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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

いのちと平和を考えるつどい in 逗子・葉山

2010年05月07日 | 平和憲法
 ★ 5・3 いのちと平和を考えるつどい in 逗子・葉山
 ~憲法9条をみんなの心に 核のない明日 戦争のない明日へ


 いのちと平和を考えるつどいが、逗子文化プラザなぎさホールで5月3日に開催されました。
 この催しは、憲法記念日に改めて「平和な世界」について考えようと今年初めて逗子で開催され、主催は、2010年5月3日 命と平和を考える集いin逗子・葉山実行委員会でした。
 1年間かけて準備され、当日は朝から夜まで7回の映画上映・対談・コンサートと実に多彩でユニークな企画でした。
 メインは、戦争体験を通して平和への想いが語り合われた対談『未来へつなぐ平和への思い』
 地元在住の黒田康子さん、田栗末太さん、林京子さんのお話しと、逗子・葉山9条の会事務局長の島村輝氏(フェリス女子大学教授)のコーディネートで行なわれました。
 最後に一番訴えたいこととして、長崎で被爆された林さんは「人間の問題として考えて欲しい。」「何の憂いもなく産むこと」「原爆は種にかかわる問題として考えて欲しい」と訴えました。
 映画は、ドキュメンタリー映画「軍隊がいた島~慶良間の証言~」、「アフガンに命の水を」、地元池子の森の強制立ち退きと米軍住宅問題の「柵に囲まれた森」、「加藤周一さん九条を語る」、「冬の兵士-良心の告発-」(字幕スーパー付)5本で、再上映されたものもあり、夜の8時過ぎまで7回上映されました。
 5本のドキュメンタリー映画の貴重な映像と証言は、憲法9条・日本国憲法の輝きについて理解を深め、希望ある連帯感を育む構成でした。
 昼食時には、葉山を拠点に活動し『森戸の浜の盆踊り』で地元ではおなじみの夫婦アコースティックユニット「ウンチャカ」のミニライブとCDの販売も行なわれました。
 ロビーでは、島村輝教授の著書・書籍販売も行なわれており、筆者は先月発行されたばかりの彼が解説している小林多喜二の『暴雪林・不在地主』(岩波書店800円)を購入しました。
 コーヒーと軽食もあり企画の合間に休憩でき、長時間にわたって多様な企画に参加しながら、ロビーでは参加者のみなさんと憲法のみならずお互いが取り組んでいる運動について意見交換をすることができました。
 憲法を守り生かすために何をしなければならないのか、一人一人自分ができることは何なのか、何をしなければならないのかを考え、参加者や実行委員のみなさんと意見・情報交換など活発な交流ができました。
 当会の、ビラ配布弾圧3事件(板橋高校君が代弾圧事件・国公法弾圧堀越事件・世田谷国公法弾圧事件)の無罪要請と、国際人権(自由権)規約の個人通報制度即時批准を求める4つの署名には、73筆のご協力をいただきました。
 大変ありがとうございました。

『今 言論・表現の自由があぶない!』(2010/5/4)
http://blogs.yahoo.co.jp/jrfs20040729/14310510.html

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