パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

最低最悪の女性蔑視・セクハラ東京都議会

2014年06月20日 | 平和憲法
  《みんなの党 東京都議会議員 おときた駿 公式サイト》
 ◆ 女性議員に対して「早く結婚しろ!」「子どもは産めないのかっ!」
   と野次を飛ばす、最低最悪の議会へ


 まず始めに書きますが、怒っています。
 すごく。
 本日の一般質問で、塩村あやか議員が登壇しました。
 彼女はその中で、東京都では晩婚化が進んでいる現状を説明し、都の結婚・妊娠・出産に対する取り組みについて鋭く指摘していました。
 その中でなんと、議場からとても大きな声で
 「そんなことを言う前に、おまえが早く結婚しないのかっ!!」
 という、信じられない野次が飛んだのです。
 議場の一部は笑いに包まれ、舛添知事も少し笑っていました。
 僕は見てましたよ、しっかり。


 さらに、私の席までは聞こえませんでしたが、本人によると
 「子どもは産めないのかっ!!」
 という野次まであったそうです。
 言うまでもなく重大なセクシャルハラスメント、差別発言です。

 あまりの発言内容に、本人の言葉も一瞬止まってしまいましたが、気丈にも最後まで質問を述べた彼女は、憔悴しきった表情で降壇しました。
 本人は、相当ショックだったと思います。

 選挙のときに、有権者の前では
 「女性の社会進出を促進します!」
 「子育て支援にしっかりと取り組みます!」
 と言っている議員たちが集まる議会で、このような野次が飛び、それを笑う議員が大勢いる
 それが我が国の首都、東京都議会の実態です。

 「女性は結婚・出産をして一人前」
 「それもできないヤツが、ウダウダいうな」
 これが多くの保守系といわれる、古い男性政治家たちの本音なのでしょう。

 民意の代表たる議員が集まる議会がこれほど古色蒼然とした状態で、
 東京都の女性活用や子育て支援政策が進むはずがありません。

 そして、苦しむ女性たちを代弁して勇気を持って登壇した女性議員に、このような蔑視発言がぶつけられるのなら、どんな女性が政治家になりたいと思うでしょう?
 議員自身が、議会自体が、女性の存在を疎外しているのです。

 ■

 議会終了後、即座に野次を飛ばしたと思われる会派に、本人を除く所属議員全員で厳重抗議の申し入れに向かったところ、
 「うちの議員の発言という確証はあるのか?」
 「議会の中の正規発言ではないのだから、問題にはできない」

 とのことでした。

 確かに「野次」の個人特定は難しいとしても、本件は今後議会運営委員会等で厳重に問題提起をしていく予定です。
 女性議員を中心に、他会派の議員も協力姿勢を見せてくれています。

 議員になって1年、議会や議員たちには失望するばかりです。
 しかしこんな絶望的な状態でも、諦めるわけにはいきません。
 変えてみせます。必ず。

 私は政策と文章と情報発信で、この政界の理不尽と真っ向から闘います。

 ああっ、しかし、腹が立つ!!(怒)(怒)(怒)

 この気持ちは、政策と改革にぶつけて行こう。
 それでは、また明日。

 ※追記
 上田令子都議も、本日の件について書いています→
 東京都議会でセクハラ野次に憤怒…そして江戸川区議会改革最下位
http://blog.livedoor.jp/edomam/archives/52287600.html
『おときた駿(みんなの党 東京都議会議員)公式サイト』
http://otokitashun.com/blog/togikai/3598/
  《東京都議会議員 上田令子のお姐が行く!(みんなの党)》
 ◆ 東京都議会でセクハラ野次に憤怒…そして江戸川区議会改革最下位


 本日は、みんなの党Tokyoの仲間である塩村あやか都議会議員の記念すべき一般質問デビューでした。
 質問項目は

  1 オリンピック・パラリンピックに向けた取組について
  2 動物愛護について
  3 子育て支援について

 長らく取組んできた動物愛護を中心とし、当選以来この日のために、準備して万難を排して臨んだ今日…。母親ほどは年は離れていないもののまさに母心で見守っていました。
 そしてその信じがたい「野次」は、晩婚、晩産、不妊問題について質問「3 子育て支援について」の中で「妊娠・出産に関して悩みを抱える女性達の問題に対してどのような対策をうっていくのか」と質したところ…
  「お前が早く結婚しないのか?!」
 という女性蔑視、セクハラ「野次」が、飛んだのでございます。
 (こちらの塩村あやか都議会議員動画の晩産晩婚問題を問うたあたり、言葉につまる部分に野次が飛んでます。ご覧ください!)
http://www.gikai.metro.tokyo.jp/live/video/201406180.html
 ありえない…。これは明らかな「人権侵害」です。

 オリパラを控え、成熟した都市をめざす、日本の中心、花のお江戸の東京都議会にて、憤怒の念を禁じえませんでした。
 都議会一年生ですので、後から考えてみれば「動議」をかければよかったと後悔するも、本会議終了後、さっそくみんなの党の両角みのる幹事長と音喜多駿政調会長と、各会派を回り、問題意識を共有をお願いしました。
 セクハラ、パワハラ、アカハラを受けてきたお姐としても、妹のような塩ちゃんが大変傷ついることからも公私にわたって絶対に看過できるものではありません。
 明日の新聞にも取り上げられることとなりましょうが、議会全体で公的に、たとえ野次といえども、二度とこのような女性性や人格を踏みにじるような発言を許さない議会運営を、みんなの党Tokyoは求めてまいる所存であります。
 もしかしたら、東京都議会は日本一古い議会かもしれません。
 ともかく野次の品位のなさには当選以来非常に驚いております。ぜひ、一度傍聴にいらしてください。皆様の地元の都議会議員の言動にびっくりされることと存じます。
 そもそも、「野次」とは、議長の許可のない不規則発言です。本来はするべきものではないとお姐は考える者です。この「野次」をあまりにも東京都議会は放置しすぎた結果が、本日の人権侵害不規則発言にいたったものと思われます。
 自治法129条1項により、議長が禁止することができますので、この点も求めてまいりたいです。
 議会改革が叫ばれて久しい昨今、議会運営も非常に東京都議会は旧態然としてますが、議員の精神構造の改革が先でございますね。
 おりしも昨日は、日経新聞報道にて、江戸川区議会の議会改革度ランキングが都内最下位となったことが判明。わかってはいましたがやっぱりな結果。ランキング調査をしたのは「日経グローカル」
http://www.nikkei.co.jp/rim/glweb/backno/no246.html
 江戸川区議会時代に死闘を繰り広げた戦歴はこちらご参照。

※暗黒議会序章「議場で何がおこったか」
http://blog.livedoor.jp/edomam/archives/51728625.html
※区議会だより新年号お姐筆禍事件
http://blog.livedoor.jp/edomam/archives/51556131.html
※議案質疑をめぐって大騒動
http://blog.livedoor.jp/edomam/archives/51851377.html
※予算委員会・決算委員会に一人会派が都内唯一出られず奮闘!
http://www.ueda-reiko.com/project/005.php
 ひとりぼっちの女性の新人議員が幹部職員に怒鳴られたり、議場でつるしあげくったり、どんだけ悔し涙を流したか数え切れません。
 後に続く次世代議員には絶対同じ思いをさせまいと今日まで闘ってきました。

 塩村あやか都議をしっかりと支え、都議会全体の問題とさせていただきます。

 また、セクハラ野次については、音喜多駿都議会議員ブログもぜひご参照ください!

 ☆お姐、そしてまた次なる暗黒と闘うのだな、ゆけ!かつてのお姐のような議員を守れ、そして闘え!☆
 と、いう方はクリックお願いします!↓
http://politics.blogmura.com/statesman/
『東京都議会議員 上田令子のお姐が行く!(みんなの党)』(2014/6/18)
http://blog.livedoor.jp/edomam/archives/52287600.html
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1 コメント

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Unknown (匿名)
2014-06-20 13:43:49
自民党って、恐いね。
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