◆ 卒業式でのビラ撒きあれこれ (大阪ネットニュース)
グループZAZA 志水博子
◆ 今年もやりました!
毎年恒例、グループZAZAと「日の丸・君が代」強制反対大阪ネットは、「卒業おめでとうございます!」ビラまきを今年も行いました。
まずは、大阪府教育庁に卒業式日程一覧の情報提供を求めるところから始まります。‘05年度の卒業式は2月24日から3月18日まで、なかでも2月29日・3月1日に集中していました。
そして、ビラの注文、今年は11000枚。内容は毎年論議の上改定を重ねています。北摂・北河内・大阪市内・堺・阪南方面と4つの地域に分け、それぞれの地区の担当者がビラ配布協力者を募りますが、今では毎年協力してくださる市民も少なくありません。
卒業式当日1校につき2~4名程度で「卒業おめでとう」と声をかけながら卒業生と保護者に小一時間ほど配ります。
肝心の受け取りですが、ありがとうと受け取ってくれる卒業生もいれば、「大丈夫です」と(何が大丈夫なのかはよく分からないが・・)やんわりと受け取りを拒否する卒業生もいます。
いわゆる「進学校」と呼ばれる高校の卒業生の受け取りがよくないのは、いったいどうしてなのでしょうね?
◆ いったいいつから
今からおよそ10年前になります。初めは今のようなカラービラではなく、手刷りの白黒ビラでした。ZAZAのメンバーが勤めていた学校中心に撒いた記憶があります。
ZAZAの大黒柱ともいえる故山田肇さんがいつも音頭を取り、毎年毎年、その規模が広がって行ったように思います。その頃から漫画「はだしのげん」は欠かせないものであり、今でも、その一コマは掲載しています。
◆ 問題点
一番の問題点は、市民が公道でビラを撒くことはごくごく当たり前の権利であることを理解していない校長や教頭、教員がいるということでしょうか?
いったい何を誤解しているのか、あからさまに私たちのビラ撒きを「妨害」する人がいます。そういう場合、私たちは自らの市民的権利を護るために行動することを厭いません。
◆ うれしかったこと
でも、こんな嬉しいこともありました。東京でやはり高校生へのビラ撒き活動を続けてこられているWさんからはこんなふうに言っていただきました。
ビラ裏面に〈知っておきたいはたらくものの権利〉がわかりやすく書いてあるのがいい。これは卒業する高校生たちには、是非知ってほしいことだと。
今後、より卒業生と双方向で理解し合えるようなビラを目指していきたいとは思いますが、これ、なかなか難しいです。
※ビラの現物はこちらから見ることができます。
https://no-hinokimi-osaka.net/archives/1244
『「日の丸・君が代」強制反対、不起立処分を撤回させる大阪ネットワークニュース』
(第31号 2024年6月8日)
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