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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

消費支出5カ月連続マイナス、激増するエンゲル係数

2016年09月04日 | 格差社会
  =アベノミクスの失敗を客観データで証明する総務省「家計調査」=
 ◆ 落ち込み続ける消費支出と激増するエンゲル係数、
   3年7カ月に渡って家計を破壊
(editor)


 総務省が7月の「家計調査」を発表しました。

 ※ 消費支出 7月0.5%減 5カ月連続のマイナス
   毎日新聞 2016年8月30日
 総務省が30日発表した7月の2人以上世帯の家計調査によると、1世帯当たりの消費支出は27万8067円で、物価変動を除いた実質で前年同月比0.5%減だった。マイナスは5カ月連続。自動車購入や衣料品などの不振が要因。
 支出の内訳では、「交通・通信」が8.5%減。「被服および履物」が7.0%減だった。
 自営業などを除いたサラリーマン世帯の消費支出は実質3.5%減の30万2422円で、3カ月連続の減少。実収入は1.8%減の57万4227円で2カ月ぶりの減少だった。(共同)
 この総務省「家計調査」から、「消費支出」と、家計の支出に占める食費の割合を示し、高くなるほど生活は苦しいと言われる「エンゲル係数」の各年7月時点でグラフをつくってみたのが上です。
 下のグラフは、「二人以上の世帯」です。
 (略)
 下のグラフは、「二人以上の勤労者世帯」です。勤労者とは自営業者を除く労働者のことです。
 (略)
 「家計調査」の「消費水準指数」でグラフをつくっても同様の結果です。

 2012年12月26日に発足した安倍政権。もうアベノミクスは3年7カ月になるわけですが、家計の消費支出は減り続け、削ることができない食費の割合=エンゲル係数が激増しているのです。
 安倍首相は相変わらず、「アベノミクスは道半ば」などと言っていますが、もうすでに3年7カ月も経過しているのですから、この総務省の「家計調査」のデータだけでもアベノミクスの失敗は明らかです。
『editor | 月刊誌「KOKKO」編集者・井上伸のブログ』(2016年8月30日)
http://editor.fem.jp/blog/?p=2751
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