「10・23通達」撤回! 全ての懲戒処分を取り消せ!「教育の自由」を認めよ!
◎ 東京「君が代」裁判第3次訴訟 ◎
5年越し 判決言い渡し日決まる!! 傍聴に来て下さい
◎ 東京「君が代」裁判第3次訴訟 ◎
5年越し 判決言い渡し日決まる!! 傍聴に来て下さい
本来は2014年2月に結審のはずが裁判長と裁判官の交代により7月まで引き延ばされ、さらに2015年1月まで判決を待たされることになりました。この間、教育の自由の窒息感は深まるばかりです。先行訴訟の最高裁判決を一歩でも前進させることが3次訴訟の課題です。結審から判決まで半年、新しい裁判体が、5年に及んだ審理記録に十分検討を加え、歴史の審判に耐えうる判決文を書くことを期待します。
日時:1月16日(金)12:50傍聴抽選締切(予定)13:10開廷
場所:東京地裁103号大法廷
【報告集会】14:00頃~日比谷図書文化館地下ホール
※抽選に外れた方も「旗出し」があるので、裁判所前でお待ち下さい。
[第3次訴訟の簡単な経過]
2010年3月2日 原告50人(07・08・09被処分者)が提訴 東京地裁民事11部 白石哲裁判長
2013年4月 團藤丈士裁判長に交替。
2014年4月 佐々木宗啓裁判長に交替。
2014年7月18日 第16回口頭弁論にて結審。
[原告50名の取り消しを求める処分の内訳]
戒告:25件、減給1月:20件、減給3月:2件、減給6月:7件、停職1月:1件、停職3月:1件、(いずれも延べ数)
[先行訴訟の判断]
○東京「君が代」第1次訴訟最高裁判決(2012年1月16日)《原告162名、減給1名1件処分取消》
○東京「君が代」第2次訴訟最高裁判決(2013年9月6日)《原告62名、減給以上21名22件処分取消》
[重要な争点]
◎ 憲法判断:一連の最高裁判決は「10.23通達」に依拠する職務命令が思想良心の自由に対する事実上の負荷となることを認めている。起立斉唱・伴奏命令の表向きの目的(秩序と式典の円滑な進行)の合理性を支える社会的事実は存在せず、職務命令は思想良心の自由、信教の自由に違反する。
◎ 教育権:職務命令の真の目的は生徒への刷り込み式愛国心教育。民主主義の存続と発展という社会全体の利益のために、公権力の教育への違法な介入に歯止めをかけるという職責が教育公務員であるがゆえに存在する。
◎ 裁量権判断:これまでの判例の踏襲なら「減給」以上の26名31件の処分だけが取り消される。「戒告」処分も裁量権の逸脱濫用が認められて初めて50名全員の処分が取り消され「再処分」もなくなる。
☆ 裁判所は民主主義の守護者として「憲法の番人」の職責を果たせ! ☆
東京「君が代」裁判・3次訴訟原告団/代表・岡山輝明
「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会/事務局長・近藤徹
「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会/事務局長・近藤徹
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