<転送歓迎>(重複ご容赦)
・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「千葉高教組」・「新芽ML」。の渡部です。
本日(1月21日)、杉並区の和田中「夜スペ」裁判の最終弁論(結審)が東京地裁でありました。
前回の証人尋問では、「夜スペ」の主体となった「和田中地域本部」は
・本部長、役員はともに教育産業関係者で、
・保護者、地域住民はそこにはいなかった、
・保護者OBはいるものの組織実態は知らされていなかった、
ということが証言され、「地域本部なるものは、藤原前校長の私的団体にすぎなかった」ということが明らかになりました。
また、「夜スペ」事業も和田中だけの、さらにその中の一部生徒のためだけの事業で最初から公益的考えも無かった事実も明らかになりました。
今回の最終弁論は、まずこれまで明らかになってきた点を整理し、
・特定の私塾(SAPIX社)による有料授業を、杉並区教委が公立学校での*目的外使用許可処分にしたことは違法であること、
・藤原和博氏が公教育の場で極めて不適切な手法を使ったこと、
を多くの事実・法令と照らし合わせて明らかにしたものでした。
(この具体的内容については改めて紹介します。)
また最終弁論では、新たに次のことが明らかにされました。
藤原氏はその後大阪府の橋下知事の強力な後押しで池田市に乗り込んだのですが、和田中モデルは採用されなかったのです。
池田中の実施内容は
①有料授業にはしない(無料:予算は市教委)
②特定の私塾とは契約しない(講師は教員や教員OB、地元の経験者)
③実施主体のMTP(マイタウンプロジェクト)にはPTA会長や校長、副校長(会計監査)、教諭が入っており、受験産業の関係者などは入っていないということでした。
そのMTPが2008年9月10日に出した「MTP」という機関紙には次のようなことが書いてありました。
「・・和田中の元校長の藤原先生が橋下知事の要請を受け大阪府の教育特別顧問になり池田にやってこられました。
私たちは、8月29・30日と藤原先生の研修を受けました。
和田中学校の学校支援地域本部と池中のMTPは大変似ているようですが、根本的に違います。
私たち池田中学校は、子どもに少しでも良いことなら何でも取り入れる気持ちでその研修にのぞみました。
藤原先生=夜スペというようになっているのである新聞には池田中学校では今にも夜スペがはじまるように書かれていますが、夜スペはしません。
しかし補充学習的な土曜授業はやりたいと考えています。・・」
判決は、3月30日(火) 14時30分 522号法廷 です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
その後の報告会では、和田中の「夜スペ」について
①今年の2月末で「SAPIX」は撤退すること、
②他の業者にあたっているが決まっていないこと、
なども紹介されました。彼らは実際的にも行き詰まってきました。
なお、和田中「夜スペ」裁判の原告の方が「2・6総決起集会」で発言してくれるということです。
千葉高教組のレポーターAさんも発言予定です。
***************************************
≪2・6総決起集会≫
(メインスローガン)
・改悪教育基本法路線と対決しよう!
・「日の丸・君が代」強制反対!
(サブスローガン)
・石原都知事はすぐにやめよ!
・10・23通達の撤回!
・「君が代」処分撤回!
・「君が代」分限免職処分反対!
・教員免許更新制廃止!
・民主党の教員免許制度反対!
・教職員の差別と分断を図る主任教諭制度反対!
【講演】 斉藤貴男さん
『民主党政権の教育行政と石原・都教委の教育行政を批判する』
【発言】 被処分者から、学校現場から、連帯の挨拶
<日時>2010年2月6日(土) 18時開場、18時30分開会
<場所>中野ゼロ・小ホール(中野駅南口徒歩5分)
<参加費>500円
*********************************************************
「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
http://kenken.cscblog.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
http://homepage3.nifty.com/hinokimi/
・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「千葉高教組」・「新芽ML」。の渡部です。
本日(1月21日)、杉並区の和田中「夜スペ」裁判の最終弁論(結審)が東京地裁でありました。
前回の証人尋問では、「夜スペ」の主体となった「和田中地域本部」は
・本部長、役員はともに教育産業関係者で、
・保護者、地域住民はそこにはいなかった、
・保護者OBはいるものの組織実態は知らされていなかった、
ということが証言され、「地域本部なるものは、藤原前校長の私的団体にすぎなかった」ということが明らかになりました。
また、「夜スペ」事業も和田中だけの、さらにその中の一部生徒のためだけの事業で最初から公益的考えも無かった事実も明らかになりました。
今回の最終弁論は、まずこれまで明らかになってきた点を整理し、
・特定の私塾(SAPIX社)による有料授業を、杉並区教委が公立学校での*目的外使用許可処分にしたことは違法であること、
・藤原和博氏が公教育の場で極めて不適切な手法を使ったこと、
を多くの事実・法令と照らし合わせて明らかにしたものでした。
(この具体的内容については改めて紹介します。)
また最終弁論では、新たに次のことが明らかにされました。
藤原氏はその後大阪府の橋下知事の強力な後押しで池田市に乗り込んだのですが、和田中モデルは採用されなかったのです。
池田中の実施内容は
①有料授業にはしない(無料:予算は市教委)
②特定の私塾とは契約しない(講師は教員や教員OB、地元の経験者)
③実施主体のMTP(マイタウンプロジェクト)にはPTA会長や校長、副校長(会計監査)、教諭が入っており、受験産業の関係者などは入っていないということでした。
そのMTPが2008年9月10日に出した「MTP」という機関紙には次のようなことが書いてありました。
「・・和田中の元校長の藤原先生が橋下知事の要請を受け大阪府の教育特別顧問になり池田にやってこられました。
私たちは、8月29・30日と藤原先生の研修を受けました。
和田中学校の学校支援地域本部と池中のMTPは大変似ているようですが、根本的に違います。
私たち池田中学校は、子どもに少しでも良いことなら何でも取り入れる気持ちでその研修にのぞみました。
藤原先生=夜スペというようになっているのである新聞には池田中学校では今にも夜スペがはじまるように書かれていますが、夜スペはしません。
しかし補充学習的な土曜授業はやりたいと考えています。・・」
判決は、3月30日(火) 14時30分 522号法廷 です。
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その後の報告会では、和田中の「夜スペ」について
①今年の2月末で「SAPIX」は撤退すること、
②他の業者にあたっているが決まっていないこと、
なども紹介されました。彼らは実際的にも行き詰まってきました。
なお、和田中「夜スペ」裁判の原告の方が「2・6総決起集会」で発言してくれるということです。
千葉高教組のレポーターAさんも発言予定です。
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≪2・6総決起集会≫
(メインスローガン)
・改悪教育基本法路線と対決しよう!
・「日の丸・君が代」強制反対!
(サブスローガン)
・石原都知事はすぐにやめよ!
・10・23通達の撤回!
・「君が代」処分撤回!
・「君が代」分限免職処分反対!
・教員免許更新制廃止!
・民主党の教員免許制度反対!
・教職員の差別と分断を図る主任教諭制度反対!
【講演】 斉藤貴男さん
『民主党政権の教育行政と石原・都教委の教育行政を批判する』
【発言】 被処分者から、学校現場から、連帯の挨拶
<日時>2010年2月6日(土) 18時開場、18時30分開会
<場所>中野ゼロ・小ホール(中野駅南口徒歩5分)
<参加費>500円
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