★ 改悪教育基本法の実働化をとめよう12・22全国集会」(9)
<転送歓迎>(重複ご容赦) <少し長いです。> ・「都教委包囲首都圏ネットワーク」 ・「千葉高教組」、・「新芽ML」、の渡部です。
福田泥舟政権に助け舟を出し、泥舟に乗り込もうとした民主党の小沢代表は、「仲間」に足を引っ張られ、水の中に落ちてしまい、本日(11月4日)夕、突然、民主党への憎まれ口を叩きながら、代表辞任を表明しました。
これもまた、一種の安倍チャン現象なのでしょうか。
一方、福田首相も突然「大連立」を持ち出したことで、求心力を落としているようです。
そうした中で、人々は動きつつあります。
昨日(11月3日)、東京の日比谷野外音楽堂では<武力で平和はつくれない!11・3市民集会>(主催:11・3市民集会実行委員会)が開かれ、会場一杯の4400人が結集しました。
その中では、「リレートーク」として
・教科書の沖縄戦記述の歴史歪曲の問題
・原子力空母横須賀母港化問題
・「日の丸・君が代」強制問題
・アフガン・イラク戦争問題
・テロ特措法・憲法審査会の問題
が語られました。
本日(11月4日)も、日比谷野外音楽堂で<11・4全国労働者総決起集会>(主催:11・4集会実行委員会)が開かれ、やはり会場一杯の5700人が結集しました。
その中では、韓国の労働者とアメリカの労働者の発言があり、アメリカの教員・アーリン・イノウエさん(ロサンゼルス統一教員組合代表)は次のような話をしました。
「アメリカの予算の51%が軍事関係に支出され、他方では、世界でもっとも豊かな国なのに、数百万人の子どもには食べ物もなく、家も健康保険もありません。・・公立学校に支出される予算の3倍もの予算が有色人種の青年の募兵活動のために使われています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
教員として、われわれはバウチャーやチャータースクールや落ちこぼれゼロ法による公教育の民営化にも強く反対しています。
学ぶ喜びが学校から消滅してきています。個々人の必要性を考慮することなく、硬直的で懲罰的なテストによって生徒が評価されているからです。
落ちこぼれゼロ法は、名称とは逆に、制裁と懲罰に道を開き、公的資金を民営教育機関に流し込んでいくものです。教科書やテスト、家庭教師などの企業が、子どもを犠牲にし、また学業成績が低いといって教員を責めることによって利益をあげているのです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第二次大戦後、日本は平和を求める世界のリーダーになってきました。
日本の憲法9条は、日本と国際社会との間の信頼回復のために中心的な役割を果たしてきました。9条は、別の道、すなわち紛争の予防、平和の構築、平和手段による人間の安全保障という道の支えとなります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
われわれは皆さんと連体し合流します。・・首をかけ、自分の将来を危険にさらしての日本の「日の丸・君が代」による軍事化に抵抗しているみなさんの勇気とリーダーシップに感謝します。みなさんは、真実と正義の側に立っており、委任された生徒のために正しいことをしています。
・・・・われわれはみなさんと共に主張します。
『教え子を再び戦場に送るな!』」
このアーリン・イノウエさんが語ったことはまさに改悪教育基本法後の日本の教育の姿です。
そして、そうした教育が戦争と直結することだから私たちの「教え子を再び戦場に送るな!」が共通のスローガンになることもよく分かりました。
(発言の中で「教育委員会の会議に行き、募兵官の不正行為に対処し、活動に制限をつける道をひらきまました」という発言もありました。)
今、世界的な規模で、アフガン戦争やイラク戦争に反対する運動が起きつつありますが、日本でもそうした運動との連帯が図られようとしています。
私たちの「12・22全国集会」には、アメリカやフランス、韓国へも連帯のメッセージ(本来なら来て頂きたいのですが予算の関係で)をお願いしています。
私たちは、二つの集会に私たちの計画している「12・22全国集会」のチラシをまきましたが、何人かの方から「そのチラシはもらっています」と言われました。
全国各地でチラシが出回り始めました。
チラシ希望の方は下の方に連絡先がありますので、そちらまでご連絡下さい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
≪立たないとクビッ!?≫
改悪教育基本法の実働化をとめよう12・22全国集会
<日時> 2007年12月22日(土) 13時~16時
(開場12時、12時30分よりプレイベント「自由の風合唱団」「寿」)
<場所> 北とぴあ さくらホール (東京・JR王子駅前、定員1300人)
<会場費(資料代)> 500円
<集会の主な内容>(予定、順不同)
・4人の呼びかけ人からの発言
・国会議員からの発言
・「日の丸・君が代」強制反対闘争からの発言
(東京)根津・河原井さん、教え子、被処分者、保護者
(全国)新潟と神奈川県
(弁護士から)
・改悪教育基本法の実働化阻止の闘いからの発言
沖縄・高教組(教科書問題)
大阪(教職員評価・育成システム)
京都(経済界による「改革」)
北海道(学テ、組み合い潰し)
埼玉(高橋史朗就任問題を中心に)
東京・・・杉並区(条例化)、足立区(学力テ)、東京の現場の実態
・格差との闘いからの発言
首都圏青年ユニオン
・決議採択・行動提起
・音楽「寿」、「映像ダイジェスト」、
「自由の風合唱団」、「ヒップホップダンス」もあります。
・メッセージもアメリカ、フランス、韓国に依頼中です。
<集会翌日> 10時~13時、全国交流会(「北とぴあ」で)
(交流と今後の闘いの進め方などについて)
<呼びかけ人>
大内裕和さん(松山大学)、小森陽一さん(東京大学)
高橋哲哉さん(東京大学)、三宅晶子さん(千葉大学)
<主催> 「12・22集会実行委員会」
<連絡先>
〒160-0008
東京都新宿区三栄町6 小椋ビル401号
「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会 気付け
「12・22集会実行委員会」
電話 090-6533-0542
FAX 03-3554-0099
メール ganba1222syukai@yahoo.co.jp
ブログ http://blogs.yahoo.co.jp/germinal1222
ホームページ http://1222syukai.sub.jp/
<集会賛同>を募っています。
口 座 00190-2-631921
加入者名 「12・22集会実行委員会」
賛同金 個人1口 500円(できるだけ2口以上)
団体1口 2000円
(公表の可否を書いてください。集会当日賛同者一覧を発表)
<振込用紙、本チラシなどについて>
ご連絡いただければ送ります。
まとめて注文して(FAXが助かります)いただければ助かります。
<5・27京都集会の報告集完成>
1部500円です。「12・22全国集会」の資金源にも
なりますので、ご購入を。
(申し込みは本チラシと同様です。こちらからお送りします)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
《立たないとクビッ!?》改悪教育基本法の実働化をとめよう 12・22全国集会
の呼びかけ
2007/10/08 大内裕和、小森陽一、高橋哲哉、三宅晶子
2006年12月15日、政府・与党は教育基本法「改正」法案の採決を強行しました。「改正」後の教育基本法は、「日の丸・君が代」、「伝統文化」、「愛国心」といった国家主義を押しつけるとともに、「教育の機会均等」を解体することで、子ども一人ひとりが自由・平等に学ぶ権利を奪い、新自由主義によって生み出される「格差社
会」を子どもたちの中から作り出そうとしています。
すでに1999年の「国旗・国歌法」成立以来、「強制は行わない」という政府答弁にもかかわらず、卒業式・入学式などでの「日の丸・君が代」強制は全国の教育現場で行われています。「国旗・国歌法」の制定は、教育基本法改悪へ向けての重大なステップでした。
特に東京都では、東京都教育委員会が2003年10月23日に「入学式、卒業式等における国旗掲揚及び国歌斉唱の実施について(通達)」(10・23通達)とその詳細な実施指針を出し、それに基づく「職務命令」が各学校で教職員に対して出されました。そして、「不起立・不伴奏」などで従わなかった教職員には、戒告、減給、停職などの処分や、再雇用教員の不採用・解雇がなされました。すでに被処分者の数は388名(2007年5月25日現在)に達しています。
2006年9月21日、東京地裁は、東京都教育委員会の10・23通達及び校長の職務命令は「思想及び良心の自由」を定めた憲法に違反し、1947年教育基本法10条の「不当な支配」にあたるとして、原告勝訴の判決を出しました。しかしこの判決にもかかわらず、東京都教育委員会は「10・23通達」を撤回せず、「日の丸・君が代」強制と教職員の処分を続けています。
被処分者の一人である根津公子さんは、すでに停職6ヶ月の処分を受けています。来年3月の卒業式でさらに処分がなされれば、解雇(免職)の危険性が高いと言われています。「日の丸・君が代」強制に反対したという理由だけで、教職員が職場を奪われるということになれば、学校教育における民主主義と自由はその生命を失ってしまうでしょう。
「日の丸・君が代」強制による処分の問題は、「愛国心」を明記した改悪教育基本法の実働化、2009年から始まる教員免許更新制度のあり方にも重大な影響を与えるでしょう。学校教育の国家統制がさらに強化されるかどうかを大きく左右する、重要な意味をもっています。
この危機に抗するために、来年春の卒業式・入学式へ向けて、改悪教育基本法の実働化を象徴する「日の丸・君が代」強制の問題を共有し、さらなる反対を広げていくことを目的として、2007年12月22日(土)に東京で「《立たないとクビッ!?》改悪教育基本法の実働化をとめよう12・22全国集会」を開催しよう、ということになりました。皆さん、この12・22集会に結集して、改悪教育基本法の実働化をとめよう!「日の丸・君が代」強制と処分を許さない!という意思をはっきり示そうではありませんか。
「《立たないとクビッ!?》改悪教育基本法の実働化をとめよう12・22全国集会」への個人・団体での賛同と参加を、心からお願い致します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
http://kenken.cscblog.jp/
<転送歓迎>(重複ご容赦) <少し長いです。> ・「都教委包囲首都圏ネットワーク」 ・「千葉高教組」、・「新芽ML」、の渡部です。
福田泥舟政権に助け舟を出し、泥舟に乗り込もうとした民主党の小沢代表は、「仲間」に足を引っ張られ、水の中に落ちてしまい、本日(11月4日)夕、突然、民主党への憎まれ口を叩きながら、代表辞任を表明しました。
これもまた、一種の安倍チャン現象なのでしょうか。
一方、福田首相も突然「大連立」を持ち出したことで、求心力を落としているようです。
そうした中で、人々は動きつつあります。
昨日(11月3日)、東京の日比谷野外音楽堂では<武力で平和はつくれない!11・3市民集会>(主催:11・3市民集会実行委員会)が開かれ、会場一杯の4400人が結集しました。
その中では、「リレートーク」として
・教科書の沖縄戦記述の歴史歪曲の問題
・原子力空母横須賀母港化問題
・「日の丸・君が代」強制問題
・アフガン・イラク戦争問題
・テロ特措法・憲法審査会の問題
が語られました。
本日(11月4日)も、日比谷野外音楽堂で<11・4全国労働者総決起集会>(主催:11・4集会実行委員会)が開かれ、やはり会場一杯の5700人が結集しました。
その中では、韓国の労働者とアメリカの労働者の発言があり、アメリカの教員・アーリン・イノウエさん(ロサンゼルス統一教員組合代表)は次のような話をしました。
「アメリカの予算の51%が軍事関係に支出され、他方では、世界でもっとも豊かな国なのに、数百万人の子どもには食べ物もなく、家も健康保険もありません。・・公立学校に支出される予算の3倍もの予算が有色人種の青年の募兵活動のために使われています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
教員として、われわれはバウチャーやチャータースクールや落ちこぼれゼロ法による公教育の民営化にも強く反対しています。
学ぶ喜びが学校から消滅してきています。個々人の必要性を考慮することなく、硬直的で懲罰的なテストによって生徒が評価されているからです。
落ちこぼれゼロ法は、名称とは逆に、制裁と懲罰に道を開き、公的資金を民営教育機関に流し込んでいくものです。教科書やテスト、家庭教師などの企業が、子どもを犠牲にし、また学業成績が低いといって教員を責めることによって利益をあげているのです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第二次大戦後、日本は平和を求める世界のリーダーになってきました。
日本の憲法9条は、日本と国際社会との間の信頼回復のために中心的な役割を果たしてきました。9条は、別の道、すなわち紛争の予防、平和の構築、平和手段による人間の安全保障という道の支えとなります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
われわれは皆さんと連体し合流します。・・首をかけ、自分の将来を危険にさらしての日本の「日の丸・君が代」による軍事化に抵抗しているみなさんの勇気とリーダーシップに感謝します。みなさんは、真実と正義の側に立っており、委任された生徒のために正しいことをしています。
・・・・われわれはみなさんと共に主張します。
『教え子を再び戦場に送るな!』」
このアーリン・イノウエさんが語ったことはまさに改悪教育基本法後の日本の教育の姿です。
そして、そうした教育が戦争と直結することだから私たちの「教え子を再び戦場に送るな!」が共通のスローガンになることもよく分かりました。
(発言の中で「教育委員会の会議に行き、募兵官の不正行為に対処し、活動に制限をつける道をひらきまました」という発言もありました。)
今、世界的な規模で、アフガン戦争やイラク戦争に反対する運動が起きつつありますが、日本でもそうした運動との連帯が図られようとしています。
私たちの「12・22全国集会」には、アメリカやフランス、韓国へも連帯のメッセージ(本来なら来て頂きたいのですが予算の関係で)をお願いしています。
私たちは、二つの集会に私たちの計画している「12・22全国集会」のチラシをまきましたが、何人かの方から「そのチラシはもらっています」と言われました。
全国各地でチラシが出回り始めました。
チラシ希望の方は下の方に連絡先がありますので、そちらまでご連絡下さい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
≪立たないとクビッ!?≫
改悪教育基本法の実働化をとめよう12・22全国集会
<日時> 2007年12月22日(土) 13時~16時
(開場12時、12時30分よりプレイベント「自由の風合唱団」「寿」)
<場所> 北とぴあ さくらホール (東京・JR王子駅前、定員1300人)
<会場費(資料代)> 500円
<集会の主な内容>(予定、順不同)
・4人の呼びかけ人からの発言
・国会議員からの発言
・「日の丸・君が代」強制反対闘争からの発言
(東京)根津・河原井さん、教え子、被処分者、保護者
(全国)新潟と神奈川県
(弁護士から)
・改悪教育基本法の実働化阻止の闘いからの発言
沖縄・高教組(教科書問題)
大阪(教職員評価・育成システム)
京都(経済界による「改革」)
北海道(学テ、組み合い潰し)
埼玉(高橋史朗就任問題を中心に)
東京・・・杉並区(条例化)、足立区(学力テ)、東京の現場の実態
・格差との闘いからの発言
首都圏青年ユニオン
・決議採択・行動提起
・音楽「寿」、「映像ダイジェスト」、
「自由の風合唱団」、「ヒップホップダンス」もあります。
・メッセージもアメリカ、フランス、韓国に依頼中です。
<集会翌日> 10時~13時、全国交流会(「北とぴあ」で)
(交流と今後の闘いの進め方などについて)
<呼びかけ人>
大内裕和さん(松山大学)、小森陽一さん(東京大学)
高橋哲哉さん(東京大学)、三宅晶子さん(千葉大学)
<主催> 「12・22集会実行委員会」
<連絡先>
〒160-0008
東京都新宿区三栄町6 小椋ビル401号
「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会 気付け
「12・22集会実行委員会」
電話 090-6533-0542
FAX 03-3554-0099
メール ganba1222syukai@yahoo.co.jp
ブログ http://blogs.yahoo.co.jp/germinal1222
ホームページ http://1222syukai.sub.jp/
<集会賛同>を募っています。
口 座 00190-2-631921
加入者名 「12・22集会実行委員会」
賛同金 個人1口 500円(できるだけ2口以上)
団体1口 2000円
(公表の可否を書いてください。集会当日賛同者一覧を発表)
<振込用紙、本チラシなどについて>
ご連絡いただければ送ります。
まとめて注文して(FAXが助かります)いただければ助かります。
<5・27京都集会の報告集完成>
1部500円です。「12・22全国集会」の資金源にも
なりますので、ご購入を。
(申し込みは本チラシと同様です。こちらからお送りします)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
《立たないとクビッ!?》改悪教育基本法の実働化をとめよう 12・22全国集会
の呼びかけ
2007/10/08 大内裕和、小森陽一、高橋哲哉、三宅晶子
2006年12月15日、政府・与党は教育基本法「改正」法案の採決を強行しました。「改正」後の教育基本法は、「日の丸・君が代」、「伝統文化」、「愛国心」といった国家主義を押しつけるとともに、「教育の機会均等」を解体することで、子ども一人ひとりが自由・平等に学ぶ権利を奪い、新自由主義によって生み出される「格差社
会」を子どもたちの中から作り出そうとしています。
すでに1999年の「国旗・国歌法」成立以来、「強制は行わない」という政府答弁にもかかわらず、卒業式・入学式などでの「日の丸・君が代」強制は全国の教育現場で行われています。「国旗・国歌法」の制定は、教育基本法改悪へ向けての重大なステップでした。
特に東京都では、東京都教育委員会が2003年10月23日に「入学式、卒業式等における国旗掲揚及び国歌斉唱の実施について(通達)」(10・23通達)とその詳細な実施指針を出し、それに基づく「職務命令」が各学校で教職員に対して出されました。そして、「不起立・不伴奏」などで従わなかった教職員には、戒告、減給、停職などの処分や、再雇用教員の不採用・解雇がなされました。すでに被処分者の数は388名(2007年5月25日現在)に達しています。
2006年9月21日、東京地裁は、東京都教育委員会の10・23通達及び校長の職務命令は「思想及び良心の自由」を定めた憲法に違反し、1947年教育基本法10条の「不当な支配」にあたるとして、原告勝訴の判決を出しました。しかしこの判決にもかかわらず、東京都教育委員会は「10・23通達」を撤回せず、「日の丸・君が代」強制と教職員の処分を続けています。
被処分者の一人である根津公子さんは、すでに停職6ヶ月の処分を受けています。来年3月の卒業式でさらに処分がなされれば、解雇(免職)の危険性が高いと言われています。「日の丸・君が代」強制に反対したという理由だけで、教職員が職場を奪われるということになれば、学校教育における民主主義と自由はその生命を失ってしまうでしょう。
「日の丸・君が代」強制による処分の問題は、「愛国心」を明記した改悪教育基本法の実働化、2009年から始まる教員免許更新制度のあり方にも重大な影響を与えるでしょう。学校教育の国家統制がさらに強化されるかどうかを大きく左右する、重要な意味をもっています。
この危機に抗するために、来年春の卒業式・入学式へ向けて、改悪教育基本法の実働化を象徴する「日の丸・君が代」強制の問題を共有し、さらなる反対を広げていくことを目的として、2007年12月22日(土)に東京で「《立たないとクビッ!?》改悪教育基本法の実働化をとめよう12・22全国集会」を開催しよう、ということになりました。皆さん、この12・22集会に結集して、改悪教育基本法の実働化をとめよう!「日の丸・君が代」強制と処分を許さない!という意思をはっきり示そうではありませんか。
「《立たないとクビッ!?》改悪教育基本法の実働化をとめよう12・22全国集会」への個人・団体での賛同と参加を、心からお願い致します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
http://kenken.cscblog.jp/
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます