▲ One for all ! All for one ! (49)
<転送歓迎>(重複ご容赦)
・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「新芽(germinal)ML」の渡部です。
まず、卒業式チラシまきの続報です。
(3月25日)
国立市の某小学校にて、卒業生の保護者が『6年生、5年生の皆さんに』というチラシを<6年生のお父さんと5年生のお母さんの有志からの「おたより」>として、撒きました。
保護者の70%、児童の80%が受け取りました。
(他に「子どもが主体になる学校行事を求める会」もまきました)
この保護者の一人は、卒業式会場で「君が代」不起立をし、校歌(谷川俊太郎作)の時には大声で歌ったということです。
チラシには次のようなことが書いてありました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ご卒業、おめでとうございます。
卒業式で”君が代”の時、立つか座るか、歌うか歌わないかは、一人一人が判断して良い問題です。
6年生の皆さん、・・・今日の卒業式、小学校生活のしめくくりですね。
・・「門出(かどで)のことば」(呼びかけ)を、とても楽しみにしています。
また、「ベストフレンド」「心の中にきらめいて」「旅立ちの日に」の3曲の式歌を、6年生の皆さんは教室でよく練習していましたね。
とてもいい曲で、こちらも楽しみです。
・・・・・・
卒業式は6年生の成長を祝う日であり、式の主人公は言うまでもなく、6年生です。
しかしこの式の最初に、司会者の先生が「ただ今から卒業式を始めます。一同起立してください」と、参加者全員に立つように求め、その直後に「国歌斉唱(せいしょう)」と発声し、音楽の先生が”君が代”という歌をピアノで弾(ひ)き始めます。
この”君が代”を立って歌うかどうかは、一人一人が判断して良い問題です。
・・・・
(以上に続いて、
1、”君が代”の意味は?
2、昭和天皇の戦争責任と”君が代”
3、戦争中は「天皇は敬わなければいけない」と教え込まれていた
4、日本国憲法が保障(ほしょう)する「基本的人権の尊重」などの内容が載せてあり)
・・・・
(最後に)、〇小の校歌の「まなぶ、みとめる、たすけあう」のうち、特に「一人一人の異なる考えや行動を<みとめあう>」ことは、「基本的人権を尊重する」こととすごく関係が深いのです。」
(と結ばれていました。)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
児童たちには少し難しいかな、とも思いましたが、戦前のように、子どもたちが何も知らされないまま、「原発神話」ならぬ「君が代神話」に取り込まれようとしている現在、<保護者たち>がこのように問題提起をすることは、大変重要だと思いました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
本日(3月28日)早朝、都庁前にて、<被処分者の会・東京「君が代」裁判原告団>によるチラシまきが行われ、23人が参加しました。
チラシの内容は
・教育委員会は、「君が代」処分をしないでください
・内心に踏み込む再発防止研修は憲法違反です
というものでした。
終了後、都教委定例会を有志数名と傍聴しました。
30階の定例会室に近い廊下に行くと、いつもと違った物々しい警備体制(警備員と教委による)が敷かれていました。
これは明らかに、本日の定例会で「君が代」処分を決めるので、それへの反対行動を押さえ込むためだったと思います。
定例会では「都立高校学力スタンダード」の導入などが話し合われました。
これは、学習指導要領でアバウト(大綱的基準)に定められた教育内容をより具体的に定め、末端まで徹底しようとするものだと思います。
一言で言えば、教育内容の国家統制であり、教育内容の形骸化です。
なお本日この時間(22時32分)まで、処分の情報は入ってきていません(本人たちにも)。
ただ、昨年度卒業式の処分数(3名)を上回ることだけは確かです。
*********************************************************
この「One for All ! All for one !」のメールは、この春の東京都の入学式でたった一人の被処分者になった田中聡史さんの闘いを支援し、処分を食い止めるためのものです。
11月7日の東京高裁判決は田中さんにも有利に働くと思います。
(第二次安倍内閣の右翼反動ぶりが気になりますが)
*********************************************************
「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
http://houinet.blogspot.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
http://homepage3.nifty.com/hinokimi/
<転送歓迎>(重複ご容赦)
・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「新芽(germinal)ML」の渡部です。
まず、卒業式チラシまきの続報です。
(3月25日)
国立市の某小学校にて、卒業生の保護者が『6年生、5年生の皆さんに』というチラシを<6年生のお父さんと5年生のお母さんの有志からの「おたより」>として、撒きました。
保護者の70%、児童の80%が受け取りました。
(他に「子どもが主体になる学校行事を求める会」もまきました)
この保護者の一人は、卒業式会場で「君が代」不起立をし、校歌(谷川俊太郎作)の時には大声で歌ったということです。
チラシには次のようなことが書いてありました。
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ご卒業、おめでとうございます。
卒業式で”君が代”の時、立つか座るか、歌うか歌わないかは、一人一人が判断して良い問題です。
6年生の皆さん、・・・今日の卒業式、小学校生活のしめくくりですね。
・・「門出(かどで)のことば」(呼びかけ)を、とても楽しみにしています。
また、「ベストフレンド」「心の中にきらめいて」「旅立ちの日に」の3曲の式歌を、6年生の皆さんは教室でよく練習していましたね。
とてもいい曲で、こちらも楽しみです。
・・・・・・
卒業式は6年生の成長を祝う日であり、式の主人公は言うまでもなく、6年生です。
しかしこの式の最初に、司会者の先生が「ただ今から卒業式を始めます。一同起立してください」と、参加者全員に立つように求め、その直後に「国歌斉唱(せいしょう)」と発声し、音楽の先生が”君が代”という歌をピアノで弾(ひ)き始めます。
この”君が代”を立って歌うかどうかは、一人一人が判断して良い問題です。
・・・・
(以上に続いて、
1、”君が代”の意味は?
2、昭和天皇の戦争責任と”君が代”
3、戦争中は「天皇は敬わなければいけない」と教え込まれていた
4、日本国憲法が保障(ほしょう)する「基本的人権の尊重」などの内容が載せてあり)
・・・・
(最後に)、〇小の校歌の「まなぶ、みとめる、たすけあう」のうち、特に「一人一人の異なる考えや行動を<みとめあう>」ことは、「基本的人権を尊重する」こととすごく関係が深いのです。」
(と結ばれていました。)
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児童たちには少し難しいかな、とも思いましたが、戦前のように、子どもたちが何も知らされないまま、「原発神話」ならぬ「君が代神話」に取り込まれようとしている現在、<保護者たち>がこのように問題提起をすることは、大変重要だと思いました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
本日(3月28日)早朝、都庁前にて、<被処分者の会・東京「君が代」裁判原告団>によるチラシまきが行われ、23人が参加しました。
チラシの内容は
・教育委員会は、「君が代」処分をしないでください
・内心に踏み込む再発防止研修は憲法違反です
というものでした。
終了後、都教委定例会を有志数名と傍聴しました。
30階の定例会室に近い廊下に行くと、いつもと違った物々しい警備体制(警備員と教委による)が敷かれていました。
これは明らかに、本日の定例会で「君が代」処分を決めるので、それへの反対行動を押さえ込むためだったと思います。
定例会では「都立高校学力スタンダード」の導入などが話し合われました。
これは、学習指導要領でアバウト(大綱的基準)に定められた教育内容をより具体的に定め、末端まで徹底しようとするものだと思います。
一言で言えば、教育内容の国家統制であり、教育内容の形骸化です。
なお本日この時間(22時32分)まで、処分の情報は入ってきていません(本人たちにも)。
ただ、昨年度卒業式の処分数(3名)を上回ることだけは確かです。
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この「One for All ! All for one !」のメールは、この春の東京都の入学式でたった一人の被処分者になった田中聡史さんの闘いを支援し、処分を食い止めるためのものです。
11月7日の東京高裁判決は田中さんにも有利に働くと思います。
(第二次安倍内閣の右翼反動ぶりが気になりますが)
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「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
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