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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

「日本(産経)よこれまで通りでいいのか?」と、挺対協から問い糾される

2017年09月20日 | 平和憲法
 ◆ <この記事に注目!>英国で、韓国兵によるベトナム女性暴行の責任追及団体が発足!
   皆さま   高嶋伸欣です


 今朝(19日)の『産経』に比較的冷静な「歴史戦」記事が掲載されました。

 1 一つは、第1面左上(準トップ)に、ロンドン発の記事です。
 英国で、ベトナム戦争に派遣された韓国兵によるベトナム女性暴行の責任追及の団体が発足したと伝えています。
 2 ベトナム戦争に派遣された韓国兵と韓国人軍属(民間企業社員=この時の「ベトナム特需」で韓国経済は一気に成長したと言われています)などによって暴行されたことで生まれた混血の子ども(ライダイハン)と女性が、その後に見捨てられ過酷な人生を送っていることを世界の人々、特に韓国民に知ってもらい、韓国には謝罪を求めることを目的にしているとのことです。
 3 さらに『産経』は第6面で、こうした動きについての韓国内の様子をソウル発の記事で、要領よく伝えています。
 4 それによると、韓国政府は公式の謝罪要求にこれまで応じていない一方で、日本に対する「従軍慰安婦」問題の責任追及団体の「挺対協」などが在韓ベトナム大使館前で「ベトナム政府とベトナム人民に韓国民として心から謝罪します」とのプラカードを掲げ、今月14日から謝罪デモを交代で続けているとのことです。
 5 この件で、「挺対協」代表は「日本のように戦時の被害者を否定してはいけない」と語り、この件は慰安婦問題と同様に「女性の人権という人類普遍の問題」と位置付けていることも、同記事は紹介しています。
 6 『産経』は、「日本の責任をしきりに言い立てる韓国側にも同様の問題があるではないか」と切り返す好材料と位置づけたかった(だから「歴史戦」のキャンペーンマークを付けた)けれども、「挺対協」に一歩先んじられてしまったようです。
 逆に「日本(産経)よこれまで通りでいいのか?」と、問いただされる立場になったと気づいていることが、ソウル発の記事から読みとれます。
 7 日本国内で「従軍慰安婦」問題などに取り組まれている皆さんは、すでにご存知のことかもしれませんが、新聞・TVでは初の報道と思われましたので、ご参考までにメールでお知らせする次第です。
 8 関連の情報をお持ちの方からさらに情報を頂ければ幸いです。

  以上 文責は高嶋です         拡散・転載は自由です

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