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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

3次訴訟第6回口頭弁論報告

2011年10月16日 | 日の丸・君が代関連ニュース
 《10・14東京「君が代」裁判 第3次訴訟 第6回口頭弁論》
 ★ 3次訴訟第6回口頭弁論報告


 10月14日午後3時から、東京地裁527号法廷で開かれた3次訴訟の第六回口頭弁論の模様です。
 傍聴に来ていただいた方、また被処分者の会事務局からお手伝いに来ていただいた方々に感謝しています。
 ○弁護団 12人(千葉11名+平松弁護士)
 ○傍聴希望者 原告も含めて65人(法廷に入れたのは49人)
 ○意見陳述
  ①家頭恵(やがしらけい)弁護士:「10.23通達」発出の理由・目的・背景
  ②山田由紀子弁護士:「10.23通達」が憲法94条 地方自治法等に違反すること
  ③中間陽子弁護士:国家シンボルの強制が憲法上許されないこと

 ○報告集会 午後4時頃から5時過ぎまで
   参加者51人(原告、支援者45+弁護団6)
 ○感想・意見等
 ① 中間弁護士さんのお話がわかりやすかったです。他の弁護士さんのお話(陳述書)も含めて、とても明快で、これに対して反論できるものかな?と疑問に思いました。(無視するということでしょうか。)<UT 支援者>
 ② 意見陳述要旨のP2,P3に「発現」とあるのは、「発言」ではないでしょうか。P3では「いません」が「いまえん」になっていました。また「同年4月10日」の所を「4月1日」と読みましたが、ミスプリなのか読み違いなのか分かりません。P5では最高裁判とあり、決が脱字であることが陳述の中で分かりました。
 私もメールや原稿で変換ミスを見落とすことは多々あるのですが、裁判の関連文書ということになると慎重の上にも慎重を期した方が、揚げ足取りをされないためにも必要なことだろうと思いました。<MT 千葉>
 ③ 山田弁護士の主張は、論理明快で“一本取った”と思いました。中間先生の主張も同じく。家頭弁護士が“有効”。3次は「希望」です。様々な主張で展望を切り開いてほしいと思います。
 ④ 3人の弁護士さんの意見陳述は分かりやすいものでした。また陳述要旨もお配りいただいて有難うございました。報告集会では白熱の議論となり、事実論や法律論など法廷での主張の組み立て方、裁判の方向性など色々考えさせられました。
 3次訴訟だけでなく、予防や1次2次も含めた問題でもあるにもかかわらず、千葉の弁護団が質問や意見をかわすことなく、真正面から答えていらっしゃる姿に敬意を感じました。最高裁の厳しい判決を前にもうダメだと諦めるのでなく、まだまだやれることがあるという気にさせてくれました。それは私一人ではないと思います。
 ○カンパ 15,415円
 ○次回は 来年2月3日金曜日午後4時から 527号法廷
 次々回からは証拠調べに入ります。白石裁判長はこの段階では103号法廷の使用も考えると先に述べています。是非傍聴にお集まり下さい。たくさんの人が集まれば集まるほど、最高裁判決では決着が少しもついていないことを、裁判長に分からせることができます。
 傍聴に見えた方がもれなく法廷に入れるようになるためによろしくお願いします。
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 ◆最高裁要請署名にご協力下さい。!
 ●最高裁要請署名ネット署名
 ↓(クリックするとすぐに署名入力できます)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~hishobunshanokai/netshomei111001.html
 ●署名用紙
  ↓

http://www7a.biglobe.ne.jp/~hishobunshanokai/shomeiomote.rtf

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