徒然なるまゝによしなしごとを書きつくる

旧タイトル めざせ、ブータン

立憲民主党 枝野新党立ち上げ

2017年10月03日 | 政治

民進党左派の枝野幸男が新党を立ち上げた。枝野といえばあの3.11危機の時、刻々と悪化する原発の状況が厳しい中でもパニックにならずに冷静に国民に伝え続けた姿が印象的だ。(不眠不休で対応した枝野氏に再び”枝野寝ろ”のツイート:https://www.j-cast.com/2017/10/03310161.html?p=all )

昨日の立ち上げ会見も、訥々ながら彼の政治信念を感じさせる立派な会見だった。一方の小池百合子は護憲派を排除するとか細野・若狭をリセットだとか、まさに女王様気分の高ビーな態度で何だかみんなを嫌な気分にしてくれた。えらい違いだなw

僕は日本のリベラルはそんなに底の浅いものだとは思っていない。福沢諭吉は ”天は人の上に人を作らず、人の下に人を作らず” と明治初頭に看過した。日本リベラリズムの原点だ。これは決して敗戦後のアメリカ文化の輸入なんかじゃないんだな。

自民党も小池新党も安保法制と9条改憲では同じ穴の狢(むじな)民進党右派の馬鹿どもは当選欲しさにノコノコ小池の股くぐりをしたが有権者を舐めるなよ、と言いたいね。

さあ、枝野新党がどこまで党勢を拡大し、小池新党がどうなるかを見守ることにしよう。それが日本の民主主義の成熟度を示すことになる。

ついでに言うが、自民党支持者ってのは政治信念というより利害関係者だと思っている。農業利権だとか公共事業のばらまき対象だね。ただ、良くわからないのが最近の若い連中に自民支持者が多いってこと... 奴らはいったい何を考えているんだろうか? 奴隷が主人を奉るというのも奇怪な話だ。

ちなみに、福沢諭吉の ”学問のすすめ” という本はWikiによると、

文体は平易ながら、明治維新の動乱を経て新しく開けた新時代への希望と、国家の独立と発展を担う責任を自覚する明治初期の知識人の気概に満ち、当時の日本国民に広く受容された。おそらく近代の啓発書で最も著名で、最も売れた書籍である。最終的には300万部以上売れたとされ[1]、当時の日本の人口が3000万人程であったから実に全国民の10人に1人が買った計算になる。

明治の日本人はリベラリズムという自由を求めていたんだな。僕は今でも日本の有権者の自由・権利への意思を信じるな 枝野ガンバレ