東京・全国の仲間の皆さんへ。
(転送・転載・拡散歓迎。重複はご容赦を。一部報道関係者にも送信)
被処分者の会・東京「君が代」裁判原告団の近藤です。
◆ 書籍の紹介/再処分するな~ 不誠実な都教委
【書籍の紹介 学校とは、教育とは?を問いかける~ある都立高校教員の記録】
◆ 「学校がキライな君へ」(同時代社)
↓
http://www.doujidaisya.co.jp/book/b341607.html
著者加藤良雄さんは私とほぼ同時代を同じ英語科の都立高校教員として生きた。若かりし頃教職員組合の支部青年部で共に活動した。その後「日の丸・君が代」を強制する都教委通達(2003年10・23通達)で処分され、東京「君が代」裁判四次訴訟の原告として不当処分撤回闘争を共に闘っている仲間である。
彼は教員生活38年、そのうち最後の12年間を定時制高校で働いた。その彼がこの度「学校がキライな君へ」(同時代社)という教員生活の実践の集大成とも言える本を出した。
中学生、高校生、親、教員、教育に関心がある人に是非薦めたい秀作である。感動することは間違いない。私自身時に涙することなく読めなかった。
高校生、主に夜間定時制高校生を語る加藤さんの目線には「弱者に厳しく強者には大甘の社会」(同書あとがき)を生きる生徒と正面から向き合い、共に悩み、苦闘する教員としての「教育の原点」を見る。
しかし小池都政下の都教育委員会は昨年夜間定時制4校の廃校を決め、かつて加藤さんが定年退職を迎えた立川高校定時制も廃校の対象となっている。生徒たちが学び、成長する場を奪ってはならない。
★この本の購入を希望する人へ。
定価1600円+税ですが、著作者割引で1500円で購入できます。希望される方は私のこのメールへの返信で「ご芳名、郵便番号、送付先住所、電話番号」をご連絡くだされば、加藤良雄さんに連絡をして、送付いたします。
★加藤さんも原告の一人です。
↓
◆ 東京「君が代」裁判第四次訴訟 いよいよ高裁・控訴審始まる!~傍聴・支援を!
東京地裁判決(2017年9月15日)で一部勝訴(減給・停職6名・7件取消)。
戒告を含む全ての処分取り消しを求めて控訴。
都側は不起立4回目以上の減給処分取消(1名)を不服として控訴(5名・5件の減給・停職処分取消は確定)。
東京高裁第12民事部に係属。
2月7日(水)高裁控訴審第1回弁論
9時30分集合(裁判所前で案内あり) 10時開廷
東京高裁824号法廷
報告集会:千代田区立日比谷図書文化館4F小ホール
◆ 再処分するな~要請にまともに答えない不誠実な都教委回答糾弾!
● 都教委、再処分に向けての事情聴取を強行
~被処分差の会の都教委要請と都教委「回答」
都教委は、東京地裁判決(9月15日)で減給・停職処分を取り消された6名の原告の内、1名だけを控訴し、5名については控訴を断念し、処分取消が確定しました。しかし都教委は、司法により違法とされた処分を行ったことを原告らに謝罪し、再発防止策を講じることなく、現職の都立高校教員2名を呼び出し、新たに処分を発令する(以下再処分という)ための準備である事情聴取を強行しました(11月30日、12月4日)。
被処分者の会は、7~8年前の事案での再処分という都教委の悪辣な動きに対して11月15日、都教委要請行動を実施しました。
その要請に対しての都教委の「回答」(11月27日付)全文は以下の通りです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1.処分取消が確定した5名の原告に直ちに謝罪し、二度と「違法な」処分をすることがないように再発防止策を明らかにすること。
(回答)判決が確定した事案については、当該各事案に係る判決の内容に応じて、必要な対応を行っています。また、卒業式等における職務命令違反については、最高裁判決を踏まえて適切に対処しております。(所管:人事部職員課)
2.原告5名連名の「東京都教育委員会に謝罪を求める申し入れ書」(10月8日付)に至急回答すること。
(回答:申し入れ書中、「今回処分を取り消された中で1名だけ控訴した。司法をも無視する暴挙である。即刻控訴を取り下げよ。」について)係争中の訴訟事案に関することは、お答えすることはできません。(所管:総務部法務監察課)
(回答)個別の職員に関する事項は、お答えできません。(所管:人事部職員課)
3.1名の控訴を取り下げること。
(回答)係争中の訴訟事案に関することは、お答えすることはできません。(所管:総務部法務監察課)
4.減給処分を取り消された都立高校教員2名の再処分のための事情聴取を行わないこと。
(回答)個別の職員に関する事項は、お答えできません。(所管:人事部職員課)
5.再処分を行わないこと。
(回答)個別の職員に関する事項は、お答えできません。(所管:人事部職員課)
6.処分を取り消された原告の名誉回復・権利回復のために、都教委ホームページ等での懲戒処分の公表と同じ方法で処分が取り消された事実を公表すること。
(回答)懲戒処分の取消しは裁判所の判決によるものであり、都教委のホームページ等で公表すべき内容とは考えておりません。(所管:人事部職員課)
7.問題解決のための話し合いを拒否し、教育委員会への要請であるのに「教育委員会への報告及び教育委員会での審議は行いません」という態度(10月23日付回答)を改め、都教育庁の責任ある職員と被処分者の会・同弁護団との話し合いの場を早期に設定すること。また、本要請書を教育委員会で配付し、慎重に検討、議論し、回答すること。
(回答)そのような考えはありません。なお、団体からの要請等については、総務部教育情報課を通じて御意見等をお聞きするとともに、必要に応じて回答をしているところです。(所管:総務部法務監察課、人事部職員課)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●まともに回答せず居直る都教委
これを見て皆さんどう思いますか。要請にまともに「回答」しないどころか「お答えできません」のオンパレード。
教育委員会には要請書も配布せず、話し合いを拒否する。まさに都民不在の不誠実で挑戦的な態度です。
減給・停職処分が「違法」として取り消され裁判に負けたことを「反省・謝罪」するどころか居直り、再処分を正当化するのを許す訳にはいきません。決してあきらめることなく、異常な都教委の対応を変えるためこれからも粘り強く闘っていきます。
被処分者の会は、この実情を都議会各会派(民進党・中村議員、共産党・里吉議員・文教委員長、生活者ネット・山内議員)にも訴えました(11月15日)。
●共産党都議団の「申し入れ」と文書質問
共産党都議団(18名)は、都教委に「『日の丸・君が代』にかかわる再処分を行わず自由闊達な教育を求める申し入れ」(11月30日 中井敬三教育長宛)を行い、都教委江藤巧人事部長が対応し、「教育長に伝える」と答えました。
要請書では、「再処分を行わないこと。1名の控訴を取り下げること。処分取消が確定した5名の原告に謝罪し、名誉回復・権利回復を行うこと」などを求めています。
さらに共産党・とや英津子都議(練馬区選出)は、再処分に向けた事情聴取の中で、都教委が「警察でもメモを取ることを認めていない」との人権侵害の不適切な発言をしたことなどについて文書質問をして都教委の回答を求めています。
◆ 職務命令を出すな・卒業式処分をするな!都教委要請行動に参加しよう!
卒入学式を前に、都立高校では2月から起立斉唱を強制する校長の職務命令が出されようとしています。
被処分者の会は、「暴圧」に屈せず、都教委と正面から対決して闘ってきた伝統を受け継ぎ、今後も闘いを風化させることなく粘り強く闘います。子どもたち、若者を戦場に送らないために。
職務命令を出すな・卒業式処分をするな!都教委要請行動への多くの皆さんの参加をお願いします。
★ 職務命令を出すな・卒業式処分をするな!都教委要請行動
→再処分についても追及します。
1月26日(金)
16時30分 都庁第1庁舎1Fロビー集合
16時45分~ 同庁舎25F111会議室
※会議室が改修工事中のため、通常の階とは異なりますのでご注意ください。
呼びかけ:被処分者の会
■森友学園・加計学園疑惑徹底糾明!
安倍9条改憲NO!共謀罪廃止・安倍内閣退陣!
************
「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会
東京「君が代」裁判原告団
事務局長 近藤 徹
携帯:090-5327-8318
e-mail:qq947sh9@vanilla.ocn.ne.jp
事務所:飯田橋共同事務所(新事務所)
〒102-0071 千代田区富士見1-7-8 第5日東ビル501号
被処分者の会HP↓(1月17日更新。下の青のアドレスをクリック・アクセス可)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~hishobunshanokai/
都教委請願文・回答、四次訴訟判決文・声明文掲載、案内、各種資料、判決文、等入手可能。
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(転送・転載・拡散歓迎。重複はご容赦を。一部報道関係者にも送信)
被処分者の会・東京「君が代」裁判原告団の近藤です。
◆ 書籍の紹介/再処分するな~ 不誠実な都教委
【書籍の紹介 学校とは、教育とは?を問いかける~ある都立高校教員の記録】
◆ 「学校がキライな君へ」(同時代社)
↓
http://www.doujidaisya.co.jp/book/b341607.html
著者加藤良雄さんは私とほぼ同時代を同じ英語科の都立高校教員として生きた。若かりし頃教職員組合の支部青年部で共に活動した。その後「日の丸・君が代」を強制する都教委通達(2003年10・23通達)で処分され、東京「君が代」裁判四次訴訟の原告として不当処分撤回闘争を共に闘っている仲間である。
彼は教員生活38年、そのうち最後の12年間を定時制高校で働いた。その彼がこの度「学校がキライな君へ」(同時代社)という教員生活の実践の集大成とも言える本を出した。
中学生、高校生、親、教員、教育に関心がある人に是非薦めたい秀作である。感動することは間違いない。私自身時に涙することなく読めなかった。
高校生、主に夜間定時制高校生を語る加藤さんの目線には「弱者に厳しく強者には大甘の社会」(同書あとがき)を生きる生徒と正面から向き合い、共に悩み、苦闘する教員としての「教育の原点」を見る。
しかし小池都政下の都教育委員会は昨年夜間定時制4校の廃校を決め、かつて加藤さんが定年退職を迎えた立川高校定時制も廃校の対象となっている。生徒たちが学び、成長する場を奪ってはならない。
★この本の購入を希望する人へ。
定価1600円+税ですが、著作者割引で1500円で購入できます。希望される方は私のこのメールへの返信で「ご芳名、郵便番号、送付先住所、電話番号」をご連絡くだされば、加藤良雄さんに連絡をして、送付いたします。
★加藤さんも原告の一人です。
↓
◆ 東京「君が代」裁判第四次訴訟 いよいよ高裁・控訴審始まる!~傍聴・支援を!
東京地裁判決(2017年9月15日)で一部勝訴(減給・停職6名・7件取消)。
戒告を含む全ての処分取り消しを求めて控訴。
都側は不起立4回目以上の減給処分取消(1名)を不服として控訴(5名・5件の減給・停職処分取消は確定)。
東京高裁第12民事部に係属。
2月7日(水)高裁控訴審第1回弁論
9時30分集合(裁判所前で案内あり) 10時開廷
東京高裁824号法廷
報告集会:千代田区立日比谷図書文化館4F小ホール
◆ 再処分するな~要請にまともに答えない不誠実な都教委回答糾弾!
● 都教委、再処分に向けての事情聴取を強行
~被処分差の会の都教委要請と都教委「回答」
都教委は、東京地裁判決(9月15日)で減給・停職処分を取り消された6名の原告の内、1名だけを控訴し、5名については控訴を断念し、処分取消が確定しました。しかし都教委は、司法により違法とされた処分を行ったことを原告らに謝罪し、再発防止策を講じることなく、現職の都立高校教員2名を呼び出し、新たに処分を発令する(以下再処分という)ための準備である事情聴取を強行しました(11月30日、12月4日)。
被処分者の会は、7~8年前の事案での再処分という都教委の悪辣な動きに対して11月15日、都教委要請行動を実施しました。
その要請に対しての都教委の「回答」(11月27日付)全文は以下の通りです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1.処分取消が確定した5名の原告に直ちに謝罪し、二度と「違法な」処分をすることがないように再発防止策を明らかにすること。
(回答)判決が確定した事案については、当該各事案に係る判決の内容に応じて、必要な対応を行っています。また、卒業式等における職務命令違反については、最高裁判決を踏まえて適切に対処しております。(所管:人事部職員課)
2.原告5名連名の「東京都教育委員会に謝罪を求める申し入れ書」(10月8日付)に至急回答すること。
(回答:申し入れ書中、「今回処分を取り消された中で1名だけ控訴した。司法をも無視する暴挙である。即刻控訴を取り下げよ。」について)係争中の訴訟事案に関することは、お答えすることはできません。(所管:総務部法務監察課)
(回答)個別の職員に関する事項は、お答えできません。(所管:人事部職員課)
3.1名の控訴を取り下げること。
(回答)係争中の訴訟事案に関することは、お答えすることはできません。(所管:総務部法務監察課)
4.減給処分を取り消された都立高校教員2名の再処分のための事情聴取を行わないこと。
(回答)個別の職員に関する事項は、お答えできません。(所管:人事部職員課)
5.再処分を行わないこと。
(回答)個別の職員に関する事項は、お答えできません。(所管:人事部職員課)
6.処分を取り消された原告の名誉回復・権利回復のために、都教委ホームページ等での懲戒処分の公表と同じ方法で処分が取り消された事実を公表すること。
(回答)懲戒処分の取消しは裁判所の判決によるものであり、都教委のホームページ等で公表すべき内容とは考えておりません。(所管:人事部職員課)
7.問題解決のための話し合いを拒否し、教育委員会への要請であるのに「教育委員会への報告及び教育委員会での審議は行いません」という態度(10月23日付回答)を改め、都教育庁の責任ある職員と被処分者の会・同弁護団との話し合いの場を早期に設定すること。また、本要請書を教育委員会で配付し、慎重に検討、議論し、回答すること。
(回答)そのような考えはありません。なお、団体からの要請等については、総務部教育情報課を通じて御意見等をお聞きするとともに、必要に応じて回答をしているところです。(所管:総務部法務監察課、人事部職員課)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●まともに回答せず居直る都教委
これを見て皆さんどう思いますか。要請にまともに「回答」しないどころか「お答えできません」のオンパレード。
教育委員会には要請書も配布せず、話し合いを拒否する。まさに都民不在の不誠実で挑戦的な態度です。
減給・停職処分が「違法」として取り消され裁判に負けたことを「反省・謝罪」するどころか居直り、再処分を正当化するのを許す訳にはいきません。決してあきらめることなく、異常な都教委の対応を変えるためこれからも粘り強く闘っていきます。
被処分者の会は、この実情を都議会各会派(民進党・中村議員、共産党・里吉議員・文教委員長、生活者ネット・山内議員)にも訴えました(11月15日)。
●共産党都議団の「申し入れ」と文書質問
共産党都議団(18名)は、都教委に「『日の丸・君が代』にかかわる再処分を行わず自由闊達な教育を求める申し入れ」(11月30日 中井敬三教育長宛)を行い、都教委江藤巧人事部長が対応し、「教育長に伝える」と答えました。
要請書では、「再処分を行わないこと。1名の控訴を取り下げること。処分取消が確定した5名の原告に謝罪し、名誉回復・権利回復を行うこと」などを求めています。
さらに共産党・とや英津子都議(練馬区選出)は、再処分に向けた事情聴取の中で、都教委が「警察でもメモを取ることを認めていない」との人権侵害の不適切な発言をしたことなどについて文書質問をして都教委の回答を求めています。
◆ 職務命令を出すな・卒業式処分をするな!都教委要請行動に参加しよう!
卒入学式を前に、都立高校では2月から起立斉唱を強制する校長の職務命令が出されようとしています。
被処分者の会は、「暴圧」に屈せず、都教委と正面から対決して闘ってきた伝統を受け継ぎ、今後も闘いを風化させることなく粘り強く闘います。子どもたち、若者を戦場に送らないために。
職務命令を出すな・卒業式処分をするな!都教委要請行動への多くの皆さんの参加をお願いします。
★ 職務命令を出すな・卒業式処分をするな!都教委要請行動
→再処分についても追及します。
1月26日(金)
16時30分 都庁第1庁舎1Fロビー集合
16時45分~ 同庁舎25F111会議室
※会議室が改修工事中のため、通常の階とは異なりますのでご注意ください。
呼びかけ:被処分者の会
■森友学園・加計学園疑惑徹底糾明!
安倍9条改憲NO!共謀罪廃止・安倍内閣退陣!
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「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会
東京「君が代」裁判原告団
事務局長 近藤 徹
携帯:090-5327-8318
e-mail:qq947sh9@vanilla.ocn.ne.jp
事務所:飯田橋共同事務所(新事務所)
〒102-0071 千代田区富士見1-7-8 第5日東ビル501号
被処分者の会HP↓(1月17日更新。下の青のアドレスをクリック・アクセス可)
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