水槽の自作LEDランプは絶好調なのですが、強制空冷のためファンのノイズが気になる。比較的小さな音なのですが切ると後の静寂感が強くてどうにも我慢できなくなってきた。
そこで考えたのが煙突式自然空冷
80cmくらいの煙突を立てて上昇気流を使って半強制空冷にしてやろうという魂胆です。ただ、この方式では外気温が高いとLEDランプの温度が上がりすぎて寿命を縮めることにもなりかねないので、一定温度を超えるとファンを回して強制空冷するというバックアップを取りました。
温調は例の如くアマゾンで中華品を輸入。送料込みで207円\(^o^)/ 煙突素材は百均で買ってきたアルミ箔付き断熱マットです。
周辺気温23.4℃で冷却ヒートシンクは48.9℃でまあまあかな。煙突先端部の気温は34.9℃でした。今は50℃を超えるとファンが回る設定にしています。線香の煙で気流確認をするとかなりの勢いでヒートシンクに空気が吸い込まれています。煙突(チムニー)が無いと60℃位まで昇温していたので効果はあるようです。静かで超快適! ただし、家内は何ですかこれって言ってますがねw
追記
煙突から放出される熱量を計算してみました。
実条件:煙突高0.8m、煙突直径8cm、煙突内温度34℃、外気温20℃
この場合の上昇流量Q(m3/s)
Q=0.7xAx√(2ghx(Ti-To)/Ti)=0.003 m3/s=3L/s (Tは絶対温度)
放出熱量 W=1130x(Ti-To)x0.003=47.5 J/s = 47.5W
LEDの消費電力が65Wで発光効率10%として発熱量は58.5Wだから、発熱量の81%が煙突から放出されている計算になる。