「被処分者の会」 星野です
BCCで送ります。(転送・転載共に可)
「服務事故再発防止研修処分取消し請求裁判」第11回口頭弁論 傍聴者の声 【2006・8・3】
職務命令に従わなかった教職員にこそ、我が子を教育してもらいたい
証人尋問:臼井 勇・前教育庁人事部長(現総務局経理部長)…本日の証言で、この7月で都庁退職を表明。現職不明。
*「臼井前人事部長への証人尋問は、非常に明快で鋭く切り込んでいて、素晴らしい内容でした。臼井証人のあわてた様子、カットなっている様子、ちぐはぐな証言が浮き彫りになった法廷でした。『日の君』処分者をねらいうちにした『再発防止研修』であること、『内心の自由』にまで踏み込んでの研修を強制するものであること、などが明らかになったと思います。
障害児学級でも、『不起立』で人事委員会に処分は不当と訴えてたたかっています。たたかいを広げ、都教委の横暴にストップさせましょう。」 (都障教祖 I )
*「一般論として『再発防止研修』を位置づけようと、都側の代理人と臼井氏は打ちあせてきたように見えた。しかし、弁護士さん達の追及で、『日の君』に関わる特別な事例である事が明らかになったのではないか。最後の陪席の二人の裁判官のダメ押しのような質問も印象に残った。
古賀議員達の都議会質問への対応として、『再発防止研修』が出てくる経過については、時間が足りなかった。とはいえ、弁護士さん達の追及の方向が見える裁判だった。しかし、採決まで予断を許さないのが裁判だ。又傍聴に来たい。あとハンドブックを直前に読んでこれまでの流れをつかむ事ができて助かりました。」 (「被処分者」 O )
*「臼井証言を聞いたのは、5・17と今日の2回。前回は『旭川学テ最高裁判決については、法規範性が認められたこと以外よく知らない。』と恥ずかしげもなく答えていたのが印象的でした。今日の投げやりな態度は、多くの方が指摘された通りですが、一人の人間としてではなく、ただ『立場』『役割』でしか、生きてこなかった人間の末路なのでしょう。言葉が軽んじられる力を失っている時代ですが、『日の君』の法廷では言葉の力を感じ勇気づけられます。」(都立高校教員 Y )
*「再発防止研修」がどういう規定(要項)によるものなのか知らなかったのですが、今日の尋問を聞いて、規定上は校長などの管理監督責任者←(間違っていたらすみません)に必ず受けさせることになっているとわかり、たしかに「日の丸・君が代」処分に関しての「研修」はイジメそのものだ!と実感しました。 教育現場で頑張っていらっしゃる皆さん、本当に大変だと思います。私は親が天皇主義者だったので、「日の丸・君が代」はいいものだと思う小学生でした。中学の時、差別に反対し、授業中など折にふれ話をしてくれた先生方の影響がなければ、今日の自分もないと思います。思想と人格は切り離せない、思想の否定は人格の否定になるからこそ、「日の丸・君が代」に対するたたかいは重要だと思います。がんばってください。私も共にたたかっていきたいと思います。(地域労組員 匿名)
*「教職員の良心に従って、『10・23通達』職務命令に従わなかった教職員こそ、我が子に教育してもらいたいです。」 (匿名希望 市民)
*<ヒゲメモ>
臼井証人は、当時の教育庁人事部長であり、処分量定に関与したのみならず、「研修」実施の可否を裁定した立場にあった人物です。
「思想・良心の問題」に関わり、その処分について係争中の事件にもかかわらず、敢えて「研修」実施した事は、職権の乱用であり、違憲・違法の内容を持つものであると私達は考えています。
臼井証人尋問は裁判・人事委員会で既に2回尋問し本日は3回目でした。本日の尋問の初めに自ら、この7月に都庁を退職した事を告げました。現在は何をしているのかは不明です。
本日の傍聴席100名、満席になるかと心配し、少し早目に法廷に行きましたら、なんと既に30名程、都教育庁役人と全く初めて見る人物が並んでいました。その中にはなぜか、昼間から黒いサングラスをかけて、私達を威圧しているつもりの人物もいました。勿論そんな事で怯む私達ではありませんが、なぜか滑稽です。その事もあり、急ぎ裁判所に請求人席を30人に配慮していただいたのですが、それでも20数名の方が傍聴できずに申しわけございませんでした。
本日午前は、9・21に判決を迎える「予防訴訟」裁判の「公正裁判を求める要望書」、全国から寄せられた「30618筆」を、記者会見後、地裁担当部に提出しました。午後はこの「再発防止研修差止研修」裁判と実に慌ただしい一日でした。
次回9・7(木)13:30が最終裁判です。多く皆さんの傍聴よろしく。
(傍聴者100名+ 心から感謝しています。請求人30名 代理人弁護士9名 被処分者の会 星野)
BCCで送ります。(転送・転載共に可)
「服務事故再発防止研修処分取消し請求裁判」第11回口頭弁論 傍聴者の声 【2006・8・3】
職務命令に従わなかった教職員にこそ、我が子を教育してもらいたい
証人尋問:臼井 勇・前教育庁人事部長(現総務局経理部長)…本日の証言で、この7月で都庁退職を表明。現職不明。
*「臼井前人事部長への証人尋問は、非常に明快で鋭く切り込んでいて、素晴らしい内容でした。臼井証人のあわてた様子、カットなっている様子、ちぐはぐな証言が浮き彫りになった法廷でした。『日の君』処分者をねらいうちにした『再発防止研修』であること、『内心の自由』にまで踏み込んでの研修を強制するものであること、などが明らかになったと思います。
障害児学級でも、『不起立』で人事委員会に処分は不当と訴えてたたかっています。たたかいを広げ、都教委の横暴にストップさせましょう。」 (都障教祖 I )
*「一般論として『再発防止研修』を位置づけようと、都側の代理人と臼井氏は打ちあせてきたように見えた。しかし、弁護士さん達の追及で、『日の君』に関わる特別な事例である事が明らかになったのではないか。最後の陪席の二人の裁判官のダメ押しのような質問も印象に残った。
古賀議員達の都議会質問への対応として、『再発防止研修』が出てくる経過については、時間が足りなかった。とはいえ、弁護士さん達の追及の方向が見える裁判だった。しかし、採決まで予断を許さないのが裁判だ。又傍聴に来たい。あとハンドブックを直前に読んでこれまでの流れをつかむ事ができて助かりました。」 (「被処分者」 O )
*「臼井証言を聞いたのは、5・17と今日の2回。前回は『旭川学テ最高裁判決については、法規範性が認められたこと以外よく知らない。』と恥ずかしげもなく答えていたのが印象的でした。今日の投げやりな態度は、多くの方が指摘された通りですが、一人の人間としてではなく、ただ『立場』『役割』でしか、生きてこなかった人間の末路なのでしょう。言葉が軽んじられる力を失っている時代ですが、『日の君』の法廷では言葉の力を感じ勇気づけられます。」(都立高校教員 Y )
*「再発防止研修」がどういう規定(要項)によるものなのか知らなかったのですが、今日の尋問を聞いて、規定上は校長などの管理監督責任者←(間違っていたらすみません)に必ず受けさせることになっているとわかり、たしかに「日の丸・君が代」処分に関しての「研修」はイジメそのものだ!と実感しました。 教育現場で頑張っていらっしゃる皆さん、本当に大変だと思います。私は親が天皇主義者だったので、「日の丸・君が代」はいいものだと思う小学生でした。中学の時、差別に反対し、授業中など折にふれ話をしてくれた先生方の影響がなければ、今日の自分もないと思います。思想と人格は切り離せない、思想の否定は人格の否定になるからこそ、「日の丸・君が代」に対するたたかいは重要だと思います。がんばってください。私も共にたたかっていきたいと思います。(地域労組員 匿名)
*「教職員の良心に従って、『10・23通達』職務命令に従わなかった教職員こそ、我が子に教育してもらいたいです。」 (匿名希望 市民)
*<ヒゲメモ>
臼井証人は、当時の教育庁人事部長であり、処分量定に関与したのみならず、「研修」実施の可否を裁定した立場にあった人物です。
「思想・良心の問題」に関わり、その処分について係争中の事件にもかかわらず、敢えて「研修」実施した事は、職権の乱用であり、違憲・違法の内容を持つものであると私達は考えています。
臼井証人尋問は裁判・人事委員会で既に2回尋問し本日は3回目でした。本日の尋問の初めに自ら、この7月に都庁を退職した事を告げました。現在は何をしているのかは不明です。
本日の傍聴席100名、満席になるかと心配し、少し早目に法廷に行きましたら、なんと既に30名程、都教育庁役人と全く初めて見る人物が並んでいました。その中にはなぜか、昼間から黒いサングラスをかけて、私達を威圧しているつもりの人物もいました。勿論そんな事で怯む私達ではありませんが、なぜか滑稽です。その事もあり、急ぎ裁判所に請求人席を30人に配慮していただいたのですが、それでも20数名の方が傍聴できずに申しわけございませんでした。
本日午前は、9・21に判決を迎える「予防訴訟」裁判の「公正裁判を求める要望書」、全国から寄せられた「30618筆」を、記者会見後、地裁担当部に提出しました。午後はこの「再発防止研修差止研修」裁判と実に慌ただしい一日でした。
次回9・7(木)13:30が最終裁判です。多く皆さんの傍聴よろしく。
(傍聴者100名+ 心から感謝しています。請求人30名 代理人弁護士9名 被処分者の会 星野)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます