《日弁連シンポジウム 配付資料②-6》
◇ 携帯電話基地局について
“電磁波”と聞いて皆さんはどのような印象をお持ちでしょうか?
携帯電話基地局の設置後、マンション住民に出現した症状に関して御理解頂きたく投稿いたしました。私自身が体験した事実をお話します。
<170の症例が撤去後は23に激減した健康調査結果>
平成12年に私が住んでいたマンションに携帯会社の800メガヘルツの携帯基地局が設置されました。同年私たち一家6人は3階に入居しましたが基地局の件は知りませんでした。
当時から電球が切れやすい、テレビの映りが悪い等のことがありました。
長男に不整脈が出現したため小児循環器の専門医に診てもらい経過観察となりました。
平成16年に最上階に引っ越しました。
平成20年3月に更に2ギガ(1ギガ=1,000メガヘルツ)の携帯基地局の設備が追加されることになりました。設備の更新という事で住民説明会はなく、住民決議もありませんでした。
新しい2ギガの携帯電話基地局のアンテナとバッテリー装置は私たちの部屋の屋根に直接設置され、その後に恐ろしい症状が次々と出現しました。
最初は長女に鼻血がでました。鼻血は通常の静脈からの出血ではなく動脈からの出血でした。半日以上出血が持続レたため、耳鼻科を受診して右の鼻の動脈を焼いて止血してもらいました。数日後、反対側の動脈から出血したため救急病院を受診し再度、止血してもらいました。
次女は極度の眠気が出現しピアノを弾いているときでさえも眠り込んでしまうようになり、驚いたピアノの先生から連絡がありました。
三女は今まで一回も鼻血を出した事はありませんでしたが今回初めて鼻血を出しました。
長男は勉強中に頭を上げると意識が遠のく感じになり200回/分の頻脈、不整脈も出現しました。
私は頭痛、不眠が出現し眠る前に大量に飲酒をして午前1時頃に眠りましたが朝3時には頭痛で目が覚めました。高速道路での運転中に意識が遠くなり危うく事故を起こしそうになったこともありました。
妻もめまい、頭痛、ろれつ難、意識が遠のく等の症状が出現し車を民家の壁にぶっけてしまった事もありました。
当時は毎週電球が切れ、テレビも殆ど映らなくなっていました。
これらの経過から電磁波による症状に間違いないと考え引っ越し先のマンションを探しました。しかし6人家族が入れる部屋が無く、止むを得ず10月26日にウィークリーマンションに緊急避難しました。ランドセルや学校の鞄、教科書、制服等と身の回りのもの最小限を車に積めて泣きながら移動しました。
引っ越してから1週間後には家族全員の症状が改善しました。1ヵ月後、賃貸マンションに引っ越しました。
平成20年12月17日夫婦で携帯会社の担当者に会い、現状報告と基地局撤退を強く申し出ました。
翌日12日18日マンションの理事会に参加し、私達家族に起こった健康被害を報告し住民説明会の開催を申し出ました。
説明会の際、多くの方々が身体症状を訴えてきたためアンケート及び聞き取り調査を行いました。
頭痛、不眠症、めまい、飛蚊症、極度の視力低下、眼痛、鼻血、耳鳴り、嘔吐、強度の倦怠感、意識消失、関節痛、精神錯乱が多数みられました。
また顔面神経麻痺、メニエル病、甲状腺腫瘍、バセドウ病、橋本病、味覚障害、狭心症、前立腺肥大、腫瘍(舌癌の再発)もおりました。
ペットの犬、小鳥、金魚、メダカが死んでしまった方もいました。
更に家電設備(照明、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ)の異常もありました。
ある住民は10年前から絶滅危惧種であるメダカを繁殖させて川に放流するというボランティア活動を行っていました。しかし今年生まれた稚魚は背骨が曲がっており40匹中、36匹が死んで4匹のみ生き残ったそうです。
これらのすべての症状は2ギガのアンテナ設置後に起こっています。
携帯会社により電磁波の測定が行われましたが、その結果は「電磁波の強さは総務省の定める基準以下でありマンション住民の健康被害との因果関係はありません」との回答でした。
マンションの理事会で基地局の契約更新はしない事を決定し、更に住民の症状が深刻である事を携帯会社に訴えアンケート調査の結果を報告し早期の撤去を求めました。
平成21年2月に2ギガのアンテナの停波、同年6月に800メガヘルツの停波、8月に全ての基地局設備の撤去が行われました。
その後、住民の症状は回復しています。また家電設備の異常もなくなりました。
以上の様な経過があり私は携帯電話の基地局設置の際には慎重に検討すべきであると考えています。
電磁波に詳しいジャーナリストである「加藤やすご」氏のサイト「VOC一電磁波対策研究会」(http://homepage3.nifty.com/vocemf/)で海外の研究の訳文をダウンロードできますので参考にしてください。
追加:私のマンションの記事が9月18日発売の「週刊金曜日」に“住民が次々と鼻から出血するマンション”として掲載されております。この記事を読んだ全国の方々から同様の症状を訴える報告が多数届いています。
『沖縄県医師会報』(平成22年1月号、62・63頁)
◇ 携帯電話基地局について
西崎病院 新城哲治
“電磁波”と聞いて皆さんはどのような印象をお持ちでしょうか?
携帯電話基地局の設置後、マンション住民に出現した症状に関して御理解頂きたく投稿いたしました。私自身が体験した事実をお話します。
<170の症例が撤去後は23に激減した健康調査結果>
平成12年に私が住んでいたマンションに携帯会社の800メガヘルツの携帯基地局が設置されました。同年私たち一家6人は3階に入居しましたが基地局の件は知りませんでした。
当時から電球が切れやすい、テレビの映りが悪い等のことがありました。
長男に不整脈が出現したため小児循環器の専門医に診てもらい経過観察となりました。
平成16年に最上階に引っ越しました。
平成20年3月に更に2ギガ(1ギガ=1,000メガヘルツ)の携帯基地局の設備が追加されることになりました。設備の更新という事で住民説明会はなく、住民決議もありませんでした。
新しい2ギガの携帯電話基地局のアンテナとバッテリー装置は私たちの部屋の屋根に直接設置され、その後に恐ろしい症状が次々と出現しました。
最初は長女に鼻血がでました。鼻血は通常の静脈からの出血ではなく動脈からの出血でした。半日以上出血が持続レたため、耳鼻科を受診して右の鼻の動脈を焼いて止血してもらいました。数日後、反対側の動脈から出血したため救急病院を受診し再度、止血してもらいました。
次女は極度の眠気が出現しピアノを弾いているときでさえも眠り込んでしまうようになり、驚いたピアノの先生から連絡がありました。
三女は今まで一回も鼻血を出した事はありませんでしたが今回初めて鼻血を出しました。
長男は勉強中に頭を上げると意識が遠のく感じになり200回/分の頻脈、不整脈も出現しました。
私は頭痛、不眠が出現し眠る前に大量に飲酒をして午前1時頃に眠りましたが朝3時には頭痛で目が覚めました。高速道路での運転中に意識が遠くなり危うく事故を起こしそうになったこともありました。
妻もめまい、頭痛、ろれつ難、意識が遠のく等の症状が出現し車を民家の壁にぶっけてしまった事もありました。
当時は毎週電球が切れ、テレビも殆ど映らなくなっていました。
これらの経過から電磁波による症状に間違いないと考え引っ越し先のマンションを探しました。しかし6人家族が入れる部屋が無く、止むを得ず10月26日にウィークリーマンションに緊急避難しました。ランドセルや学校の鞄、教科書、制服等と身の回りのもの最小限を車に積めて泣きながら移動しました。
引っ越してから1週間後には家族全員の症状が改善しました。1ヵ月後、賃貸マンションに引っ越しました。
平成20年12月17日夫婦で携帯会社の担当者に会い、現状報告と基地局撤退を強く申し出ました。
翌日12日18日マンションの理事会に参加し、私達家族に起こった健康被害を報告し住民説明会の開催を申し出ました。
説明会の際、多くの方々が身体症状を訴えてきたためアンケート及び聞き取り調査を行いました。
頭痛、不眠症、めまい、飛蚊症、極度の視力低下、眼痛、鼻血、耳鳴り、嘔吐、強度の倦怠感、意識消失、関節痛、精神錯乱が多数みられました。
また顔面神経麻痺、メニエル病、甲状腺腫瘍、バセドウ病、橋本病、味覚障害、狭心症、前立腺肥大、腫瘍(舌癌の再発)もおりました。
ペットの犬、小鳥、金魚、メダカが死んでしまった方もいました。
更に家電設備(照明、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ)の異常もありました。
ある住民は10年前から絶滅危惧種であるメダカを繁殖させて川に放流するというボランティア活動を行っていました。しかし今年生まれた稚魚は背骨が曲がっており40匹中、36匹が死んで4匹のみ生き残ったそうです。
これらのすべての症状は2ギガのアンテナ設置後に起こっています。
携帯会社により電磁波の測定が行われましたが、その結果は「電磁波の強さは総務省の定める基準以下でありマンション住民の健康被害との因果関係はありません」との回答でした。
マンションの理事会で基地局の契約更新はしない事を決定し、更に住民の症状が深刻である事を携帯会社に訴えアンケート調査の結果を報告し早期の撤去を求めました。
平成21年2月に2ギガのアンテナの停波、同年6月に800メガヘルツの停波、8月に全ての基地局設備の撤去が行われました。
その後、住民の症状は回復しています。また家電設備の異常もなくなりました。
以上の様な経過があり私は携帯電話の基地局設置の際には慎重に検討すべきであると考えています。
電磁波に詳しいジャーナリストである「加藤やすご」氏のサイト「VOC一電磁波対策研究会」(http://homepage3.nifty.com/vocemf/)で海外の研究の訳文をダウンロードできますので参考にしてください。
追加:私のマンションの記事が9月18日発売の「週刊金曜日」に“住民が次々と鼻から出血するマンション”として掲載されております。この記事を読んだ全国の方々から同様の症状を訴える報告が多数届いています。
『沖縄県医師会報』(平成22年1月号、62・63頁)
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