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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

処分撤回を求めて(400)

2016年05月11日 | 日の丸・君が代関連ニュース
東京・全国の仲間の皆さんへ。
(転送・転載・拡散歓迎。重複はご容赦を。一部報道関係者にも送信)
被処分者の会・東京「君が代」裁判原告団の近藤です。

 ◆ <速報>Oさん免職事件 都教委が再処分(停職6月)強行
 ◆裁判で敗訴して、謝罪もせずに再処分強行 断じて許せない!
 3月24日、東京高裁(第4民事部・綿引万里子裁判長・当時 現札幌高裁長官)は、生徒への「不適切メール」を理由としたF高校Oさんへの都教委の懲戒免職は都教委の「裁量権の逸脱濫用」で「違法」として都教委の控訴を棄却し、懲戒免職処分取り消しを言い渡し、一審原告Oさんが勝訴しました。(「処分撤回を求めて(389)」で既報)。
 ところが、都教委は、4月28日の定例会で同教諭に対する懲戒処分(処分の出し直し=再処分)を決定し、連休明けの昨日5月9日、Oさんに対してして停職6月の再処分を発令しました。
 上記裁判では、一審、二審ともに、裁判長は双方の和解協議を提案し、当方は協議に応じる姿勢を示しましたが、都教委側は拒否して判決に至り、都教委の主張は退けられ、強引な処分が断罪されたのです。にもかかわらず、都教委は、裁判での主張と同じ一方的な理由で再処分をしたのです。
 都教委は、「一日も早く教壇に立ちたい」という本人の願いに背き、違法な処分を行ったことを本人に謝罪もせず、責任の所在を明らかにすることなく、「本件については、平成28年3月の東京高等裁判所判決により、東京都教育委員会が発令した懲戒免職処分が取り消され、同処分の取消しが確定したことから、判決を踏まえて懲戒処分の程度を検討し、改めて停職処分を行った。」と本人を教壇に立たせない悪質な停職6月という重い「再処分」を行ったのです。
 ※都教委発表 都教委HPより
  ↓
http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/pickup/p_gakko/p_hukumu/160509.pdf
 「君が代」処分と同じ構造での再処分です。このような無法な再処分を断じて許せません。
 ***(参考 処分撤回求めて(389)より)***
 地裁の口頭弁論の中で、「教え子」の生徒Aさんも証人として出廷し、親に学校をやめさせられそうなほどの厳しい家庭環境で、O先生の援助で学校を卒業できて感謝していること、Oさんを免職処分するにあたり、都教委は女生徒本人の事情聴取もしなかったこと、などを証言しました。
 また、F高校の校長(当時)は、都教委作成の虚偽の陳述書に無理矢理署名・押印させられたが、良心の呵責に耐えかねてその陳述書を撤回する旨の陳述書を裁判所に提出しました。
 これらの証言などにより、この免職処分が、生徒を思いひたすら生徒に寄り添う教育実践をめざしていたOさんに対する都教委によるパワーハラスメントであることが明らかになりました。
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 以下、支援の中心で奮闘しているIさん(東京「君が代」裁判四次訴訟原告、人事委審理請求人)の怒りのメールを転送します。
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 東京のIです。
 一連の情報後を御報告します。
 高裁判決で完全勝利し、懲戒免職処分が取り消されたA先生ですが、勝利後直ちに都庁へ呼び出されて改めて事情聴取が行われ、再処分をしないようにたくさんの要請書を都に送りました。
 しかし本日、都はA先生に「停職6か月」の再処分を発令しました。
 この間、不当な研修を強いられ、実質6か月以上の無給状態を経て、辛い日々を送ってきたA先生の苦労はどうなるのでしょう。
 都教委は司法判断など完全無視して、おのれの組織防衛と保身のみに魂を奪われ、メンツの為だけに動いています。
 子ども達のこと等これっぽっちも考えていません。
 職員のこと等これっぽっちも考えていません。
 良い教育の為には…等と言う視点は全くありません。
 校長の陳述書を偽造した人事部職員課の相賀直主任管理主事の指導などしないようです。
 身内の犯罪は放置しておきながら、教員苛めの上塗りなどとは言語道断!
 これから改めて都教委を法的手段に訴えて闘い続けます。
 都議会議員との接触も試みます。
 相賀の責任を追及します。
 引き続き、御関心を持って見守って頂きたいと思います。
 御報告まで。
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 全く別件ですが、明日5月11日の再発防止研修(対象者:特別神学校教員Tさん東京「君が代」裁判四次訴訟原告、人事委審理請求人)の抗議・支援行動に参加をお願いします。
 ◆ 転向を強要する「イジメ研修」を許すな―再発防止研修抗議・該当者支援行動に参加しよう!
 早朝からの行動ですが、多くの皆さんの参加を訴えます。

 ★ 再発防止研修抗議・該当者支援行動
   *早朝からの行動ですが、ご協力を!
   *報道関係者の取材歓迎。
 5月11日(水)東京都教職員研修センター前
        (JR水道橋東口、地下鉄水道橋 都立工芸高校隣)
  8時20分 支援者集合・行動開始
  8時35分 弁護団(澤藤弁護士)申し入れ
  8時50分 該当者(受講者)入場、激励行動
  9時~ 研修
  12時30分頃(予定) 研修終了後、該当者激励行動
  *呼びかけ:被処分者の会
(注意)相手側の挑発にのらず、整然と行動するようご協力をお願いします。



4・22都教委要請書掲載。
三次訴訟最高裁要請署名用紙 ダウンロード可能。
「お知らせ」、通達関連裁判進行状況等随時更新。
各種判決文、声明文、行動予定、資料等入手可能。
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「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会
東京「君が代」裁判原告団
事務局長 近藤 徹
携帯:090-5327-8318
e-mail:qq947sh9@vanilla.ocn.ne.jp
事務所:〒160-0008 新宿区三栄町6 小椋ビル401号
被処分者の会HP↓(4月22日更新。下の青のアドレスをクリック・アクセス可)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~hishobunshanokai/
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