://www7a.biglobe.ne.jp/~hishobunshanokai/index.html. にも時々アクセスし
て下さい。被処分者の会賛助会員(人事委審理請求人以外の一般の教職員・市民・労
働者)を希望する人は申し込みもできます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
三者卒・入学式対策本部
事務局長 近藤徹(被処分者の会)
携帯:090-5327-8318
e-mail:qq947sh9@vanilla.ocn.ne.jp
被処分者の会HP:http://www7a.biglobe.ne.jp/~hishobunshanokai/index.html.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます