<田畑先生の再雇用拒否の其相を究明する会>
◎ ミニニュース 新27号 08・5・22
●控訴審第1回迫る!
2/12不当判決を受けて、ドーッと疲れが押し寄せ、田畑は「何もかも忘れて少し休もうか」と思ったのですが、そうは問屋が卸さず、「署名だ、ビラ撒きだ、会議だ、原稿書きだ、要請だ」という毎日が続きました。本当に裁判って骨の折れるものです。
そうこうするうちに、控訴審の日が目前です。この日までに裁判所批判のビラを5回撒き、「公正な審理を求める署名」と共に裁判所へ届けした。ビラの内容を毎回変えて、チョッピリカを入れたつもりです。
第1回控訴審 5月28日(水)PM1時半~
《田畑意見陳述の予定》 東京高裁808法廷
〔地裁と同じ建物8F〕地下鉄「霞ヶ関駅」A1出口
●傍聴支援で法廷を満席に!
当日はウイークデーですから、傍聴は無理な方が多いと思われます。先行訴訟のように、控訴審第1回で「結審」といわれないよう、できることはやりましたが、裁判官は何を考えているかわかりません。そう言われてしまったらアウトなので、来られる方は、是非是非おいでくださるようお蹟いします。
【お便り紹介】
・・・私は法廷で校長がウソを言っているところをこの目で見ましたし、弁護士の「何故こうなるの?」という感想もよく分かります。「先に敗訴ありき」の判断であることは明白です。本当に怒りがこみ上げてきます。裁判所・裁判官は一つの事例ではなく、「全体の支配」をのみ考えているのは明らかです。・・・お体に気をつけてがんばってください。どうか気を落とさないように。
1.2008年2月12日、東京地裁26部(裁判長橋本昌純、裁判官 針塚遵・田上絢子)は、元東京都豊島区立千川中学校教諭田畑和子提起の元校長への慰謝料等請求事件に対し、請求棄却を言い渡した。
2.この事件は、1996年3月田畑和子が定年退職の際、全員採用が通例の嘱託教員に都教委から異例の拒否を受け、真相究明と損害賠償を求めて1998年3月東京都(都教委)を提訴したところ、校長中神嘉治による再雇用拒否理由提造が判明したため、改めて校長を提訴したものである(先行訴訟は不当判決により敗訴)。
3.田畑先生は、管理主義に反対し、真実を何よりも大切にする教育を行ってきたことで、中神校長と対立していた。また、生徒や教職員の人権を守ろうと努め、労働組合(都教組豊島支部)の活動も活発に行っていた。再雇用が拒否された退職の年には、中神校長が、生徒の自殺を「事故」と言いくるめたり、生徒の作った文化祭の掲示物「南京大虐殺」を「偏向している」と否定する事件が起きていた。
田畑先生は前者について校長に善処を求め、後者については教職員に秘密裏に処理しようとする校長のやり方に抗議活動等を行うなど、民主教育を守る立場で努力していた。
校長は、当時豊島区教委への文書で、都教組豊島支部千川中学校分会を嫌悪している旨を報告している。
4.校長の挙げた不採用理由について、先行訴訟では、ほとんど事実認定を避け判決文は両論併記に終わっていた。
被告校長は、今回、捏造の上に捏造を重ね、ウソを拡大し、不合理な陳述・証言を行った。校長のデッチ上げは誰の目にも明らかだった。
5,しかし、裁判所は、原告の申請した証人(同僚・教え子ら)申請を却下した。校長のウソに対し、真実を述べたいという熱い思いを、裁判所は容赦なく切り捨てたのである。
6.かくして、原告は、次のような不当判決を言い渡された。
①《適正で正確な情報に基づき評価されることへの期待権侵害》について
被告の行為は公務員の職務を行った「公権力の行使」であるから、仮に不法行為があったとしても、被告が属する公共団体が責を負うだけであって、被告個人はその責を負わない。
②《名誉段損》について
被告の陳述書・証言は、原告の社会的評価を低下させるものと言うべきである。しかし、被告は、自らの記憶に反して虚偽の供述・陳述をしたと認めることはできない。
7.「敗訴先にありき。」だったことは明確だ。原告提出の膨大な量の書証や(多くの方の陳述書を含む)、原告の陳述・証言は無視され、何の裏付けもない校長の言い分だけを、裁判所は採用した。
裁判所は、既に機能を失っている。こんな裁判所は要らない。満腔の怒りを以て、強く、強く、抗議する。
◎ ミニニュース 新27号 08・5・22
●控訴審第1回迫る!
2/12不当判決を受けて、ドーッと疲れが押し寄せ、田畑は「何もかも忘れて少し休もうか」と思ったのですが、そうは問屋が卸さず、「署名だ、ビラ撒きだ、会議だ、原稿書きだ、要請だ」という毎日が続きました。本当に裁判って骨の折れるものです。
そうこうするうちに、控訴審の日が目前です。この日までに裁判所批判のビラを5回撒き、「公正な審理を求める署名」と共に裁判所へ届けした。ビラの内容を毎回変えて、チョッピリカを入れたつもりです。
第1回控訴審 5月28日(水)PM1時半~
《田畑意見陳述の予定》 東京高裁808法廷
〔地裁と同じ建物8F〕地下鉄「霞ヶ関駅」A1出口
●傍聴支援で法廷を満席に!
当日はウイークデーですから、傍聴は無理な方が多いと思われます。先行訴訟のように、控訴審第1回で「結審」といわれないよう、できることはやりましたが、裁判官は何を考えているかわかりません。そう言われてしまったらアウトなので、来られる方は、是非是非おいでくださるようお蹟いします。
【お便り紹介】
・・・私は法廷で校長がウソを言っているところをこの目で見ましたし、弁護士の「何故こうなるの?」という感想もよく分かります。「先に敗訴ありき」の判断であることは明白です。本当に怒りがこみ上げてきます。裁判所・裁判官は一つの事例ではなく、「全体の支配」をのみ考えているのは明らかです。・・・お体に気をつけてがんばってください。どうか気を落とさないように。
[校長による、田畑和子先生再雇用拒否理由捏造事件不当判決]
抗 議 声 明
抗 議 声 明
1.2008年2月12日、東京地裁26部(裁判長橋本昌純、裁判官 針塚遵・田上絢子)は、元東京都豊島区立千川中学校教諭田畑和子提起の元校長への慰謝料等請求事件に対し、請求棄却を言い渡した。
2.この事件は、1996年3月田畑和子が定年退職の際、全員採用が通例の嘱託教員に都教委から異例の拒否を受け、真相究明と損害賠償を求めて1998年3月東京都(都教委)を提訴したところ、校長中神嘉治による再雇用拒否理由提造が判明したため、改めて校長を提訴したものである(先行訴訟は不当判決により敗訴)。
3.田畑先生は、管理主義に反対し、真実を何よりも大切にする教育を行ってきたことで、中神校長と対立していた。また、生徒や教職員の人権を守ろうと努め、労働組合(都教組豊島支部)の活動も活発に行っていた。再雇用が拒否された退職の年には、中神校長が、生徒の自殺を「事故」と言いくるめたり、生徒の作った文化祭の掲示物「南京大虐殺」を「偏向している」と否定する事件が起きていた。
田畑先生は前者について校長に善処を求め、後者については教職員に秘密裏に処理しようとする校長のやり方に抗議活動等を行うなど、民主教育を守る立場で努力していた。
校長は、当時豊島区教委への文書で、都教組豊島支部千川中学校分会を嫌悪している旨を報告している。
4.校長の挙げた不採用理由について、先行訴訟では、ほとんど事実認定を避け判決文は両論併記に終わっていた。
被告校長は、今回、捏造の上に捏造を重ね、ウソを拡大し、不合理な陳述・証言を行った。校長のデッチ上げは誰の目にも明らかだった。
5,しかし、裁判所は、原告の申請した証人(同僚・教え子ら)申請を却下した。校長のウソに対し、真実を述べたいという熱い思いを、裁判所は容赦なく切り捨てたのである。
6.かくして、原告は、次のような不当判決を言い渡された。
①《適正で正確な情報に基づき評価されることへの期待権侵害》について
被告の行為は公務員の職務を行った「公権力の行使」であるから、仮に不法行為があったとしても、被告が属する公共団体が責を負うだけであって、被告個人はその責を負わない。
②《名誉段損》について
被告の陳述書・証言は、原告の社会的評価を低下させるものと言うべきである。しかし、被告は、自らの記憶に反して虚偽の供述・陳述をしたと認めることはできない。
7.「敗訴先にありき。」だったことは明確だ。原告提出の膨大な量の書証や(多くの方の陳述書を含む)、原告の陳述・証言は無視され、何の裏付けもない校長の言い分だけを、裁判所は採用した。
裁判所は、既に機能を失っている。こんな裁判所は要らない。満腔の怒りを以て、強く、強く、抗議する。
2008年2月12日
田畑先生再雇用拒否理由捏造事件弁護団
田畑先生の再考拒否の真相を究明する会
田畑先生再雇用拒否理由捏造事件弁護団
田畑先生の再考拒否の真相を究明する会
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