《なくそう!官製ワーキングプア 第4回集会》
◆ 公務職場を無期契約へ 公務非正規への導入を許さない
なくそう!官製ワーキングプア第4回集会が9月16日、東京都内で160人が参加して開かれた。集会はパート1「有期労働契約法改悪が公務非正規にもやってくる?」、パート2「現場からの報告」に分かれ、それぞれ分析・調査、職場の組合の闘いが報告された。
ワーキングプア川柳も取り上げられ、乱鬼龍氏が応募された句から選句した。最後に川村雅則北海学園大学准教授、竹信三恵子和光大学教授、上林陽治財団法人地方自治総合研究所研究員らからのコメントがあった。
改定労働契約法が、参加した非正規公務員と指定管理者制度の下、公共の場で働く民間労働者が共通の課題に直面していることが明らかになった。
同法は公務員は適用除外(雇用契約ではなく「任用」だから)、ただし外郭団体等関連法人の労働者には直接適用となり、「5年雇止め」「クーリング期間」の合法化などは自治体当局に「更新回数限度」設定、「雇止め」の口実を与える恐れがあるが、公務職場で今勝ち取っている雇用条件をできるだけ無期契約への転換の具体化を求めていくことが必要だ。
コメントで、川村さんは「郵政職場での誤配やノルマ未達成、事故のペナルティの非情さを、調査したことがあるが、既存組合がノルマでない、指標だと言い切る体質の問題がある」と語り、公契約条例にも触れた。
竹信さんは「労働契約法は差別を直視しない」とし「等しいものは等しくしろ」、「雇用と任用の何が違うのか、実態を知らせることが大事」と語った。
上林さんは「政府不信が公務員バッシングに繋がっている」「非正規公務員の拡大は、新規需要型、代替型、補充型で行われている。公共サービス充実のために人事をオープンシステムに」とコメントした。
公募されたワーキングプア川柳で、「天」に選ばれたのは次の句。
一日を 精一杯に生きて 朝
『週刊新社会』(2012/10/2)
◆ 公務職場を無期契約へ 公務非正規への導入を許さない
なくそう!官製ワーキングプア第4回集会が9月16日、東京都内で160人が参加して開かれた。集会はパート1「有期労働契約法改悪が公務非正規にもやってくる?」、パート2「現場からの報告」に分かれ、それぞれ分析・調査、職場の組合の闘いが報告された。
ワーキングプア川柳も取り上げられ、乱鬼龍氏が応募された句から選句した。最後に川村雅則北海学園大学准教授、竹信三恵子和光大学教授、上林陽治財団法人地方自治総合研究所研究員らからのコメントがあった。
改定労働契約法が、参加した非正規公務員と指定管理者制度の下、公共の場で働く民間労働者が共通の課題に直面していることが明らかになった。
同法は公務員は適用除外(雇用契約ではなく「任用」だから)、ただし外郭団体等関連法人の労働者には直接適用となり、「5年雇止め」「クーリング期間」の合法化などは自治体当局に「更新回数限度」設定、「雇止め」の口実を与える恐れがあるが、公務職場で今勝ち取っている雇用条件をできるだけ無期契約への転換の具体化を求めていくことが必要だ。
コメントで、川村さんは「郵政職場での誤配やノルマ未達成、事故のペナルティの非情さを、調査したことがあるが、既存組合がノルマでない、指標だと言い切る体質の問題がある」と語り、公契約条例にも触れた。
竹信さんは「労働契約法は差別を直視しない」とし「等しいものは等しくしろ」、「雇用と任用の何が違うのか、実態を知らせることが大事」と語った。
上林さんは「政府不信が公務員バッシングに繋がっている」「非正規公務員の拡大は、新規需要型、代替型、補充型で行われている。公共サービス充実のために人事をオープンシステムに」とコメントした。
公募されたワーキングプア川柳で、「天」に選ばれたのは次の句。
一日を 精一杯に生きて 朝
『週刊新社会』(2012/10/2)
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