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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

子防訴訟をひきつぐ会 第13回学習討論集会のお知らせ

2022年02月22日 | 日の丸・君が代関連ニュース
  《「いまこそ」から》
 ◆ 教員の超勤問題を考える
   ~予防訴訟をひきつぐ会第13回学習討論集会へのお誘い


 日時 3月5日(土)13時30分~
 場所 文京区民センター 2A会議室
 テーマ 「埼玉超勤裁判から教員の超勤問題を考える」
 講演 高橋 哲(埼玉大学准教授、教育法学、教育行政学、教育制度論)

 2020年3月に予定していた学習討論集会はコロナの大流行により中止となりました。テーマは「教員の働き方改革と“変形労働時間制”条例化阻止について」でした。時あたかも安倍政権の末期、「過労死」問題を逆手に取って、かねてからの懸案でもあり、彼らの言う“岩盤規制”の最後の砦である労働法制の改悪をねらってきました。
 わけても、労働基準法の一番の要である《八時間労働》制を限りなく空文化しようというのがねらいでした。
 つまり資本家側が「好きな時に、好きなだけ」働かせる制度にしようというのです。いろいろともっともらしいことを言っていますが、要はそれなのです。
 教員の場合、《八時間労働》制は長らくあって無きが如きものでした。実質的な労働時間は自由自在に延長されました。「好きな時に、好きなだけ」働いている(働かされている)のが実情でした。少し違うのが、「自主的に」働いているように見える点でした。
 “変形労働時間制”は、そのような教員労働の実態を改善しようとするものでは少しもなく、「働き過ぎ」を“無い”ことにする制度「改革」です。
 《八時間労働》制は、組合が機能していた時にはまだしもバックボーンとして機能していました。しかし組合が弱体化してしまった現在、労働時間は青天井です。どうしたらよいのでしょうか。教員労働の在り方について根本的に考えるべき時期だと思います。
 予防訴訟をひきつぐ会は、第11回の企画を継いで、埼玉県の現職の教職員による「超勤訴訟」に対して、原告側の立場から意見書を出した埼玉大学准教授の高橋哲さんを迎えて、講演会を柱とした第13回学習討論集会を下記の予定で開催します。ふるってご参加ください。とくに現職の方々の参加を切に望みます。(青木)
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