<転送歓迎>(重複ご容赦)・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「千葉高教組」、・「新芽ML」、の渡部です。
本日(6月20日)午後5時45分、参議院本会議において、教育関連三法が強行採決されました。
以下は、包囲ネットの仲間からの本日の報告です。
*********************************************
1)朝9時には、北教組、石川高教組、全教・各界連絡会、都教委包囲ネット、労組交流センターなどの旗が国会前に立っていました。
2)国会は衆院、参院とも本会議はなかなか行われません。
昨夜、野党が衆院議長の不信任案を出したので、その審議・採決からはじまるのかと思いましたが、結局、午後1時から参院本会議が始まり、犯罪被害者支援のための刑事訴訟法の一部「改正」等々の法案を可決・成立させました。
3)その後、午後1時30分頃から、イラク特措法の2年延長問題の審議に入り、まず、野党から提出されている「外交防衛委員会田浦直委員長」の解任決議案をめぐる審議とその採決が行われました。
それが否決されたのち、イラク特措法の2年延長案の本会議討論・採決が行われました。
政府・与党は数の力で押し切りました。
採決はボタンではなく、投票で行われましたが、あっという間に終わってしまいました。
そして、1時間の休憩に入りました。
4)次に、午後3時過ぎから本会議は再開され、教育3法問題の審議に入り、まず、文教科学委員狩野安委員長の問責決議の審議・採決が行われました。
それが否決された後、教育3法案の討論・採決が行われ、それも数の力で押し切られ、可決・成立しました。
たくさんの人たちが傍聴に入っていました。
5)そとでは、午後4時頃まで、参院議員会館前では北教組を中心に、多摩教組や石川高教組、千葉高教組、都教委包囲ネットなど約100余が抗議行動を行い、隣り合わせで、全教が行っていました。
しかし、北教組は参院本会議の採決を見届けることなく(結果はわかっているとはいえ)、帰路につかなければなりませんでした。
(北教組は68名が国会前行動に参加されたそうです。)
6)今日6/20は都立高校の教職員の「日の丸・君が代」不起立による解雇裁判の判決日でした。
朝、原告の前川さんが北教組の前で、裁判に向かう決意発言させてもらいましたが、午後1時過ぎから始まった裁判は、実に悔しいことに「不当判決」でした。
北教組の総括集会で、被解雇者の会の伏見さんが、「不当判決」の結果の報告をさせてもらいました。
7)北教組と入れ替わりに東京教組の組合員が集まってきました。
また、被解雇者の会の当事者の皆さんも国会前にこられ、悔しい、憤りを語られました。
裁判長はだた「請求を棄却します」とのみ言い、すぐ、引っ込んでしまったとの事でした。
そんなことが許されていいのでしょうか。
8)午後6時前に、傍聴者がもどり、傍聴報告をしました。
そして、多摩教組、町田教組、世田谷教組の委員長たちが今後の闘いの決意表明を行い、包囲ネットの世話人の見城さんも決意表明をして、抗議のシュプレヒコールを声の限りで叫び、この日の闘いを終わりました。
繰り返し行われたシュプレヒコールで、先導者も唱和者も声がからからでした。
9)全教・各界連絡会は、午後12時過ぎから約1時間、たくさんの人が集まって国会前抗議を行い、その後、午後6時から、再度抗議集会を行いました。
「日教組系」「全教系」そして市民団体、他の労働団体と国会前は闘いの息吹を取り戻していました。
10)解雇裁判の報告会が午後7時から、日本青年館で行われるため、都立高校の教職員他は国会前から日本青年館に向かいました。
朝からの長い一日でした。
教育をめぐる現場の状況は厳しくなっているが、しかし、あきらめてはいけない、もの言わぬ教職員になってはいけない。
闘い続けることだということを確認しあったことは、今後に必ずつながり、いかされていくと思います。
***********************************************
以上のように教育三法は数の力で強行採決されました。
しかし、国会が多くの国民の声を代表していないことは
この間の、世論調査と国会の動きをみても明らかです。
国会は世論と乖離しているのであり、
国会は世論を代表していないのです。
また、改悪教基法・教育三法先取りの
先頭を行く東京都の教育現場は、
決してうまくは行っていないのです。
そして、不安・不満・怒りは、
全国の労働者・市民・学生・知識人らの中に
充満しつつあります。
要は、その不安・不満・怒りを、
「改革」・「世直し」に向けて
組織化していくことではないでしょうか。
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「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
http://kenken.cscblog.jp/
最新の国会情勢などを載せてあります。
本日(6月20日)午後5時45分、参議院本会議において、教育関連三法が強行採決されました。
以下は、包囲ネットの仲間からの本日の報告です。
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1)朝9時には、北教組、石川高教組、全教・各界連絡会、都教委包囲ネット、労組交流センターなどの旗が国会前に立っていました。
2)国会は衆院、参院とも本会議はなかなか行われません。
昨夜、野党が衆院議長の不信任案を出したので、その審議・採決からはじまるのかと思いましたが、結局、午後1時から参院本会議が始まり、犯罪被害者支援のための刑事訴訟法の一部「改正」等々の法案を可決・成立させました。
3)その後、午後1時30分頃から、イラク特措法の2年延長問題の審議に入り、まず、野党から提出されている「外交防衛委員会田浦直委員長」の解任決議案をめぐる審議とその採決が行われました。
それが否決されたのち、イラク特措法の2年延長案の本会議討論・採決が行われました。
政府・与党は数の力で押し切りました。
採決はボタンではなく、投票で行われましたが、あっという間に終わってしまいました。
そして、1時間の休憩に入りました。
4)次に、午後3時過ぎから本会議は再開され、教育3法問題の審議に入り、まず、文教科学委員狩野安委員長の問責決議の審議・採決が行われました。
それが否決された後、教育3法案の討論・採決が行われ、それも数の力で押し切られ、可決・成立しました。
たくさんの人たちが傍聴に入っていました。
5)そとでは、午後4時頃まで、参院議員会館前では北教組を中心に、多摩教組や石川高教組、千葉高教組、都教委包囲ネットなど約100余が抗議行動を行い、隣り合わせで、全教が行っていました。
しかし、北教組は参院本会議の採決を見届けることなく(結果はわかっているとはいえ)、帰路につかなければなりませんでした。
(北教組は68名が国会前行動に参加されたそうです。)
6)今日6/20は都立高校の教職員の「日の丸・君が代」不起立による解雇裁判の判決日でした。
朝、原告の前川さんが北教組の前で、裁判に向かう決意発言させてもらいましたが、午後1時過ぎから始まった裁判は、実に悔しいことに「不当判決」でした。
北教組の総括集会で、被解雇者の会の伏見さんが、「不当判決」の結果の報告をさせてもらいました。
7)北教組と入れ替わりに東京教組の組合員が集まってきました。
また、被解雇者の会の当事者の皆さんも国会前にこられ、悔しい、憤りを語られました。
裁判長はだた「請求を棄却します」とのみ言い、すぐ、引っ込んでしまったとの事でした。
そんなことが許されていいのでしょうか。
8)午後6時前に、傍聴者がもどり、傍聴報告をしました。
そして、多摩教組、町田教組、世田谷教組の委員長たちが今後の闘いの決意表明を行い、包囲ネットの世話人の見城さんも決意表明をして、抗議のシュプレヒコールを声の限りで叫び、この日の闘いを終わりました。
繰り返し行われたシュプレヒコールで、先導者も唱和者も声がからからでした。
9)全教・各界連絡会は、午後12時過ぎから約1時間、たくさんの人が集まって国会前抗議を行い、その後、午後6時から、再度抗議集会を行いました。
「日教組系」「全教系」そして市民団体、他の労働団体と国会前は闘いの息吹を取り戻していました。
10)解雇裁判の報告会が午後7時から、日本青年館で行われるため、都立高校の教職員他は国会前から日本青年館に向かいました。
朝からの長い一日でした。
教育をめぐる現場の状況は厳しくなっているが、しかし、あきらめてはいけない、もの言わぬ教職員になってはいけない。
闘い続けることだということを確認しあったことは、今後に必ずつながり、いかされていくと思います。
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以上のように教育三法は数の力で強行採決されました。
しかし、国会が多くの国民の声を代表していないことは
この間の、世論調査と国会の動きをみても明らかです。
国会は世論と乖離しているのであり、
国会は世論を代表していないのです。
また、改悪教基法・教育三法先取りの
先頭を行く東京都の教育現場は、
決してうまくは行っていないのです。
そして、不安・不満・怒りは、
全国の労働者・市民・学生・知識人らの中に
充満しつつあります。
要は、その不安・不満・怒りを、
「改革」・「世直し」に向けて
組織化していくことではないでしょうか。
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