パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

アベを倒そう!(118)<危険な動きと高校生向けビラまき続報>

2016年05月27日 | 日の丸・君が代関連ニュース
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  【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
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  東京五輪に 【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし)
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  対米従属で「世界征服」を夢想するデマゴギー政治家安倍首相を倒そう!
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 第二次大戦終結後71年、内外情勢は今大きく動きつつあります。
 5月23日(月)、▲ 北海道での陸上自衛隊の訓練で、隊員2人が実弾で負傷しました。
 隊員には全て実弾が手渡され、実弾訓練だった可能性が高かったということです。
 この事件で私は、映画『わが青春に悔いなし』(1946年、黒澤明監督)を思い出しました。
 映画の冒頭、1933年春、京都の大学生たちが吉田山にピクニックに行くのですが、そこで突然機銃の音がし、一人の兵が倒れ苦しんでいる姿に出会うのです。
 そうして、日本はその後一気に戦争に向かって突き進むことになりました。

 今回の実弾での負傷は、「戦争法」で武器使用を認めることになったことと無縁ではないと思います。
 今のG7での警備は異常です。
 東京中いたるところに警察官が現れ、駅の中にもホームにも制服警官の姿が見られます。
 これは、まるで「戒厳令下」であり、「緊急事態条項」の先取りともいえるものだと思います。
 また、オバマのヒロシマ訪問も、日米(帝国主義)同盟によって仕組まれたパフォーマンスです。
 「未来に目を向ける」とは今後の世界征服の為に、アメリカの原爆投下の責任や、日本の戦争責任を覆い隠すものです。
 しかも両国とも国連の<核兵器使用禁止条約>には賛成していません。
 (中国や北朝鮮は賛成しています)
 そして、オバマが来るので広島修学旅行の生徒たちは平和公園に入れないというのです。
 (広島修学旅行さえ自由にできなくなっていますが)

 また、沖縄での米軍属による女性殺害事件後も、アメリカは、「地位協定は変えない」「辺野古基地建設は進める」などと言っています。
 G7は、安倍政権にとっては、G7の後押しにより、「消費増税」やさらなる「財政出動」をやりやすくするものだと思います。、
 またG7全体にとっては、「対テロ戦争」の遂行と「対ロ・中包囲網」の形成のためのものだと思います。欧米系国際資本の利益のためです。
 そのことは、オバマが先にベトナムを訪問した事からもわかります。

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 「高校生向けビラ」まきの続報です。

 (5月24日)
 <八王子桑志高校>「授業をしてたのに処分」の福嶋さんからです。
 本日は八王子桑志高校の考査2日目
 10時半頃から門の前にスタンバイ。
 11時頃から2時間目が終わったと思われる生徒が下校。
 10分過ぎくらいから多くなり30分過ぎからは少なくなる。
 12時頃から3時間目が終わったと思われる生徒が下校。
 30分まで配布。75枚配布。
 おそらく管理職と覚しき人が「敷地内に入らないように」とのおきまりの言葉。
 しばらくしてからかなりの年配の職員が
 (元管理職の再雇用かと思うのだが)同様のことをいう。
 通行人1名、私の胸の「あべ政治を許さない」を見てでしょう。
 「私も同じ、がんばって」と励ましてくださいました。
 12時過ぎくらいかな、主幹と覚しき人が
 私のことを訊くので「近所に住む住人です」と応えておく。
 とりとめのない報告でした。

 (5月25日)
 <西高校>
 ここは昨年12月にビラ「高校生のみなさんへのメッセージ」を「杉並1000人委員会」の仲間と二人でまいたところです。
 その際、社会科の教員が出て来て、
 「政治教育は学校でやっているから、ビラまきはヤメロ。」
 と言ってきました。(それでもビラは約80枚まけました)

 今回は、一人で8時頃から8時30分にかけてまきました。
 胸に<アベ政治を許さない>というファイルを掛けてまきました。
 管理職は出てきませんでしたが、出勤してきた一人の教員が「ここでまくな」と行って門の中に入っていきました。
 生徒の反応は、ファイルに笑顔になる生徒もいましたが、ビラの受け取りは悪く、20枚しかまけませんでした。
 一人でまいたという事もあったのかもしれません。
 それにしても、これが学校での「政治教育」の結果なのでしょうか。
 ヤレヤレです。

 でも高校生を怨むわけにはいきません。
 このような高校生を作り出しているのは、私たちの闘いがまだまだ不十分だからです。
 
 また、明治維新の時でさえ、福沢諭吉はつぎのように述べていました。
 
 「・・・全国の智力によりて衆論を成し、
  その衆論の帰する所にて政府を改め、
  遂に封建の制度をも廃したることなれども、
  この衆論に関わる人を計れば
  その数はなはだ少なし。」
 
 「さればこの度の改革を企てたる者は
  士族の党500万人の内わずかに10分の1にも足らず。
  婦人小児を除き
  何程の人数もなかるべし。」

 一方、2014年12月の総選挙で圧勝したと言われる自民党にしても、
 全有権者の中での絶対得票率でみれば、
  比例代表選挙で16・99%
  小選挙区で24・49%に過ぎないのです。
 そして国会前では、昨年以来、若い人たちから「ア・ベ・は・ヤ・メ・ロ」、「何か自民党感じ悪いよね」と繰り返しコールされているのです。
 要は、一喜一憂することなく、闘いを堅持していくことだと思います。

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