◇ 日弁連・衆議院:携帯電話基地局による健康被害報告の衝撃
日弁連主催 電磁波シンポジウム(4月10日)「身の回りの電磁波とその問題」
http://ameblo.jp/kitakamakurakeitaing/entry-10484290356.html
でお伝えした、4月9日の衆議院院内集会と、10日の日弁連シンポに参加してきました。市民や国会議員の関心は高く、衆議院は会場いっぱい130人近くで埋まり、日弁連シンポは300名近くが参加し立ち見も出るほどでした。
報道では、琉球新報が伝えています。
■「電磁波」対応を議論 新城医師が報告
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-160656-storytopic-1.html
神奈川新聞
■「鎌倉市の携帯基地局条例」紛争防止に期待、電磁波議論は今後
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1004110005/
そこでの報告ではなくて、感想を先に述べます。今回の集会にご尽力くださいました関係者の皆様、日弁連の皆様、本当にありがとうございました。
医学博士であり分子生物学者である新城哲治医師と、MRSAの院内感染拡大阻止対策などにご尽力されてきた新城明美看護師の、医療従事者の立場からの健康被害の疫学調査とご自身ご家族の被害報告に圧倒されました。
これは、以前問題になった新興感染症、SARSでベトナムや香港のアモイガーデンでの「何がなんだかわからない」というような深刻なアウトブレイクが発生した当初以来の衝撃です。(院内感染対策の従事者ならわかってくださると思いますが)ウイルスではないけど、問題の根底は一緒ですよね。
日弁連の会場には電磁界情報センターの大久保千代次氏もパネリストとして出席していましたが、「安全だ」「健康影響はない」とする大久保氏の言葉がむなしく響くほどの現実的な、衝撃的な、現場からの被害症例報告でした。
「教科書には安全と書いてある」という、机上の空論が叩きのめされるような現場報告です。これって、過敏症の問題じゃないよ。公害じゃないですか?
大久保千代次さん、あなたには目の前の健康被害訴えの叫び、現場からの疫学調査報告が聞こえなかったのでしょうか。科学的な調査が終わるまで50年待て、と?
沖縄の新城医師が報告する基地局には、マンションの多数の人間の心身を狂わせ。撤去後にはその多くが解決するという、"何か"があったわけで、それはもしかしたら、電磁波というカテゴリーだけではくくれないのかもしれない、緊急に危機管理部門の調査が必要な事態ではないか、と思った次第です。
基地局からは高調波やら、電源設備からは低周波音や振動など、その他も生じる可能性があると思われます。つーか、今の電磁界情報センターの存在と行動は、それらの複合的な調査を邪魔するだけではないですか?
事件は現場で起こっている、と改めて認識したシンポジウムでした。
天井の上に2GHzの携帯電話基地局と電源設備を設置されてから、家族中の心身がおかしくなり、鼻から出血し、不整脈、頭痛、不眠、耳鳴り、記憶障害などなどなど、さらにご自身が難病の診断まで下され、犬まで下血、吐血を起こしておかしくなり、目の前でくるくるっとまわって倒れたのを目の当たりにして避難を決意された奥様の新城明美看護師の報告は本当に衝撃的でした。そして、避難してから一週間で家族全員が回復するという現実。
マンション住民全体で、2GHzが発信してから120を超える症状の訴えが、撤去後に22例にまで減ったという現実。
ご自身のマンションの体験だけでなく、その後の沖縄各地の基地局周辺で寄せられる健康被害訴えやトラブルの状況。
全国の医療従事者のみなさん、注目です。沖縄県医師会報に、携帯基地局が建ってから起こり、撤去後改善した現実の健康影響が掲載されています。今後、内容をご紹介していきますので、みなさん、もう少々お待ちください。
『北鎌倉・鎌倉の携帯基地局乱立による複合電磁波汚染の改善を目指すブログ』(2010-04-12)
http://ameblo.jp/kitakamakurakeitaing/
日弁連主催 電磁波シンポジウム(4月10日)「身の回りの電磁波とその問題」
http://ameblo.jp/kitakamakurakeitaing/entry-10484290356.html
でお伝えした、4月9日の衆議院院内集会と、10日の日弁連シンポに参加してきました。市民や国会議員の関心は高く、衆議院は会場いっぱい130人近くで埋まり、日弁連シンポは300名近くが参加し立ち見も出るほどでした。
報道では、琉球新報が伝えています。
■「電磁波」対応を議論 新城医師が報告
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-160656-storytopic-1.html
神奈川新聞
■「鎌倉市の携帯基地局条例」紛争防止に期待、電磁波議論は今後
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1004110005/
そこでの報告ではなくて、感想を先に述べます。今回の集会にご尽力くださいました関係者の皆様、日弁連の皆様、本当にありがとうございました。
医学博士であり分子生物学者である新城哲治医師と、MRSAの院内感染拡大阻止対策などにご尽力されてきた新城明美看護師の、医療従事者の立場からの健康被害の疫学調査とご自身ご家族の被害報告に圧倒されました。
これは、以前問題になった新興感染症、SARSでベトナムや香港のアモイガーデンでの「何がなんだかわからない」というような深刻なアウトブレイクが発生した当初以来の衝撃です。(院内感染対策の従事者ならわかってくださると思いますが)ウイルスではないけど、問題の根底は一緒ですよね。
日弁連の会場には電磁界情報センターの大久保千代次氏もパネリストとして出席していましたが、「安全だ」「健康影響はない」とする大久保氏の言葉がむなしく響くほどの現実的な、衝撃的な、現場からの被害症例報告でした。
「教科書には安全と書いてある」という、机上の空論が叩きのめされるような現場報告です。これって、過敏症の問題じゃないよ。公害じゃないですか?
大久保千代次さん、あなたには目の前の健康被害訴えの叫び、現場からの疫学調査報告が聞こえなかったのでしょうか。科学的な調査が終わるまで50年待て、と?
沖縄の新城医師が報告する基地局には、マンションの多数の人間の心身を狂わせ。撤去後にはその多くが解決するという、"何か"があったわけで、それはもしかしたら、電磁波というカテゴリーだけではくくれないのかもしれない、緊急に危機管理部門の調査が必要な事態ではないか、と思った次第です。
基地局からは高調波やら、電源設備からは低周波音や振動など、その他も生じる可能性があると思われます。つーか、今の電磁界情報センターの存在と行動は、それらの複合的な調査を邪魔するだけではないですか?
事件は現場で起こっている、と改めて認識したシンポジウムでした。
天井の上に2GHzの携帯電話基地局と電源設備を設置されてから、家族中の心身がおかしくなり、鼻から出血し、不整脈、頭痛、不眠、耳鳴り、記憶障害などなどなど、さらにご自身が難病の診断まで下され、犬まで下血、吐血を起こしておかしくなり、目の前でくるくるっとまわって倒れたのを目の当たりにして避難を決意された奥様の新城明美看護師の報告は本当に衝撃的でした。そして、避難してから一週間で家族全員が回復するという現実。
マンション住民全体で、2GHzが発信してから120を超える症状の訴えが、撤去後に22例にまで減ったという現実。
ご自身のマンションの体験だけでなく、その後の沖縄各地の基地局周辺で寄せられる健康被害訴えやトラブルの状況。
全国の医療従事者のみなさん、注目です。沖縄県医師会報に、携帯基地局が建ってから起こり、撤去後改善した現実の健康影響が掲載されています。今後、内容をご紹介していきますので、みなさん、もう少々お待ちください。
『北鎌倉・鎌倉の携帯基地局乱立による複合電磁波汚染の改善を目指すブログ』(2010-04-12)
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