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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

市民の猛抗議に、中曽根元首相の「功績」を一つも言えなくなった内閣府職員

2020年10月19日 | 平和憲法
 ◆ 【報告】憲法違反の「中曽根合同葬儀」に果敢に抗議行動! (レイバーネット日本)

https://kosugihara.exblog.jp/240634680/
東京の杉原浩司(武器取引反対ネットワーク:NAJAT)です。[転送・転載歓迎/重複失礼]

 10月17日、1億円近い税金投入のみならず、弔意強制などの憲法違反まで行う「故中曽根康弘」内閣・自民党合同葬儀に対して、市民有志3人で会場のグランドプリンスホテル新高輪「国際館パミール」入口付近まで行き、強く抗議しました。
 高輪警察署警備課が「密」になって立ちはだかるも、「私たちは入る権利がある。税金を払っているんだから。勝手に自民党(と内閣)が人の税金を使ってやっているのがおかしい。文句を言う権利がある」と抗議。
 政府関係者を呼ぶように要求すると、しばらくして内閣府職員が出てきて、別室にて申し入れ。
 「なぜ血税を使ってやるのか」の問いに、内閣府職員(聞いても名前を名乗らず)が「国鉄分割・民営化の功績があるから閣議決定で合同葬儀を決めた」と答えたため、私たちは「労働者の首を斬り、多くの人を自死に追い込んだ」と猛抗議
 職員が「物心ついた頃の印象を言ったに過ぎない」と言い訳したため、改めて「では、功績だと思うことを一つ挙げてみてほしい」と尋ねると、だんまりを決め込みました。
 また、「中曽根が『慰安所を作ってやった』と誇ったことをどう考えるのか」との問いには、何の答えもありませんでした。
 さらに、「税金を使って、弔意を事実上強制しながら、一政党と内閣が合同葬儀を行うことができる法的根拠は何か」と問うと、正面からは答えず、「税金の使われ方は国会の決算委員会で事後的に審議される」とごまかしました。
 今回の申し入れについて、きちんと上に伝えるように念押しした後、葬儀参加者がやってくるタクシー乗り場のそばに移動。プラカードを掲げてアピールしました。
 さらに、参加者を乗せたタクシーやマイクロバスがホテルから道路に出るところでもしっかりアピール。
 想定外のフルコースとなったこの日のアクションを無事終えました。

 なお、ホテルに近い品川駅高輪口付近では、抗議に向かおうとした人々を大量の警察官がブロック。横断歩道すら渡らせなかったといいます。不当かつ異常な弾圧に強く抗議します。
 ※抗議に向かう前に、内閣府のインターネット中継を見ましたが、中曽根の遺影の前には、多数の勲章がこれ見よがしに飾られていました。超キモイ光景です。「恥を知れ」としか言いようがありません。
 (冒頭のブログに写真を多数掲載しています。ぜひご覧ください)

『レイバーネット日本』(2020-10-18)
http://www.labornetjp.org/news/2020/1017sugi
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