大滝秀治「通販生活」ＣＭ名ナレーション

　　『暗黒夜考～崩壊しつつある日本を考える～』から
　◎ 日の目を見ることがなかった「通販生活」ＣＭ
　　　～読み手は故・大滝秀治（俳優）氏～

　名俳優・大滝秀治氏の訃報を受け、これに関連する大手マスゴミによる”お悔やみ”報道が凄まじいが、元々”演技”が本業の役者を登場させては、同じようなコメントを繰り返すばかりのくだらない内容ばかりである（と想像される）。

　上記の「通販生活」ＣＭにおける名ナレーションは当然の如く”無かったもの”として無視され、故人を偲ぶお決まりの”お涙頂戴劇”ばかりであるが、改めて同ＣＭで語られている内容をみると、非常に良いことを言っていると感じる次第である。

「原発　いつ、やめるのか。　それとも、いつ、再開するのか。」
「それを決めるのは　電力会社でも役所でも政治家でもなくて　私たち国民一人一人」

　故人を本気で偲ぶのであれば、お蔵入りとされたこういった内容こそ語られるべきであろう。
　テレビのニュース･報道番組ではスポンサーの兼ね合いも含めて、一切そんなことは期待できないゆえ、せめて本ブログでその功績を取り上げさせていただこうと思う。（合掌）
『暗黒夜考～崩壊しつつある日本を考える～』（2012年10月06日）
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