◇ 教育の民営化を絶対認めない
私は、今年3月の卒業式での「君が代」起立斉唱を拒否し、不起立闘争に立ちました。橋下は“そういうやつは研修センター送りにする”とか言っていたんですが、それを日和って戒告処分の通告を下し、現在、私は大阪市人事委員会に不服申立をして闘っています。
橋下市長が就任してからというもの、矢継ぎ早に教育破壊=教育の民営化攻撃がかけられてきました。「君が代」起立条例を始めとして、学校選択制を導入して小中学校の4分の1~3分の1を統廃合し、西成「特区」では被災地と同じように資本の金もうけのために更地化しようとしています。また「維新八策」ではついに教育公務員の全員非正規職化を打ち出しています。
私に対するこの「君が代」処分攻撃は、私個人の問題にとどまりません。「入れ墨調査」などで明らかなように、「服務規律」に従わない者をどんどん処分・解雇するということです。全員をいつでも「賃下げ自由・首切り自由」の非正規職に置き換える教育の民営化攻撃そのものであり、絶対に認めるわけにはいきません。
橋下=維新の会の狙いは道州制=大民営化であり、労働組合をたたきつぶすこと抜きには実現できません。だから橋下はなりふりかまわず組合破壊・団結破壊の攻撃をかけてきている。
今、大阪市内の教育現場では組合の教研集会や分会会議に職場・学校を使わせないという攻撃がかけられています。また、さまざまな既得権がはく奪されようとしています。これらの暴挙に対して現場の組合員、教育労働者は激しく怒っています。
しかし、これに対して組合執行部は「今は闘っても無理」とばかりに現場の労働者の怒りをまったく組織しようとしません。このままやられっぱなしでいいのか。教育労働者の怒りは橋下だけじゃなく日教組本部や市教組本部の屈服と裏切りに対しても向けられています。
先日の大阪市教組教研の会場入り口で、多くの教育労働者が本日の橋下打倒集会の賛同署名にもどんどん応じてくれています。本当に闘いの方針を求めている。労働者は闘いたいと思っているのです。今こそ、現場からの闘いで組合をつくりかえ、ストライキで闘う労働組合を甦らせようではありませんか。
「君が代」不起立闘争も、市職の「入れ墨調査」拒否も、橋下の労働組合への団結破壊に対して真っ向から反撃する闘いです。橋下は、労働者が処分を恐れずに「絶対反対」の反撃に立ち上がることを一番恐れています。橋下が一番恐れている闘いをやりましょう。
今こそ労働組合が本気になって「絶対反対」で闘えば、橋下を打倒できます。本日を新たな出発点として、大阪と関西、全国の闘う労働組合を甦らせ、すべての労働者の未来をかけて10・1JR外注化阻止・橋下打倒に突き進みましょう。
『教育労働者全国通信』第28号(2012.9.20)
「君が代」不起立被処分者 大阪市教組組合員 沼田祐子さん
私は、今年3月の卒業式での「君が代」起立斉唱を拒否し、不起立闘争に立ちました。橋下は“そういうやつは研修センター送りにする”とか言っていたんですが、それを日和って戒告処分の通告を下し、現在、私は大阪市人事委員会に不服申立をして闘っています。
橋下市長が就任してからというもの、矢継ぎ早に教育破壊=教育の民営化攻撃がかけられてきました。「君が代」起立条例を始めとして、学校選択制を導入して小中学校の4分の1~3分の1を統廃合し、西成「特区」では被災地と同じように資本の金もうけのために更地化しようとしています。また「維新八策」ではついに教育公務員の全員非正規職化を打ち出しています。
私に対するこの「君が代」処分攻撃は、私個人の問題にとどまりません。「入れ墨調査」などで明らかなように、「服務規律」に従わない者をどんどん処分・解雇するということです。全員をいつでも「賃下げ自由・首切り自由」の非正規職に置き換える教育の民営化攻撃そのものであり、絶対に認めるわけにはいきません。
橋下=維新の会の狙いは道州制=大民営化であり、労働組合をたたきつぶすこと抜きには実現できません。だから橋下はなりふりかまわず組合破壊・団結破壊の攻撃をかけてきている。
今、大阪市内の教育現場では組合の教研集会や分会会議に職場・学校を使わせないという攻撃がかけられています。また、さまざまな既得権がはく奪されようとしています。これらの暴挙に対して現場の組合員、教育労働者は激しく怒っています。
しかし、これに対して組合執行部は「今は闘っても無理」とばかりに現場の労働者の怒りをまったく組織しようとしません。このままやられっぱなしでいいのか。教育労働者の怒りは橋下だけじゃなく日教組本部や市教組本部の屈服と裏切りに対しても向けられています。
先日の大阪市教組教研の会場入り口で、多くの教育労働者が本日の橋下打倒集会の賛同署名にもどんどん応じてくれています。本当に闘いの方針を求めている。労働者は闘いたいと思っているのです。今こそ、現場からの闘いで組合をつくりかえ、ストライキで闘う労働組合を甦らせようではありませんか。
「君が代」不起立闘争も、市職の「入れ墨調査」拒否も、橋下の労働組合への団結破壊に対して真っ向から反撃する闘いです。橋下は、労働者が処分を恐れずに「絶対反対」の反撃に立ち上がることを一番恐れています。橋下が一番恐れている闘いをやりましょう。
今こそ労働組合が本気になって「絶対反対」で闘えば、橋下を打倒できます。本日を新たな出発点として、大阪と関西、全国の闘う労働組合を甦らせ、すべての労働者の未来をかけて10・1JR外注化阻止・橋下打倒に突き進みましょう。
『教育労働者全国通信』第28号(2012.9.20)
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