パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

「通すな!通信」(22)

2006年10月28日 | 平和憲法
<転送歓迎>(重複ご容赦) 
「教育基本法の改悪をとめよう!全国連絡会」、並びに「都教委包囲首都圏ネットワーク」の渡部(千葉高教組)です。

 本日(10月27日)、ハンスト終了日。国会前の様子を、包囲ネットの仲間が送ってくれたメールで紹介します。

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 国会前にはいろいろな団体が登場するようになった。

 本日のハンスト者は5人。
 千葉県佐倉から2名(市議と市民)が参加してくれました。
 応援者のべ40人くらい。

 朝8時45分に国会前に行くと、いつもの場所には、建交労の旗がたち、横断幕がフェンスに貼ってあり、椅子が並べられていてハンスト場所がなかった。
 建交労の人と交渉し、6メートル分位をあけてもらい、いつもより少しずれてハンスト場所をつくった。

 共謀罪の人たちも一緒の場所に入った。

 9時過ぎには北教組の人たちがきた。
 昨日の10・26日教組集会に参加した組合員(300名)のほとんどが残り、今日の午前11時まで座り込みをした。
 大部隊なので、昨日同様、歩道の両側に座り込んだ。
 そして、支部単位で、次々とこの間の取り組みを報告していた。
 各支部ともめいっぱい活動していることがわかった。
 北教組は11時過ぎに帰ったが、千歳市で10/27~29まで教研集会をしていて、飛行機で着いたその足でそれに参加して、これから闘いを決めると言っていた。
 すごい。

 建交労の人たちも集会を開き、また、反戦共同行動委、日教組と独自集会をしていた。

 集会と集会にはさまれて、ハンスト隊は午前中は独自集会開かず(開けず)、左右の集団の話を聞き、シュプレヒコールを一緒にやっていた。

 2時近くになって、共謀罪を闘う人たちが集会をもち、そこで、ハンスト者も2人発言した。
 同じ頃、国公、自治労連の部隊が国会請願デモで通る。国公、自治労連はデモ終了後、国会前にきて座り込みに入る。

 全教などは、独自の院内集会があったらしく、座り込み場所にはこなかった。

 そんなわけで、ハンスト隊が独自集会をもてたのは、3時半すぎからになった。
 佐倉の市会議員さんがハンストに入ってくれたり、いつもとひと味ちがう発言もあり。

 午後4時50分から、共謀罪を闘う人たちとジョイント総括集会を開き、その後は東京教組の人たちと合流し、6時までハンストを貫徹して、一日を終わった。

 今日はハンスト最後の日です。
 17日~27日まで実質9日間やりました。
 無謀とも思える、成功が約束されないハンストに突入しましたが、結果は成功でした。
 国会前に闘いのベースキャンプをつくろうという当初の目的は成功しました。
 都高教組合員をはじめ、被処分者、支援者とそれなりにハンスト現場にかけつけてくれました。

 来週から本番です。
 日教組も再びブロック動員で闘うと言うことです。
 なにしろ、日教組が31年ぶりに、<非常事態宣言>をだした情勢なのですから、闘いきらないといけないと思います。


 包囲ネットとしても総括して、すぐ、方針をお知らせします。

 北海道は11月7~8日にまた国会前闘争に来るそうです。
 大分県教組はこれからも毎日国会前にきます。
 大分県教組の人は言っていました。
 「(大分から東京に出て来るには金がかかるが)支部の予算を今この時使い切ってもいいのではないか、教基法を改悪させてしまって、金が残っていてどうするんだと話したんだ」と。

 北海道から上京するには一人5~6万かかるそうです。
 そのお金の捻出を含めて教基法闘争をしないといけないと言っていました。
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 ハンストはハンスト者だけではできません。
 朝9時から18時すぎまで、雨の日も、風の日も、暑い日も、寒い日も、毎日多くの支援者が駆けつけてくれ、9日間の「リレーハンスト&座り込み」を貫徹することが出来ました。

 毎日毎日ハンスト現場の設営・撤去をやり、毎日「リレーハンスト情報」も出すことが出来ました。

 しかしその人たちは、この間のメールにはほとんど登場しませんでした。
 しかし本当の意味でその人たちがいなければハンストを貫徹することは出来ませんでした。

 その方々にお礼を込めて、また、引き続き廃案に向けて闘う決意を込めて、愚作を一つ。

「議事堂裏 の草叢(むら)からも 虫の声」(渡)

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<教育基本法の改悪をとめよう!全国連絡会>
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