--------------------------------------------------------------------------------
2005年1月15日(土曜日) 国家
--------------------------------------------------------------------------------
競争、優劣、表彰の世界は、方向性が間違うとより残忍な非人間的行為に人を追いやっていく。人間の行為そのものが常に非人間的行為を内に含んでいるだけに陥穽はいとも簡単にやってくる。
優しさは残酷さの裏返しでもある。
人の人生における心の平衡は山の尾根を行くようなものであるから、眩暈を起こせば転落する。
大地に根差す生活は、自然の美しさと生長に支えられているだけに心の優しさを涵養する。
対して都会での生活は怪しげである。耕作、収穫という循環を持たない故に方向がいかようにも動揺しねじれる。
金、権力、地位、出世、差別、組織といった方向性は人をしてより残酷な行為に走らせる要因となる。
木を植える、木を育てる、海を豊かにする、魚をとる、といった自然とのつながりの中でこそ人間そのものが豊かになっていく。
都会の生活の一部は人間を崩壊させる要素を多分に含んでいる。恐ろしいことである。
国家という観念、組織も一歩方向性を間違うととんでもない残虐行為に人々を巻き込んでいく。
その中でも、わが民族こそ優秀なりという思い、他国民を差別する心はもっとも悪魔的思念である。
--------------------------------------------------------------------------------
2005年1月14日(金曜日) 阿漕
--------------------------------------------------------------------------------
市場原理、規制緩和の大合唱はアメリカ企業の日本市場への乱入の歌である。資本は国を超えて跳梁する。日本の資本家もアメリカのそれと結託して暗躍する。戦後政治がアメリカの支配下にあったのは、単に占領下に留まらない。
4.28が、何故に「独立記念日」として祝われないのか。
戦後、自民党領袖はアメリカ詣でを繰り返した。最大の目的は、秘密資金の受領である。そのことが暴露された日、東京では地下鉄にサリンが撒かれた。
世はサリン一色、アメリカによる自民党丸ごと買収事件はすっ飛んでしまった。あまりにも奇妙な偶然であった。
独立独歩の気概をささやかに示した田中角栄は、見事アメリカの情報によって塀の内に落とされた。日本の銀行をアメリカ資本に叩き売った竹中には、いつでもアメリカの大学教授の職が用意されている。売国奴とはこのことか。
今、アメリカ資本は日本の医療分野を狙っている。かって血友病の非加熱製剤を素晴らしい薬として騙し売って在庫を一掃した連中である。それに進んで手を貸した日本政府、官僚である。
行き着く果ては「株式会社・病院」によるあこぎな犯罪の横行であろう。
--------------------------------------------------------------------------------
2005年1月13日(木曜日) 崩壊
--------------------------------------------------------------------------------
現代の行動の理念は何であろうか。お粗末な頭でしばし考えてみる。
平和を守れ、民主主義を守れ、憲法を守れという理念はあらためて検証する必要がある。それなりの平和、民主主義、そして新憲法の下での半世紀であった。
結果、我々は何を得たのか。公害、薬害、過労死、事故死、自殺、引きこもり、サラ金地獄、失業・・・あげれば切りがない。気分が悪くなるだけだ。
そのどれにも出会わなかった人にとってはまことに良き半世紀であったであろう。「いつの時代であっても人生は苛酷なのだ。ましな半世紀だ」、という反論が聞こえてくる。
都会の駅にはエスカレーターが沢山あって、立派な役所が林立している。首都で起訴されれば、多くは都心の霞ヶ関の立派なビルの法廷に行ける。新宿だって大きなビルがいっぱいある。すごいホテルも沢山ある。それが結局なんだったのであろう。
自然を徹底して破壊してしまった。貧富の差は拡大している。若者にも職がない。革命を叫んだ連中も転向したか閉塞している。
経済システムの革命的変革のプログラムを出さないと、社会は崩壊していくのではなかろうか。
2005年1月15日(土曜日) 国家
--------------------------------------------------------------------------------
競争、優劣、表彰の世界は、方向性が間違うとより残忍な非人間的行為に人を追いやっていく。人間の行為そのものが常に非人間的行為を内に含んでいるだけに陥穽はいとも簡単にやってくる。
優しさは残酷さの裏返しでもある。
人の人生における心の平衡は山の尾根を行くようなものであるから、眩暈を起こせば転落する。
大地に根差す生活は、自然の美しさと生長に支えられているだけに心の優しさを涵養する。
対して都会での生活は怪しげである。耕作、収穫という循環を持たない故に方向がいかようにも動揺しねじれる。
金、権力、地位、出世、差別、組織といった方向性は人をしてより残酷な行為に走らせる要因となる。
木を植える、木を育てる、海を豊かにする、魚をとる、といった自然とのつながりの中でこそ人間そのものが豊かになっていく。
都会の生活の一部は人間を崩壊させる要素を多分に含んでいる。恐ろしいことである。
国家という観念、組織も一歩方向性を間違うととんでもない残虐行為に人々を巻き込んでいく。
その中でも、わが民族こそ優秀なりという思い、他国民を差別する心はもっとも悪魔的思念である。
--------------------------------------------------------------------------------
2005年1月14日(金曜日) 阿漕
--------------------------------------------------------------------------------
市場原理、規制緩和の大合唱はアメリカ企業の日本市場への乱入の歌である。資本は国を超えて跳梁する。日本の資本家もアメリカのそれと結託して暗躍する。戦後政治がアメリカの支配下にあったのは、単に占領下に留まらない。
4.28が、何故に「独立記念日」として祝われないのか。
戦後、自民党領袖はアメリカ詣でを繰り返した。最大の目的は、秘密資金の受領である。そのことが暴露された日、東京では地下鉄にサリンが撒かれた。
世はサリン一色、アメリカによる自民党丸ごと買収事件はすっ飛んでしまった。あまりにも奇妙な偶然であった。
独立独歩の気概をささやかに示した田中角栄は、見事アメリカの情報によって塀の内に落とされた。日本の銀行をアメリカ資本に叩き売った竹中には、いつでもアメリカの大学教授の職が用意されている。売国奴とはこのことか。
今、アメリカ資本は日本の医療分野を狙っている。かって血友病の非加熱製剤を素晴らしい薬として騙し売って在庫を一掃した連中である。それに進んで手を貸した日本政府、官僚である。
行き着く果ては「株式会社・病院」によるあこぎな犯罪の横行であろう。
--------------------------------------------------------------------------------
2005年1月13日(木曜日) 崩壊
--------------------------------------------------------------------------------
現代の行動の理念は何であろうか。お粗末な頭でしばし考えてみる。
平和を守れ、民主主義を守れ、憲法を守れという理念はあらためて検証する必要がある。それなりの平和、民主主義、そして新憲法の下での半世紀であった。
結果、我々は何を得たのか。公害、薬害、過労死、事故死、自殺、引きこもり、サラ金地獄、失業・・・あげれば切りがない。気分が悪くなるだけだ。
そのどれにも出会わなかった人にとってはまことに良き半世紀であったであろう。「いつの時代であっても人生は苛酷なのだ。ましな半世紀だ」、という反論が聞こえてくる。
都会の駅にはエスカレーターが沢山あって、立派な役所が林立している。首都で起訴されれば、多くは都心の霞ヶ関の立派なビルの法廷に行ける。新宿だって大きなビルがいっぱいある。すごいホテルも沢山ある。それが結局なんだったのであろう。
自然を徹底して破壊してしまった。貧富の差は拡大している。若者にも職がない。革命を叫んだ連中も転向したか閉塞している。
経済システムの革命的変革のプログラムを出さないと、社会は崩壊していくのではなかろうか。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます