大学では講義と実験の他にチュートリアルという担当時間があります、直訳すると個別指導。 実際に何をやっているかというと、講師によってバラバラで、問題を解かせたり、自習させたり、全然何もやら無い、など自由裁量に任されているようです。
そこで私はいろいろ考えた挙句、テーマを与えてグループでプレゼンテーションをやらせる事にしました。 担当しているクラスは電子工学の3年生で21名なのですが、それを5名・6名の4グループに分け発表者を持ち回りにしてテーマを与えて、20分の持ち時間で2週間ごとに発表してもらう。 ちなみに準備が出来てない場合は5分以上ブータンダンスをみんなの前で披露するというペナルティー付きです。
昨日その第一回目の発表をしてもらいました。 テーマはインターネットとソーラーセル(太陽電池)。 たぶん、まともに準備できていないだろうという此方の推量に反して準備万端、非常に立派にこなしてくれました。 アッパレ、ブータン工科大学生。 おまけに、立派なサマリーレポートまで提出してくれて大したものです。 ただ、今回の内容は最初とあって簡単なものでしたが徐々に難しいテーマに移っていく予定です。
次回のテーマはシュレジンガーの猫と電子二重スリット、その後は量子もつれとか... 彼等を徐々に量子の迷宮に引き込んで無知の知、を思いっきり味わって頂くつもりです。