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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

都立学校「校長先生へのお願い」への賛同の呼びかけ

2006年10月28日 | 日の丸・君が代関連ニュース
 都立学校保護者有志からの呼びかけです。
 ご協力をお願いします。
 転送歓迎です。

★都立学校「校長先生へのお願い」への賛同の呼びかけ★

 東京都教育委員会のおこなってきた「君が代・日の丸」の強制は違憲違法であるという判決が、去る9月21日に東京地裁で出されました。
 私たち都立学校に子どもを通わせる保護者は、都教委が学校現場や生徒の声をまったく聞かずに押しつけてきた一連の「指導」にたいして深く憂慮しています。
 都教委はすみやかに判決にもとづいてがんじがらめの「指導」をやめるべきだと考え、都への申し入れなどをおこなっています。

 そうしたとりくみの一環として、「校長先生へのお願い」の手紙を全ての都立学校長宛に出すことを考えています。詳細は添付の文面をお読みいただきたいのですが、保護者の立場から、東京地裁判決に従って先生や児童・生徒を守ってほしいというお願いと、校長先生へエールを送るという趣旨です。校長先生に、「同じ思いの保護者がたくさんいるのですよ」ということを伝えたいので、都立学校の保護者もしくは都立学校の元保護者の皆様にたくさんの方のご賛同をお願いしたいと考えています。

 つきましては、ご賛同いただける方は、以下にて返信をお願いします。

 なお、校長先生宛の手紙には、賛同くださった方の学校名(「○○学校保護者有志」 のようなかたち)のみをお知らせすることとし、個人名は出しません。

 どうか、多くの方の賛同をよろしくお願いいたします。

 なお、都立学校のいまと未来を考え、都教委の上からの有無を言わさぬ強制に憂慮する保護者の連絡会として、「都立学校保護者連絡会」(仮称)を発足したいと思います。会の運営は都立学校の現役保護者を中心に、元保護者、市区立の小中学校の保護者、私立学校の保護者とも力を合わせ、さらに多くの市民の方にもご協力をお願いしたいと考え、現在準備を進めております。正式には別途お知らせしたいと思いますが、どうぞ、よろしくお願いいたします。

*********************************
 この手紙作戦に賛同いただける方は、下記aaaaaaから zzzzzの行を含めてコピーし、下記アドレス宛にお名前等を記入し返信ください。 機械的に読み取りますので、もし連絡事項を書かれる場合はzzzzzz行以降にお書きください。

 今後のこの活動のご連絡のために連絡先をお伺いしますが、お名前等は公表いたしません。 空白の項目があっても結構です。なおお子様が複数の学校の場合は恐れ入りますが、整理の都合上、メールを複数本お送りください。
 FAXの場合も、同じ要領で下記項目を記入して、下記番号にお送りください。

 <呼びかけ人集約締め切り日:11月3日>

aaaaaaaaaa都立学校「校長先生へのお願い」の手紙に賛同しますaaaaaaaaa
①氏名(姓の後に空白を入れて);
②ふりがな;
③郵便番号;
④住所;
⑤メールアドレス;
⑥TEL;
⑦FAX;
⑧学校名;
⑨現保護者の場合はお子様の学年;
⑩元保護者の場合はお子様の卒年(西暦);
⑪保護者ではない場合はお立場;
zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz

送信先アドレス
koutyou2006tegami@yahoogroups.jp
FAX 03-3958-4487


<手紙>
東京都立学校 学校長 各位

校長先生へのお願い

 校長先生はじめ教職員の皆様には、日々の教育にご尽力いただき感謝いたします。
 私たちは、都立学校児童・生徒の保護者です。

 さて、校長先生もご承知のとおり、去る9月21日に東京地方裁判所におきまして、東京都教育委員会が発したいわゆる「10.23通達」ならびにそれに基づく職務命令が違憲・違法であるとの判決が下されました。この判決は、読んでわかるように、極めて当然のことを確認した当たり前の判決です。
 この問題は処分を振りかざされた教職員のみなさんだけの問題ではありません。先生方への強制という手段を使って、私たちの子どもである児童・生徒の人権を侵害する行為であり、保護者としても大変に心を痛めておりました。それだけに、私たち保護者としても、今回の判決をとても喜んでおりました。

 しかし、都教委は判決を無視し控訴を前提に「従来どおりやれ」という指示を校長先生に出しました。都教委の指導課長は、いつものように「学校長の権限と責任において」と言っていましたが、判決の中でも指摘されているように、“各学校の裁量を認める余地はほとんどない”ような都教委の指示のどこに校長先生の「権限」があるのでしょうか。それでも「責任」だけは学校長にしっかりと取ってもらいますということでしょうか。これでは校長先生がお気の毒です。
 一方で、石原知事は、都立高校の生徒がひどく荒れていて、ほとんど授業が成り立たないかのごとく述べていました。校長先生の学校はこのような実態ですか。子どもたちは、この発言にとても怒りそして傷ついています。校長先生はじめ教職員のみなさんの努力をも完全に否定した発言であり、生徒、保護者を含めた当事者として黙っているわけにはいきません。

 確かに、わが国の三審制のもとでは控訴する権利は認められております。しかし少なくともこれだけ明確に違憲・違法と認めた司法判断を無視して、今後もその誤りを正そうとしない都教委の姿勢は、承知の上で憲法違反を犯す更なる違法行為として非難されるべきものだと思います。
 「たとえ通達や職務命令といえども、違憲・違法なものには従わなくてもよい」ということは、この判決でも認められていますが、校長先生もよくご存知の ことと思います。どうか校長先生、これ以上違憲・違法な命令に黙って従うことなく、先生や児童・生徒をお守り下さいますようお願いいたします。私たち保護者としてもそのような校長先生の勇気には、できるだけの応援をさせていただきます。
 子どもたちを戦場に送り出した、戦前・戦中の教育の過ちを繰り返すことのないよう願っております。
 最後までお読みいただき、ありがとうございます。
                       2006年10月××日
 都立学校保護者有志一同


連絡先 Tel・Fax 03-3958-4487 (林)
 E-mail toritu_hogosha@yahoo.co.jp

 なお、このお手紙を出状するにあたりましては、多数の学校の保護者の皆様からのご賛同をいただいております。多くの保護者の共通の願いであることを是非ともうけとめていただきたく、本日現在までに賛同いただいた方の学校名のリストを以下に添付させていただきます。
<賛同学校名リスト(五十音順)>
 都立○○高校保護者有志
 都立○○工業高校保護者有志および元保護者有志 
 都立○○養護学校保護者有志および元保護者有志 

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