パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

明けない夜はない(25)<大きく揺れ動く世界>

2021年01月14日 | 日の丸・君が代関連ニュース
<転送歓迎>(重複ご容赦)・「都教委包囲首都圏ネットワーク」、・「新芽ML」、・「ひのきみ全国ネット」、・「戦争をさせない杉並1000人委員会」の渡部です。
 2001年、アメリカで同時多発テロが起き、アメリカは「テロとの戦争」としてアフガニスタン戦争を始めた、
 さらに2003年、アメリカはイラクが「大量破壊兵器を保有している」としてイラク戦争を開始した。
 しかし、それらの戦争は未だ終息に至らない。
 逆にアメリカは、アフガニスタン、イラクから撤退せざるを得ないところまで来ている
 その後、2008年にはリーマンショックによる世界恐慌が起きた。
 それに対する大規模な公的資金の投入で、世界経済は持ち直したが、その過程で新自由主義経済(露骨な資本主義経済)により、▲ 世界的に貧富の格差がさらに拡大され、「1%の富裕層が99%の富より多くの富を保有する」などと言われるようになってきた
 しかし貧困層が増えれば市場は狭隘化し、相対的過剰生産恐慌がいつおきても不思議ではなくなる。
 世界的な市場争いは激化し、それが政治的対立を引き起こす。
 それが、2017年ころより顕著になってきた、世界第一の経済大国アメリカと世界第二の中国との経済戦争であり、政治的対立の激化である
 そうした中で2019年末からコロナ感染が世界中に広がった。
 感染者は間もなく1億人を超えようとしている。
 世界の人口は78億人と言われているから12.8%がコロナに感染していることになる。
 しかも変異種が発生し感染は簡単には収まりそうにない。
 それなのに、コロナ感染で多くの貧困層はさらに苦しめられる一方、大量の公的資金がばらまかれると株価は高騰しつづけ、富裕層はさらに莫大な富を得ている。
 しかし、公的資金が底をつけばそれは暴落するだろう。
 そうして新たな大恐慌となるだろう。
 そうなれば、市場争いはさらに激化し、それが政治的対立を極度に激化させ、その延長線上に戦争が起きる可能性が強まる。
 「戦争は他の手段をもってする政治の延長」(クラウゼビッツ)と言われる所以である。
 2001年のアメリカ同時多発から20年。
 2021年の私たちはこうした歴史的段階にいるのだろう。
 その2021年1月、アメリカで大統領選で敗れたトランプ大統領が選挙結果を認められないとして、結果を確認する議会中の議事堂に向け支持者らを扇動し、支持者らが一時議事堂を占拠するという事件が起き、5人の死者を出した。
 これに対し、民主党はトランプの職務停止や弾劾裁判の動きをしているが、トランプは開き直り、また支持者たちは武装デモなどを計画しているという。
 アメリカはまさに内乱前夜ともいえるような社会になってきている。
 トランプはデマゴギー政治家であり、トランプ支持者らが勝てばアメリカはファシズム社会になろう。
 なぜならファシズムの最大の特徴はデマゴギーで人々を操ることだから。
 また、トランプ支持者らが敗れればアメリカがすぐうまくいくかといえば、そうともいえない。
 新自由主義的経済が解決されなければ、貧富の差はさらに広がり、そこからファシズムの土壌が広がるからである。
 問題は、アメリカと同じようなことが、他の国でも起きることである。
 そのことは、1929年の世界恐慌後に、イタリアやドイツ、日本などでファシズム運動がほぼ同時に起きた事でもわかる。
 しかし、これに対し、戦前は国際的に「反ファシズム統一戦線」が形成され、それを打ち破ることになった。
 それを知るから、ヨーロッパの指導者らはこぞってトランプを批判している。
 しかし、オトモダチだったアベ(やスガ)は何も述べていないようだ。

 いずれにせよ、貧富の差の拡大とコロナ感染の拡大によって、今後世界は大きく揺れ動くだろう。
 要するに、貧富の差の拡大による階級間対立の激化と市場争奪激化による富者国間の戦争(貧者が動員される)の危機である。
 これを誰の立場に立ってどう乗り切るか。
 これが、現代に生きる人類に課せられた大きな課題であると思う。

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 以下の「2・7総決起集会」は予定通り行う予定です。
 <現場からの報告>の発言者も決まりました。

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2021年「2・7総決起集会」
~国家権力による学問と教育の支配を許さない~

 <講 師> 早稲田大学・岡田正則教授(学術会議で任命拒否にあった)

 <現場からの報告>
 ・東京五輪反対の闘い
 ・義務制
 ・高校
 ・特別支援学校
 ・セアート勧告について
 ・コロナ下の地域での取り組み
 ・共同行動の仲間より
 <闘いのスローガン>
 ・「日の丸・君が代」強制・処分反対!
 ・「10・23通達」の撤回!
 ・学術会議任命拒否を撤回しろ!
 ・国家権力による学問・教育への介入・支配を許すな!
 ・コロナ感染を拡大するGO=TOキャンペンは中止しろ!
 ・東京五輪は即刻中止しろ!
 ・コロナで明らかになった給食無償化の実現!
 ・ITC教育・ギガスクールよりも30人学級の実現!
 ・敵基地攻撃能力保有・軍拡・9条改憲反対!
 ・若者を再び戦場に送るな!
 <日時>2021年2月7日(日)13:00開場 13:30開始
 <場所>文京区民センター 2階2A
     (JR水道橋駅下車10分、地下鉄春日駅すぐ)
 <資料代>500円
 <主催>都教委包囲首都圏ネットワーク


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  【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
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  東京五輪に 【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし)
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「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
 http://houinet.blogspot.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
 http://hinokimitcb.web.fc2.com/
「ひのきみ全国ネット」のウェブサイト

 http://hinokimi.

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