パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

6/23東京電力株主総会前段行動の報告

2017年06月27日 | フクシマ原発震災
  原発は時代遅れだ、原発で東電経営もメルトダウン
  柏崎刈羽原発再稼働反対、被害者を救え、住宅を奪うな
 ▼ 6/23東京電力株主総会前段行動の報告 (たんぽぽ舎)
   「在特会系」の原発賛成に抗して東電株主に「原発やめよう」のアピール
渡辺秀之(たんぽぽ舎ボランティア)


 6月23日(金)に、国立代々木競技場(第一体育館)で開催された東京電力HD株主総会の前段アピール行動の報告をします。
   詳しい様子は、新HP http://www.tanpoposya.com/
   サブメニュー「東電本店合同抗議」でご覧ください。

 ◎「東電本店合同抗議」は、福島第一原発事故・大惨事をおこした東京電力本店に対し、毎月1回、責任を追及する抗議行動を、5年余で45回おこないました。
 福島の放射線被害者や避難者も『東京電力は責任をとれ』と闘っています。

 私たち「東電本店合同抗議」は、東京電力本店に対する様々な形の抗議行動が必要と考えます。
 今年は、初めて東京電力株主総会への前段アピール行動(ポスターや看板などを掲げる行動)をやることに決めました(「東電本店合同抗議」打ち合わせ会議)。
 これは、「脱原発・東電株主運動」からの以下(※)の“協力要請”に応えるものでもあります。
 ◎6月23日(金)、澄みきった青空のもと、国立代々木競技場(第一体育館)には、東電社員、警備会社員、警察関係者が緊張した様子で待機している中、東京電力の定時株主総会に参加する株主らが続々と集まってきました。
 体育館に向かい右手側で「決めよう!原発全基廃炉//新生東電を株主の力で」と横断幕を掲げるのは、「脱原発・東電株主運動」の関係者たちです。
 更に、3人の外国人が白い防護服で「Nuclear=Financial/Meltdown」(原発で経営もメルトダウン)とアピールしています。
 続々と入場する株主に対して、約1時間、「今総会の見どころは?」チラシ配布や、肉声での脱原発アピールが行われました。
 アピール開始時は、脱原発・東電株主運動グループは30人位であったが、終了時の10時頃には約70人と増えていました。私たちの横断まく7枚、ノボリ旗4本もズラリとならびました。
 それと対峙するように、体育館に向かい左手側からは別のアピールが聞こえます。
 約15人のグループが、「東電の株価を上げるため、原発を再稼働しよう」、「電車にも乗るな!暑い夏でもクーラーを使うな!」。手には「原発を再稼働すれば、電気代が安くなる」「放射線の正しい知識を知りましょう」と書かれたプラカードや日の丸の小旗が握られています。
 初めての東電株主総会でのアピールであったが、特に混乱もなく、約1時間の前段アピール行動を終え、たんぽぽ舎関係者約35人でまとめの集会を行い、これからも東京電力への責任追及の声を挙げていくことを確認しました。
 (※)「脱原発・東電株主運動」からの「協力要請」―――――――
 私たち「脱原発・東電株主運動」は、1990年から27年間、東電株主総会で毎年、脱原発を中心とした株主提案をしている団体です。
 東電株主総会では2年前から、再稼働を勧める株主提案が登場し、昨年は会場前に約40人の原発再稼働推進グループが『再稼働推進』のプラカードを掲げ、豪華な放射能安全パンフレットを株主に配布しました。
 株主運動を始めた頃は多くの株主・市民に応援していただき、特に3.11直後はたくさんの株主も参加しましたが、最近は激減しました。
 今年も再稼働推進圧力に負けず、一般株主にアピールしたいと思っています。
 東電株主総会に出席する「脱原発・東電株主運動」を応援して下さい。

 ※次回の「東電本店合同抗議」は、
  7月5日(水)18時30分より19時45分です。
  前段に、関西電力東京支社抗議行動が
  17時30分より18時15分まで富国生命ビル前でおこなわれます。


 ※参考記事

 ▼ 東電新計画「実現できない」 退任の会長「でも挑戦を」
   株主総会 批判の声

 東京電力ホールディングス(HD)は23日、東京都内で株主総会を開いた。議長を務めた数土(すど)文夫会長は、5月にまとめたばかりの東電の新しい経営計画の実現可能性を問われて「できない」と答えた
 総会後の会長退任が決まっていた数土氏が本音を漏らした格好だが、株主からは「実現可能な経営方針を示してほしい」と批判の声があがった。
 総会では、広瀬直己(なおみ)社長が、福島第一原発の事故処理費用を約22兆円に倍増させた昨年末の政府試算を報告。東電と政府は資金を捻出するため5月に新しい経営計画をまとめたが、柏崎刈羽原発(新潟県)の再稼働など柱とする施策に実現のめどがなく、株主から「信用できない」と疑問視する意見があがった。
    (中略)
 閉会後、東京都中野区の株主・木村結(ゆい)さん(64)は「東電の経営陣は、株主の疑問に正面から答えていなかった」と語った。
  (6月24日東京新聞朝刊3面より抜粋)
・・・詳しくはこちらを
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201706/CK2017062402000142.html
たんぽぽ舎です。【TMM:No3110】2017年6月24日(土)地震と原発事故情報

コメント    この記事についてブログを書く
« オリンピック反対派による小... | トップ | 根津公子の都教委傍聴記(201... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

フクシマ原発震災」カテゴリの最新記事