9/26傍聴のお礼と11/7控訴審傍聴支援のお願い
9月26日,土砂降りの雨の中,第2回控訴審が闘かれた。
折しも国会では安倍首相が誕生し,ごほうぴ内閣といわれるバリバリタカ派政権が発足しようとしていた。
原田敏章裁判長は開始してから5分もたたない頃,「それでは本日結審とし,次回は判決」と言いかけた。
でたあ~。「裁判長!」内田弁護士と渡辺さんが同時に叫んだ。
渡辺さんが立ち上がり,証人尋問をしてほしいといった内容をしゃべる。原田裁判長は2度程制止をしょうとするが,ついにきっかけをつかめず,もて余し気味に渡辺さんを見つめ,ようやくストップをかけた。
内田弁護士は都教委に,原告側の出した書面に対し反論をせよ,と迫る。「少なくとも結審は,都政委側の反証を待ってからにしてもらいたい。」
そう言われて,合議のため3人の裁判官は退席し,渋い頑で戻ってきた。そして,「では証人採用するか否かのためにもう1回開きます。都教委側はそれでもいいですか。」
松崎弁護士(都教委)は,あいまいな顔をして,「ハァ,それはまあ結構ですが。証人尋問は人事委員会でも地裁でもやってるので必要ないと思いますが。」
「ではもう1回臨きましょう。」傍聰席からかすかによかったあというどよめきと音のない拍手がもれる。
原田裁判長はじろりと見わたしていた。
そんなわけで,次回は11月7日(火)4時から,ということに決まった。

渡辺さんよかったね。前大泉養護校長などの証人尋問をなんとか実現しよう。少しでも裁判が続けば,それだけ多くの人に関心を持ってもらう機会を広げることができるというもの。
みなさん,是非傍聰に来て下さい。そして沢山の人の力でまた1回のばさせまともな裁判へ近づけていきましょう。 上から下までズックリ雨にうたれ,風邪などひかれませんでしたか。傍聴して下さってありがとうございました。
次回こそ裁判長は結審を言ってくるでしょう。是非足をお達びください。
●11月7日(火)16:OO~16:20 809号法廷
16:30~裁判所ロピーで報告会
■9/26雨の東京地下鉄キャラバン
10月9日,常念岳に初冠雪,信州の秋は短い。10月末の犀川への白鳥の訪れとともに冬が始まる。
そんな折,9月2旧の予防訴訟・東京地裁判決は「小春日和」の様に暖かで人間味あふれる判決だった。(逆に「あたりまえのことをあたりまえに裁くこと」が本当に難しくなっている時代なのだとつくづく思う。)
9月26日,渡辺さんの裁判が「今回かぎり?」という話もあり,なんとか地下鉄霞ヶ関駅A1出口にかけつけた。
高裁の原田裁判長は,あの地裁の三代川裁判長に比べると穏やかで,少しぐらい傍聴席がざわめいても木に止めない気に止めない。(つい,教員の「授業の進め方のちがい」を思いおこしてしまう。)
渡辺さんや内田弁護士の証人申請(処分前の祐成校長や教頭)の「熱意」に押され結審するつもりが,「では次回は……」とつなぐことができた。(とりあえずひと安心。)
9・21対決の「暖かさ」を力に「東京の真冬」に挑んでほしい。裁判終了後,裁判所正面玄関で報告集会。「長野の君」と指名され,てれくさいのでひっこむ。
その後,アイム89の人たちと有楽町駅前まで移動し,「教育基本法改悪反対」のビラ託り。雨降りで急ぎ足の人が多く,ビラの受け取りは悪い。まるで教育基本法改悪(特に10条)への「無関心さ」の様に思える。みんなと少し離れていた所でビラを配っていたので,いつの間にか一人残ってしまった。
この後の予定は,国会議員会館前での「教育基本法改悪反対集会」。東京の地下鉄に乗りこむがよくわからない。いくつかの駅構内の出口表示をみながら移動。国会議事堂前駅の階段を上がり,ある党派のビラ配りの人にきいてやっと集会にかけつけた。
雨は降り続き,たくさんの傘の中,幸運にも渡辺さんたちと合流できた。マイクではあの辻元清美さんが「改悪阻止」を訴えていた。
帰りの時間(新宿発20時ちょうどのあづさが最終電車)が近づいたので,渡辺さんと集会を抜けて地下鉄で新宿方面へ。韓国料理店に入ってほっと一息。ぴしょ滞れのGジャンを脱ぐ。熱くて辛いテグタンが身体も心もあったかくしてくれました。
今回も懐かしい人たちと会えた。ソウルオリンピック前に,「在日韓国人政治犯」の問題を訴える行動で,「山の手キャラバン」と銘打ってともにパフォーマンスをしたなかまたち(ちなみに私はオリンピック出場をめざす韓国の走り高跳ぴの選手役でした)。今の連絡先をきかれ,名刺がないので,財布に入っていた自分の「救命講習修了証」に住所と電話番号を書いて渡したら,書き写したからと返したくれた。Kさん,ありがとう。(信州安曇野K)
■06.9.21東京地裁にて予防訴訟判決を聞く
言い渡す裁判長の判決に耳を澄ませて聴き入る我ら
いかなるも処分をしてはならないと裁判長は申し渡しぬ
メモをとる吾のノートに大粒の涙が幾つ零え落ちたり
現代史を読むのではなく生きること吾が身の上の瑣事と謂えども
不起立の孤立の今を絶望とするにはあらず始まりとする
(田中)
『ほっととーく 46』から
「良心・表現の自由を!」声をあげる市民の会
〒176-0012練馬区豊玉北5-17-7-303サポートねりま ねりま全労協気付
9月26日,土砂降りの雨の中,第2回控訴審が闘かれた。
折しも国会では安倍首相が誕生し,ごほうぴ内閣といわれるバリバリタカ派政権が発足しようとしていた。
原田敏章裁判長は開始してから5分もたたない頃,「それでは本日結審とし,次回は判決」と言いかけた。
でたあ~。「裁判長!」内田弁護士と渡辺さんが同時に叫んだ。
渡辺さんが立ち上がり,証人尋問をしてほしいといった内容をしゃべる。原田裁判長は2度程制止をしょうとするが,ついにきっかけをつかめず,もて余し気味に渡辺さんを見つめ,ようやくストップをかけた。
内田弁護士は都教委に,原告側の出した書面に対し反論をせよ,と迫る。「少なくとも結審は,都政委側の反証を待ってからにしてもらいたい。」
そう言われて,合議のため3人の裁判官は退席し,渋い頑で戻ってきた。そして,「では証人採用するか否かのためにもう1回開きます。都教委側はそれでもいいですか。」
松崎弁護士(都教委)は,あいまいな顔をして,「ハァ,それはまあ結構ですが。証人尋問は人事委員会でも地裁でもやってるので必要ないと思いますが。」
「ではもう1回臨きましょう。」傍聰席からかすかによかったあというどよめきと音のない拍手がもれる。
原田裁判長はじろりと見わたしていた。
そんなわけで,次回は11月7日(火)4時から,ということに決まった。

渡辺さんよかったね。前大泉養護校長などの証人尋問をなんとか実現しよう。少しでも裁判が続けば,それだけ多くの人に関心を持ってもらう機会を広げることができるというもの。
みなさん,是非傍聰に来て下さい。そして沢山の人の力でまた1回のばさせまともな裁判へ近づけていきましょう。 上から下までズックリ雨にうたれ,風邪などひかれませんでしたか。傍聴して下さってありがとうございました。
次回こそ裁判長は結審を言ってくるでしょう。是非足をお達びください。
●11月7日(火)16:OO~16:20 809号法廷
16:30~裁判所ロピーで報告会
■9/26雨の東京地下鉄キャラバン
10月9日,常念岳に初冠雪,信州の秋は短い。10月末の犀川への白鳥の訪れとともに冬が始まる。
そんな折,9月2旧の予防訴訟・東京地裁判決は「小春日和」の様に暖かで人間味あふれる判決だった。(逆に「あたりまえのことをあたりまえに裁くこと」が本当に難しくなっている時代なのだとつくづく思う。)
9月26日,渡辺さんの裁判が「今回かぎり?」という話もあり,なんとか地下鉄霞ヶ関駅A1出口にかけつけた。
高裁の原田裁判長は,あの地裁の三代川裁判長に比べると穏やかで,少しぐらい傍聴席がざわめいても木に止めない気に止めない。(つい,教員の「授業の進め方のちがい」を思いおこしてしまう。)
渡辺さんや内田弁護士の証人申請(処分前の祐成校長や教頭)の「熱意」に押され結審するつもりが,「では次回は……」とつなぐことができた。(とりあえずひと安心。)
9・21対決の「暖かさ」を力に「東京の真冬」に挑んでほしい。裁判終了後,裁判所正面玄関で報告集会。「長野の君」と指名され,てれくさいのでひっこむ。
その後,アイム89の人たちと有楽町駅前まで移動し,「教育基本法改悪反対」のビラ託り。雨降りで急ぎ足の人が多く,ビラの受け取りは悪い。まるで教育基本法改悪(特に10条)への「無関心さ」の様に思える。みんなと少し離れていた所でビラを配っていたので,いつの間にか一人残ってしまった。
この後の予定は,国会議員会館前での「教育基本法改悪反対集会」。東京の地下鉄に乗りこむがよくわからない。いくつかの駅構内の出口表示をみながら移動。国会議事堂前駅の階段を上がり,ある党派のビラ配りの人にきいてやっと集会にかけつけた。
雨は降り続き,たくさんの傘の中,幸運にも渡辺さんたちと合流できた。マイクではあの辻元清美さんが「改悪阻止」を訴えていた。
帰りの時間(新宿発20時ちょうどのあづさが最終電車)が近づいたので,渡辺さんと集会を抜けて地下鉄で新宿方面へ。韓国料理店に入ってほっと一息。ぴしょ滞れのGジャンを脱ぐ。熱くて辛いテグタンが身体も心もあったかくしてくれました。
今回も懐かしい人たちと会えた。ソウルオリンピック前に,「在日韓国人政治犯」の問題を訴える行動で,「山の手キャラバン」と銘打ってともにパフォーマンスをしたなかまたち(ちなみに私はオリンピック出場をめざす韓国の走り高跳ぴの選手役でした)。今の連絡先をきかれ,名刺がないので,財布に入っていた自分の「救命講習修了証」に住所と電話番号を書いて渡したら,書き写したからと返したくれた。Kさん,ありがとう。(信州安曇野K)
■06.9.21東京地裁にて予防訴訟判決を聞く
言い渡す裁判長の判決に耳を澄ませて聴き入る我ら
いかなるも処分をしてはならないと裁判長は申し渡しぬ
メモをとる吾のノートに大粒の涙が幾つ零え落ちたり
現代史を読むのではなく生きること吾が身の上の瑣事と謂えども
不起立の孤立の今を絶望とするにはあらず始まりとする
(田中)
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